Motorolaの新型スマホ、Edge 30 Ultraが開発中?

Lenovoの子会社であるモトローラは、2021〜22年に向けてEdge 30 Ultraを開発中との情報が出ています。詳細は以下よりどうぞ。

次期フラグシップSoCが搭載されたハイエンドスマホになる予定?

海外メディアのTechnikNewsは、モトローラ社内の計画に詳しい匿名の情報提供者から、Edge 30 Ultraの技術データを入手したとのことで情報を投稿しています。

SoCには、Qualcommの次期フラッグシップSoCが採用される予定で、QualcommではSM8450として開発が進められており、コードネームは「taro」となっているとのこと。

なお、SM8450はSnapdragon 888の後継ではないかと噂されているので、名実ともにフラグシップSoCと言えるSoCでしょう。

Edge 30 Ultraのディスプレイは6.67インチの有機ELで、解像度はフルHD+、最大リフレッシュレートは144Hz駆動、HDR 10+対応とのことです。ディスプレイも高い水準のようですね。

また、メモリはLPDDR5 RAMの8GBと12GBの2種類が用意されており、ストレージは128または256GBのUFS 3.1のものを搭載しています。ただし、ストレージの拡張は不可とのことです。

Edge 30 Ultraのカメラは、背面がトリプルカメラ、フロントはシングルのカメラで構成されているとのこと。

内訳としては、広角は5,000万画素で、OISによる手ぶれ補正に対応しています。広角カメラのセンサーはOmniVision製のOV50Aで、HUAWEIのP50シリーズに採用されているものと同じだそうです。

超広角も5,000万画素で、サムスンの新型イメージセンサー(JN1)を採用しているとあります。

深度情報用のセンサーは、2021年7月に登場したMotorola Defy(2021)に採用されていた200万画素のもので、イメージセンサーはOmniVisionのOV02B1Bとのことです。

また、モトローラはフロントカメラを特に重視しているとのことで、パンチホール方式のフロントカメラは自撮りや4K動画の撮影に最適な6,000万画素カメラを搭載しているとのことです。

Edge 30 Ultraのバッテリーは5000mAhで、充電は68W(USB3.1 Gen1経由)の超急速充電に対応。同社は、15分では50%、35分で100%まで充電可能な充電能力を謳っています。

ただ、ワイヤレス充電や逆充電(リバースチャージ)はできないとのことです。できればワイヤレス充電くらいは欲しかったところですね。

Edge 30 Ultraはガラスとプラスチックを組み合わせた筐体になるとのことで、欧州ではGoogleアシスタントボタンが搭載されますが、イヤホンジャックは無いとのことです。

防塵・防水には対応していますが、規格はIP52。このくらいでは防滴程度ですので、防水性能はオマケ程度で捉えておいた方がいいでしょう。

Edge 30 Ultraはステレオスピーカーを搭載しており、通話用のマイクが3つ、カメラのオーディオズーム用のマイクを背面に1つの合計4つを搭載しているとのことです。

また、通信面ではWi-Fi 6、5G(Sub 6)、Bluetooth 5.2に対応しているとあります。ミリ波までは対応していないようですが、この辺はコストとの兼ね合いでしょうか。

OSにはAndroid 12がプリインストールされているとのこと。しっかり最新OSですね!

リーク情報を元にした360度レンダリングも出回っている!

91mobilesでは、端末スペックの話だけでなく筐体デザインを含めた情報が、OnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏の協力を得た上で、鮮明な5Kレンダリング画像、360度動画、および仕様が独占的に公開されています。

Steve Hemmerstoffer氏によると、Motorola Edge 30 Ultraのサイズは163.1×76.5×8.8mmで、厚みは背面カメラの出っ張りを含めると10mmとのことです。

背面のデザインは個人的にXiaomi Mi 10やHUAWEI nova 8のようなカメラ部分が強調されたデザインに仕上がっているようです。背面の左右が湾曲しているのも持ちやすさに貢献してそうで好印象です。

背面の中央部にはMotorolaスマホのデザイン上でのアイデンティティである特有のくぼみが設けられているようで、一目でmotorolaスマホだと分かるようなデザインに仕上がっているようです。

12月に中国でリネームモデルがリリースされるかも?

Edge 30 Ultraはモトローラ社内では「Rogue」、外部企業向けには「HiPhi」と呼ばれているようで、モデルナンバーはXT-2201で管理されているとのこと。

リリースはまず最初にという名称で12月に中国でお披露目後に1月にEdge 30シリーズのグローバルリリースが行われる予定とあります。また、中国でのリリース時にはMotorola Edge Xという名称で出すだろうとも記されています。

中国ではAndroid 13へのOSアップデートが行われ、海外ではいつも通り2回のOSアップデートをサポートする予定とあります。

付属品には68Wの充電器が付いてくる予定ですが、価格はまだ決まっておらず、イメージ画像も無いとのことです。

Edge 30 Ultraですが、TechnikNewsが公開しているパーツ構成を見るにバリバリのハイエンド帯に位置するスマホのようです。

以前のMotorolaスマホのフラッグシップはmoto Z、あるいはmoto Xシリーズがありましたが、2022年のmotorolaスマホのフラッグシップはEdge 30 Ultraになりそうな感じです。

価格設定にもよるでしょうが、せっかくのハイエンド帯なら防水・防塵機能や5Gのミリ波対応などもっと力を入れて欲しいなぁってのが個人的な希望ですね。

デザインも3Dレンダリング画像を見る限り中華メーカーのハイエンド機種のトレンドを取り入れつつも背面のロゴなどmotorolaらしさをアクセントに添えている印象で個人的に悪くないと思います。

ここまで情報が揃ってきているとなると、正式なリリース発表まで近いかもしれません。続報に期待しましょう!

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