[レビュー]HHKB Professional HYBRID Type-SをMacBookに置き尊師スタイルで使う
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ガルマックスで記事を書いていると、1日1万文字はザラに打ってしまうこともあるキーボード。もっと快適に文字打ち出来ないものか・・・ということで、HHKB Professional HYBRID Type-Sを購入したからレビューをお届けしたい!
ちなみにこれまでREALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BKを使っていたが、かなり大きいので自宅専用にしていた。今回は会社にも持ち出せるようにとコンパクトなHHKB Professional HYBRID Type-Sをチョイスしたわけである。
なお、HHKB Professional HYBRID Type-Sは「尊師スタイル」で使っている。
※本記事ではHappy Hacking KeyboardをHHKBと呼ぶ
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尊師スタイルってなに?
まずはそこから。
HHKB Professional HYBRID Type-Sは非常にコンパクトなキーボードで、コイツをMacBookのキーボードにちょんっと載せて使うスタイルが「尊師スタイル」だ。
尊師スタイルは尊師と呼ばれたリチャード・ストールマン氏がこのスタイルで使っていたから尊師スタイルと言われるようになった。と、Wikipediaに書いてた。
▼まぁ、見てもらったほうが早い。こういうスタイルだ。↓
ちなみに俺は厚み1cm位あるパームレストを置いて使ってる。トラックパッドと段差があり、「操作しづらいかな?」と思ってたが慣れてしまえばどうってことは無い。
HHKB Professional HYBRID Type-Sってどんなキーボード?
一言で言えば「超高級キーボード」。価格も超が付くほど高く、なんと、35,200円。どっひゃー!!!!
そんな時は10年使えばほぼタダ作戦だ。これだと1日約9.6円でこの素晴らしいキーボードを堪能することが出来る。実質タダみたいなもんである。
ウリは色々あるけど
- コンパクト
- 無線接続で使える
- 静電容量無接点方式
- 合理的なキー配列
こんな感じ。使っている人の感想を見てたら、使う人、使う人、一度使うと病みつきになっている。恐ろしやHHKB Professional HYBRID Type-S。
日本語・英語配列、ホワイト・ブラック、どれが良いの?
なんせ高い買い物になるから失敗はしたくない。
▼そして失敗した結果がこれである。ブラックかホワイトかどっちが良いのか分からんからどっちも買った。↓
ホワイトとブラック、どっちが使いやすいかと言えば、俺はホワイト派。未だに「あの記号どこだっけ?」ってキーボードをチラ見することあるから印字の見やすいホワイトのほうが使いやすい。
日本語か英語配列のどっちが良いかは、使っているノートパソコンのキーボードに合わせるのが良い。
ノートパソコンが英語配列なら英語配列、日本語配列なら日本語配列。英語配列に日本語配列のHHKB Professional HYBRID Type-Sを取り付けると、記号の位置なんかが変わって超面倒だからな!面倒なこと反対!
▼ちなみに英語配列はカーソルキーが無い…。エクセル作業が多いなら日本語配列が使いやすいと思う。↓
キー配列に慣れたら打ちやすい
そんなわけで購入したHHKB Professional HYBRID Type-Sだが、10万文字くらいを打ち込んでみた感想は、キー配列に慣れたらめっちゃ打ちやすい!
