TourBox Eliteのレビュー!Premiere Proでカット編集も爆速。動画クリエイターにもおすすめ

TourBox Elite

クリエイター向けコントローラーの最新モデル「TourBox Elite」が気になっていたんですが、ご縁ありひと足お先に試す機会を頂きました!実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします!

色んなソフトに対応しているんですが、今回は普段よく使うPremiere Proでガッツリ使ってみたいと思います!

※正規販売版のパッケージデザインはレビューサンプル版とは異なることがあります。正規販売版のパッケージデザインは「TourBox Elite パッケージデザインイラストコンテスト」の受賞作品になるとのことです!(日本限定版)

メリット・良かった点

  • 片手操作に最適なサイズ感
  • 操作しやすいボタン配置
  • 完全日本語対応のソフトウェア

デメリット・注意点

  • なかなかのお値段
  • けっこうズッシリと重い
  • ワイヤレスは電池が必要

TourBox Eliteってどんな製品?

TourBox Elite

TourBox Eliteは動画・写真・イラストなどの製作作業で役立つ、「クリエイター向けコントローラー」。人気が高いことからシリーズも重ねている訳ですが、TourBox Eliteはその最新モデル。

クラウドファンディングサイトで目標額100万円に対し支援を募ったところプロジェクトスタート直後に目標額を突破。記事執筆時点では6,000万円を超える支援が集まるなどその人気っぷりが伺えます。

TourBox Eliteは有線または無線でパソコンに接続OK。Premiere Proをはじめ様々なソフトのプリセットが用意されているだけでなく、各ボタンやダイヤルの割当をカスタマイズすることも出来ちゃいます。

ちなみにTourBox Eliteを制御するソフトウェアは日本語にも対応してるんで、日本のクリエイターさんもめちゃくちゃ扱いやすいはず!

【付属品】オール・イン・ワンパッケージ

▼サンプルに同梱されていたのはオプション品を含め以下の通り↓

TourBox Elite

  • 本体
  • 有線接続用のUSB-Cケーブル(オプション)
  • ワイヤレス接続用の乾電池
  • マニュアル
  • 持ち運びポーチ

オプションのUSB-Cケーブルは約1.5Mと長いのでデスク下に置いてるPCとの接続も楽ちん。ポーチは付属品以外にオプションでキャリーケースも出てますよ!結構良いお値段のデバイスだから買っとこうかな〜。

▼支援ページからキャリーケースやUSB-Cケーブルを手に入れることができます!↓

【デザイン】目視せずとも操作できるボタン配置が絶妙

TourBox Eliteは複雑なショートカット等をパパっと行えるコントローラーで、サクッと操作できるよう絶妙なボタン配置が魅力。

▼ダイヤルやボタンはこれだけ備わってるんですが・・・↓

▼サイズはこんなもん。↓

TourBox Elite

▼手の小さな僕でも片手でスイスイと操作できる配置は、「よく煮詰められているな〜」と、関心しちゃいます。↓

TourBox Elite

▼重量は電池無しだと378g(電池入れると431g)で割とずっしり。片手で操作していてもコントローラーがズレず安定して入力ができるのが良かった!↓

【ソフトウェア】日本語対応で初心者でも設定しやすい

TourBox Eliteは、「TourBox Console」を利用するんですが、日本語にバッチリ対応しているのでめちゃくちゃ扱いやすい!

▼ボタンの各種名称から機能まで全部日本語。これは初心者でもめっちゃ使いやすいはず。↓

TourBox Elite

TourBox Consoleでは主に

  • 各ソフトウェアのプリセット設定
  • 各ボタンの機能割当設定
  • マクロ設定

などなどを行えるようになってます。

機能割当設定では「タグ」で機能が管理されていて、設定したい内容をリストから選んで設定できるんですが、膨大な機能割当ができるんでタグ検索機能を使って目当ての機能を簡単に探せるようになってます。大体の機能は機能割当でいけるはず。

まあ、タグ機能といってもそれすらもプリセット。例えばPremiere Proのキー設定で操作しやすいようにいじってるなら、その割当キーをTourBox Eliteのボタンの機能割当で設定してやればOK。

