ZenFone3/Deluxe/Ultraのスペックと価格。一番小さなモデルでも5.5型で大きすぎる
台湾のASUSが手掛ける大人気SIMフリースマートフォンの最新モデル「ZenFone3シリーズ」が発表されました。
現時点で日本国内での発売は未定ですが、ZenFone、ZenFone2は日本市場で非常に好評であったため、ZenFone3シリーズの一部は国内での登場が期待できそうです。
ですが、3モデル発表された中で一番サイズの小さなモデルで5.5型となっており、iPhone6sPlusと同じ画面サイズです。
とりあえず現時点で判明しているスペックをどうぞ。
追記:ZenFone3の日本向け端末で、3Gと4Gの同時待ち受け(デュアルスタンバイ)を確認出来たそうで、大手キャリアの24時間かけ放題と格安SIMのデータ通信SIMを一台の端末で同時利用が実現するそうで話題を呼んでいます。
【関連】ZenFone3で一番驚くべきことは「3G/4G同時待ち受け」に対応した端末ということ。
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ZenFone3/ZenFone3 Deluxe/ZenFone3 Ultraの性能。
発表された機種は3種となっており、性能はモデル別にバラバラです。
項目 | ZenFone3 | ZenFone3 Deluxe | ZenFone3 Ultra |
---|---|---|---|
OS | Android6.0 | Android6.0 | Android6.0 |
SoC | Snapdragon625 (2.0Ghz) | Snapdragon820 (2.15Ghz) | Snapdragon652 (1.8Ghz) |
メモリ | 3GB 4GB | 6GB | 3GB 4GB |
保存容量 | 8GB 32GB 64GB | 64GB 128GB 256GB | 32GB 64GB 128GB |
液晶 | 5.5型フルHD (1920x1080) IPS | 5.7型フルHD (1920x1080) 有機EL | 6.8型フルHD (1920x1080) IPS |
カメラ | 背面カメラ:1600万画素 前面カメラ:800万画素 SONYセンサー | 背面カメラ:2300万画素 前面カメラ:800万画素 SONYセンサー | 背面カメラ:2300万画素 前面カメラ:800万画素 SONYセンサー |
対応バンド | |||
バッテリー | 3000mAh USB3.0 type-C Quick Charg3 3.0対応 | 3000mAh USB2.0 type-C | 4100mAh USB2.0 type-C Quick Charg3 3.0対応 |
サイズ | 152.59 x 77.38 x 7.69 155g | 156.4 x 77.4 x 4.2 ~ 7.5 170g | 186.4 x 93.9 x 6.8 233g |
カラー | ゴールド ブラック ホワイト | ゴールド シルバー グレー | グレイ シルバー ピンク |
指紋認証 | ○ | ○ | ○ |
ZenFone3のスペックと価格。
ZenFone3はミドルハイエンドシリーズのSIMフリースマートフォン。価格は249ドル~(執筆時のレートで約27,680円)となっています。
最も安いモデルでありながら、SoCにはSnapdragon625(2.0Ghz×8コア)、最新のAndroid6.0、メモリは3GB(4GBモデルあり)、保存容量は8GB/64GB/32GB、指紋認証機能、メイン1,600万画素/イン800万画素のカメラ(SONYセンサー)というコストパフォーマンスの良いモデル。
対応バンドは日本国内で利用できるバンドにしっかり対応しているので、国内販売が最も濃厚なモデルです。
ZenFone3 Deluxeのスペックと価格。
ZenFone3シリーズの最上級モデルのハイスペックモデルで価格は499ドル~(執筆時レートで約55,473円)。
ZenFone3 Deluxeのスペックは、SoCにSnapdragon最上級モデル820(2.15Ghz)、最新のAndroid6.0、メモリは6GB、保存容量は64GB/128GB/256GB、指紋認証機能、メイン2,300万画素のカメラを搭載したモンスタースペックとなっています。
カメラはSONYセンサーで、0.03秒AFなど性能的に10万円超えモデルと同等クラスで、メモリに至っては確実に持て余すであろう6GBを搭載。
電波バンド等の詳細は現時点で不明ですが、詳細が分かり次第追記します。
ZenFone3 Ultraのスペックと価格。
ZenFone3 Ultraはミドルハイスペックモデルの大型スマートフォン。画面はZenFone3シリーズ最大の6.7型を搭載しており、価格は479ドル~(執筆時レートで約53,260円)。
スペックはSoCにSnapdragon652(1.8Ghz)、最新のAndroid6.0、メモリは3GB(4GBモデルあり)、保存容量は32GB/64GB/128GB、指紋認証機能、メイン2,300万画素のカメラ(SONYセンサー)を搭載したモデル。
本体が大きいので4,100mAhの大容量バッテリーを搭載しています。また、他のZenFone3シリーズでは背面に指紋認証ユニットが搭載されていますが、ZenFone3 Ultraではホームボタンと一体型の指紋認証ユニットとなるそうです。
こちらも対応バンドは現時点で不明ですが、詳細が分かり次第追記します。
ZenFone3シリーズ、性能的には魅力的ですが大きすぎ。
3モデルそれぞれ特徴があり非常に魅力的ですが、ZenFone3シリーズは最も小さいサイズで5.5型という大きさ。
日本国内で恐らくZenFone3は発売するかと思いますが、5.5型は人を選ぶサイズであることは間違いありません。
iPhone6sPlusと同じ画面サイズですので、サイズ感を知りたい方はドコモやau、ソフトバンクでiPhone6sPlusを触ってみましょう。
最も性能の高いZenFone3 Deluxeのサイズが5.7型。コストパフォーマンスもよく人気が出そうな端末ですが、やはり「携帯」することを考えると大きすぎることは否めません。
それにしてもスマートフォンの大型化は何処まで進むのでしょうか。
それでは続報が入り次第お伝えしますね。
【公式】ZenFone3
【公式】ZenFone3 Deluxe
【公式】ZenFone3 Ultra