Xperia X Performanceのバッテリー容量は海外モデルと「同じ」です。
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先日、Xperia X Performanceのau版が発表され、海外モデルよりもバッテリー容量が130mAh減っているという性能違いが話題となりました。
ガルマックスでも「au版Xperia X Performance、海外版よりも劣化してない?!」で日本独自機能を搭載するためにバッテリー容量を減らしてスペース確保したのじゃないかと書きましたが、どうやら「表記方法の違い」だったようです。
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Xperia X Performanceのバッテリー表記は国内と海外で違う。
この件について、すまほん!!さんがSony Mobileの広報に問い合わせたそうです。以下一部抜粋。
国際版も国内版も、物としては2700mAh。しかし国際版も国内版もフルの容量を全て使っているわけではなく、あくまで2570mAhまで充電できる仕様にしているとのこと。
海外版ではスペック表記、国内では実際に利用できる容量に基づいた表記
Xperia X Performanceの海外版(グローバルモデル)では2700mAhとスペックが公開されていますが、国内版も「性能上」は同様に2700mAh。
海外では「スペックそのもの」を公開していますが、国内版(auだけではなく、ドコモやソフトバンクも含む)では「実際に利用ができる容量」としてスペック表に記載してあるとのことです。
Xperia X Performanceはバッテリー寿命が2倍に向上。
Xperia X Performanceの特徴として、バッテリーの寿命が2倍に向上したと謳っています。
Sony Mobileでは、2700mAhのバッテリー容量に対して充電できる容量は2570mAhとし、その理由は「パフォーマンスを考慮した上で最適」としています。
ここからは憶測ですが、バッテリーは充電・放電を繰り返すと劣化するもので、購入時から月日が経つと使用時間が短くなります。
もしかすると、充電容量と消費時間を自動で計算して、バッテリーの劣化で利用時間が減少すると、充電できる上限の容量を自動で徐々に開放するのかもしれません。
この憶測が当たっていたら、なんだか子供だまし的な感じに受けて取れますね。
バッテリー容量が2570mAh。実際どうなの?!
バッテリーの持ちに左右される要素は3つ。OS・画面解像度、SoCです。
Xperia x PerformanceはOSがAndroid 6、画面解像度1920×1080、SoCがSnapdragon820です。
私が所有している最も近い構成の端末はNexus5xで、OSがAndroid 6、画面解像度1920×1080、SoCがSnapdragon808です。ちなみにバッテリー容量は2700mAh。
ほぼ、同じような構成ですがバッテリー持ちは良いとは言えません。
Xperia X PerformanceはSoCがSnapdragon820という最新モデルを搭載しており、省電力性能も向上していますが、2570mAhは物足りなさは否めません。
前モデルであるXperiaZ5はバッテリー容量が2900mAhでしたので、どちらも実際に利用できる容量と考えて、330mAhという一割強の容量ダウンは無視できない数値です。
ライトな利用方法であればその差は縮まりますが、ゲームなどのヘビーな利用方法ですと、Snapdragon820のパワフルさも相まってモリモリ電池が減る可能性は無きにしも非ず。
海外モデルとバッテリーは同じなのでひとまず安心しましょう。
某巨大掲示板でも、非常に話題となっていた問題でしたので、ひとまず海外版と同じバッテリーを搭載しているということでモヤモヤが晴れれば幸いです。
前モデルからバッテリー容量が大幅ダウンしていますが、相変わらず「2日持ちバッテリー」と謳っているので、省電力性能は高そうです。
ただし、良いことばかりは書きません。2日持ちとは、「バッテリーを消費しない使い方」での話。つまり、待機状態で2日と言うこと。
スマートフォンを手に持って様々なアプリやゲームを利用する場合は、SoCや画面の照明がモリモリとバッテリーを消費するので、バッテリー容量が少ない場合はダイレクトに利用時間の短さを感じ取れるでしょう。
私はXperia x Performanceを購入予定ですが、現時点でのバッテリー評価は、前モデルから一割強の容量低下はマイナスポイントと言わざるを得ません。
早くバッテリーの寿命ではなく、バッテリーの持ちが2倍にならないものですかね。