さらに複雑な操作は「マクロ設定」で登録することで、一連の動作をワンボタンで発動することも出来ちゃいます。

めちゃくちゃ柔軟に設定できるんで、「TourBox Console」を制するものがTourBox Eliteを制すると言っても過言ではないかも。

【使い勝手】Premiere Proカット編集が爆速です

僕は色んなソフトウェアを使ってるんですが、その中でも割と操作が面倒なのがPremiere Pro。動画編集ではカットと不要な部分の削除が作業の大部分を占めるんですが面倒くさいんですよね〜。

もちろん、既にキーボードのショートカットなんかを駆使して、ワンクリックでカット→カットした部分から左または右の映像を削除みたいな感じで効率化はしてるんですが、TourBox Eliteの快適性はさらにその上をゆく感じ。

▼とりあえず、このダイヤルが神。↓

TourBox Elite

これまでは大幅な編集点移動にマウス、細かい編集点の移動はキーボードでやってたんですよ。大きな動き、小さな動きを入力を切り替えてって感じ。

それがこのダイヤル、ガーッと回せば大幅な編集点の移動、ゆっくり回せば細かい編集点の移動が出来ちゃうんですよね。もうこれだけで超快適。

▼電源を入れるとノッチのフィードバックがあるので、これくらい回せばこのくらい動くといった「感覚的入力」も把握しやすいのがGood。↓

さらに十字キーの左右に、左を押せばカットした左部分を削除、右を押せばカットした右部分を削除を割り当て。もうカット編集が爆速。人差し指でダイヤル、親指で十字キーってな感じで片手なのに恐ろしいほど編集が捗ります。

もちろん、さらにソフトウェアでの設定を煮詰めると、「え、そんな操作もいけちゃうの?」という事も出来るはず。そのあたりは実際に作業で使いながら煮詰めていこうかと。

とりあえず、ショートカット入力は爆速。特に、2点、3点入力が必要なショートカットがワンクリックで出来ちゃうのは恐ろしく快適。これTourBox EliteになれたらTourBox Eliteなしでは作業できなくなりそうで怖い(笑)

ケーブルレスで使えるのが良い。乾電池仕様は正解

TourBox Eliteは、「ワイヤレス接続」に対応しているのも大きな進化ポイント。特にMacBook系は上位モデルじゃないとUSB-Cの数も少ないですからね〜。ワイヤレスで使えるのは人によってはめっちゃ魅力的なポイントかと!

▼ワイヤレスで利用する場合に乾電池を利用することが分かり賛否両論。↓

TourBox Elite

僕としては乾電池仕様にしたのは「正解」かと。

理由もあって、バッテリーって劣化するんですよ。使えば使うほど劣化して駆動時間が短くなる。これスマホと同じ。

仕事なんかで毎日何時間もTourBox Eliteをワイヤレスで利用するならバッテリー仕様だったら酷使するはずだし、バッテリー切れたら結局有線で充電するわけでしょ。ワイヤレスで使いたいなら本末転倒よねー。

乾電池仕様はサクッと使えるし電池切れても即交換してすぐに使える。「仕事道具」としては乾電池仕様は個人的にはありがたかったポイントかなー。

TourBox Eliteの評価とまとめ

TourBox Elite

TourBox Eliteなんだけど、複雑なショートカットを既に使い倒しているユーザーほど大きな効果が得られるデバイスですね。たぶん使っちゃうとTourBox Eliteなしでは仕事できん!ってなるかも知れない類の製品(笑)

一方でシンプルなショートカットしか使わないよ〜って方は、是非、TourBox Eliteを手にして複数のショートカット入力を研究して効率化図ってみてください。ほんと、作業内容によっては半端なく時短できるはずですよ。

余談なんですが、実はTourBox Eliteの前モデルを購入検討していたんですよ。今回は試用のお話を頂いて二つ返事で請け負ったんですが、実際に使ってみてこれは個人的に買っても良いレベルに仕上がってるコントローラーでしたね〜。

普段から様々なツールで作業している方は作業効率化アップの為に是非検討してみて下さい。使いこなせばその恩恵はめちゃくちゃ大きいですよ。

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