Pixel Buds A-Seriesのレビュー！実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ！
Pixel Buds A-Seriesを手に入れたので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けしますよ！
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Pixel Buds A-Seriesの発売時期と価格！
Pixel Buds A-Seriesは2021年8月に発売された完全独立型ワイヤレスイヤホン！価格は11,900円となっております。
ちなみに筆者はPixel 6 Proの購入特典でもらった11,000円のGoogle ストアクレジットと、同梱されていた10％オフクーポンの2つを併用したためタダで手に入れました。ありがてぇ！
なお、Pixel Budsは2つのモデルがあり、こちらPixel Buds A-SeriesはPixel Budsの弟分な立ち位置となっております。スワイプタッチで音量調節とか特定の音が聞こえるとお知らせするアテンションアラート等一部機能は非対応。
Pixel Buds A-Seriesの詳細スペック！
Pixel Buds A-Seriesのスペックは以下の通り。
Pixel Buds A-Seriesの付属品・同梱物をチェック！
- 本体
- ケーブル
- イヤーパッド（S、Lで、Mサイズは本体に装着済み）
- 説明書
付属品は充電ケーブル付きが嬉しい！イヤーチップも当然ながら同梱されています。さらに説明書はPixelスマホと同じ雰囲気の青色となっています！統一感あって好きだぜこういうの。
Pixel Buds A-Seriesのデザイン・外観をチェック！
▼カラーはオリーブのグリーンを選択。Pixel Buds A-Seriesのケースは可愛らしい楕円形で、中央のアクセントカラーは本体に合わせたオリーブ色になっています。↓
▼ただ、ケースは白ベースなので汚れが気になりやすいのはネック。内側もオリーブなんだから、外もオリーブカラーだったらもっと良かったとは感じたっすね(´・ω・`)。↓
▼ケースにはLEDが埋め込まれており、ぼんやり浮かぶように光る仕組み。カラーは2色になっており、オレンジと白に光ります！充電時はオレンジで、充電完了時は白色と分けられているので充電ステータスがわかりやすいのがイイね！↓
▼イヤホン本体のデザインはGoogleらしいミニマル、かつ機能性を兼ね備えた独特な仕上がり！GoogleのGロゴがあしらわれており、さらに耳にフィットするための出っ張りが出ています。↓
▼背面下部にボタンが搭載。押すとLEDで大まかな電池残量がわかるほか、長押しするとペアリングもできます。↓
実際に使ってみた
実際にPixel Buds A-Seriesを使って感じた感想をお届けします。
Pixel Budsアプリを使おう
▼Pixel Buds A-SeriesはPixel Budsアプリと連携できます。Pixelスマホであれば最初から入っているようです。それ以外であればPlay ストアからダウンロードする必要あり。↓
▼アプリはチュートリアル付きの親切設計！流石Androidの親Googleだけあって、アニメーションの作り込みもハンパない。見ていて楽しいぞ！↓
当然ながら音質、アシスタントの設定も組めますし電池残量も可視化できるので入れて損はありませんね(`･ω･´)。
装着感は結構ガッチリ
▼装着感は見た目以上にガッチリしている印象を受けます。この出っ張りが耳につっかかるようにはめ込むと結構安定する！↓
ただ、うまく角度を合わせ調整すればズレにくく安定してつけ心地も良いのですが、角度がずれた状態で使うと出っ張り部分が耳に刺さるため長時間つけると耳がちょっと痛くなることもありました。
この部分は簡単なように見えて割と慣れが要るなぁって印象ですね。2～3日使っていれば付け方も慣れてくるんでそれほど難しくはないですが、人の耳の大きさによっては好みが分かれそう。
音質は高音がキメ細かく出てくる感じ
肝心の音質は文句なし！1万円の価格帯で考えて満足な良さです。
前にレビューしたRedmi Buds 3 Proと聴き比べたら、高音重視な印象。特にディテールが細かく出てくる印象が強かった！筆者としてはドラム音があったりビートを刻むような曲が好きなので、そういう意味でも相性が良いなと感じています。