というのも、このキーボードはコンパクト設計だからキー配列がなかなかの変態っぷりなのである。
▼特にこのあたり。左からFn、Caps、command、Optionと並んでいて、最初見た時は「え、これで打つんかよ」と思った。↓
ちなみに俺はcommandとOptionのキーを入れ替えて使っている。詳しくは説明書に入れ替え方法が書いているからそれを見てくれ。
しかし、人間の適応能力は凄いものである。使い始めてわずか1万文字くらい打ち込んだ程度でこの変態配列にもなれてきた。どころか、この配列めちゃくちゃ打ちやすいじゃ~んって感じるまでになってしまった。
特に手の小さは俺はホームポジションからほぼすべてのキーに指が届いてしまうから、めちゃくちゃ使いやすい。
▼あ、そうそう、日本語キーボードはカーソルキーがあるけど、Fnと組み合わせて使えるこのカーソルキー(+とかの側面に矢印書いてるキー)も覚えたほうがいい。ホームポジションからカーソル移動しやすいから!↓
▼ちなみにキーピッチは19.05mm。全体像はこんな感じ。↓
▼キーはなだらかな段々畑みたいな形状で、これがまた打ちやすい。傾斜も3段階から選べるから、ほとんどの人は打ちやすい角度が見つかるはず!↓
静電容量無接点方式でスコスコ打てて取りこぼしも少ない
キーボードは色んな伝達方法があるんだけど、HHKB Professional HYBRID Type-Sは静電容量無接点方式ってのを採用してる。これは、底付きせずともキー入力が伝達できる仕組みで、取りこぼしがグッと少なくなるのが良い。
打っている感じはスコスコといった感じで、非常に軽やか。静音性もそのへんのキーボードと比較したら高いが、REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BKよりもややガチャガチャしている感じはある。あっちはもっとスコスコ感が高い。
ちなみにHHKB Professional HYBRID Type-SはBluetooth接続で使っているが、文字入力の遅延は今のところ全く感じず快適に使えてる。
ギリ持ち運べる大きさと重さ
HHKB Professional HYBRID Type-Sは一般的なキーボードと比べると非常にコンパクトに設計されている。これなら、ギリ、まじでギリギリ持ち運んで良いかなってくらいのサイズと重量。
▼テンキーレスのキーボードと比較してもサイズはこんなもん。(比較しているキーボードはRazer ゲーミングキーボード Huntsman Tournament Edition JP Linear Optical Switchってやつ)↓
重量は電池入れると560gくらいになるから結構重いけど、カバンに突っ込んで今は持ち運んでる。いつでもこのキーボードで記事かけるのはやっぱりサイコー!
尊師スタイルでオススメのアイテム
尊師スタイルで使ってるわけだが、HHKB Professional HYBRID Type-Sだけで尊師スタイルは無謀だ。快適にタイピングしたいなら以下2つのアイテムは買っておこう。
▼キーボードの傾斜スタンドを利用するなら必須。これを置くことでMacBookのキーボードを誤入力しなくなる。設置時にゴム足位置が見やすいクリアがオススメだ。(購入先は記事下部記載)↓
▼パームレストはトラックパッドを使うからセパレートタイプをチョイスした。ただし、これは木材だから硬い。硬いのが嫌なら柔らかいタイプでもOK。これが無いと打鍵時に手首に負担がかかるからパームレストは必須。(購入先は記事下部記載)↓
まとめ。「面倒」を超える「快適性」が魅力で使い続けている
俺はとにかく面倒くさいことが嫌いだ。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを尊師スタイルで利用するには
- セッティングが必要
- 持ち運ぶ荷物も多い
- 片付けに時間がかかる
と、面倒くさい事だらけなわけだが、この俺が使い続けているなんて信じられん!
面倒を上回るほどの快適性ってわけだなこれ。だから、重いしセッティングも面倒ではあるけど、自宅から会社に持っていってスコスコと叩いて記事を書いてる。
まあ誰にでもオススメできる使い方では無いけど、1日1万文字を平均的に打つってんなら、HHKB Professional HYBRID Type-Sと尊師スタイルの良さが分かるかも知れん。
ただ、HHKB Professional HYBRID Type-Sが扱いやすいか、尊師スタイルが自分にあっているのか、それはアナタ自身が使ってみなければ分からない部分だと思う。
少しでも気になるようであれば、購入して使ってみることを強くオススメする。
合わなかったら返品しちゃえば良い。HHKB製品はほぼネット販売しかしてないみたいだし実機が触れん。だから、メーカーも返品リスクくらい分かってるはず。というわけで、気になるなら触ってみてから考えたら良い。
▼日本語配列(俺が買ったやつ)↓
▼英語配列↓
▼キーボードブリッジ↓
▼パームレスト↓