低音はデフォルトだと強くはないですが、アプリからEQブーストをかければ低音強化されるので基本的にオンにして使っています。低音から高音までまんべんなく楽しめる！
外の音の大きさによって音量調節してくれるが、外音取り込みはできない
▼Pixel Buds A-Seriesはマイクが2基搭載されており、そこから外音を分析してクリアなサウンドを出す機能が搭載されてます。↓
さらにアダプティブ音量調整に対応。周囲の音の大きさによってイヤホン側でボリュームをコンスタントに調節してくれるんす。家から喧騒のある外に出たときや電車が通った時などのシーンではかなり分かりやすく音量が変わります！
なおイヤホン側で音量が変わるため、接続デバイスの音量自体はそのまんまでした。あと、この状態だと電池消費が増えますし、いきなり音の大きさが変わるってのは感覚的に違和感あったんでほとんど使ってません。
あと、マイクがあるにも関わらず外音取り込み非対応なのが残念！会話しながら使うってことはできないのはちょっともどかしいっすね。
タッチ操作はバッチリ良かった
タッチセンサーがあるおかげで、スマホを出さなくても曲の一時停止とかスキップといった操作ができるのがGood！
それに加えて、タッチした時に「ポン」というフィードバック音が出るのがVery Good！！操作できているのか否かが判別できるだけでも快適さはグッと違いますね。操作方法は以下の通りになっています。
- 1回押し：再生/一時停止
- 2回押し：次の曲
- 3回押し：前の曲
- 長押し：新着通知の読み上げ/Googleアシスタント入力
Pixel Buds A-SeriesはPixel Budsではできたスワイプ操作が非対応となっています。そのため音量調整ができないのはネックにはなります。
▼なお操作内容のカスタマイズはできません。アプリにはそれっぽい画面はあるんですが単なる説明でした。うーん。ここらへんは良くも悪くも純Google製って感じだなぁ。融通がききにくいのはPixelスマホゆずりだ。↓
1回の充電で5時間ほど使えた
電池もちも結構良く、5時間とちょっとは電池が持ちました！公称値通りのスペックで電池もちはこの手のワイヤレスイヤホンにしては結構良い！ちなみにEQブーストを使用した状態です。
低音強化のEQブーストではそれほど電池を食わなかったんですが、外音の大きさで音量を買えるアダプティブ音量調整をオンにするとこれより1時間ぐらい電池もちは減りますね。
なお、ケースに入れて充電した場合の速度はそれほど早くなく普通。満充電までにはだいたい40分ほどかかりました。
Googleアシスタントが通知内容を読み上げてくれる！
筆者の一番気に入っているのがGoogleアシスタント！正直スマホではそれほどお世話になっていませんでしたが、Pixel Buds A-Seriesとなれば話は別。
▼Pixel Buds A-Seriesのタッチを長押しすると「ボン」という音が鳴り、指を離すまでの間に音声を拾ってくれます。オーソドックスですが天気についてはもちろん、「○○までナビして」と言えば自動でスマホのナビで案内してくれます。↓
▼さらに素晴らしいのが通知を音声で知らせてくれる機能！アプリからオンにしておいた対象アプリからの通知が届いた場合、通知音が鳴った後、自動でアプリ名を読み上げてくれます。マナモードでもイヤホン内で通知音を鳴らしてくれます！↓
そして、タッチ部分を長押しし、その後何も喋らずすぐに離すと音声入力ではなく、現在時刻と通知を読み上げてくれます「○○時です。（アプリ名）から通知が届いています」といった感じ。
ちなみにこの通知の読み上げ、上の設定でオンにしていないアプリでも新着の通知であれば内容を読み上げてくれますよ！上の設定は、あくまで自動でアプリ名を読むか否かの設定。
あと、条件は不明ですが、たまに声が変わっていることがありました。いつものGoogleアシスタントの声ではなく、より機械音声感の強い声が高めの女性の声になっていることも。
もしかしたらメーカーごとに入っているスマホの音声データを使っている、という可能性があるかもしれないと予想。筆者の使っているスマホはSAMSUNGのGalaxy S20 FEです。
LINEではしゃべって即返信できた！マジで便利
さらにLINEの場合ですが、スマホを出さなくても音声入力で即返信できるんです！
通知を読み上げた後に「ポン、ポン」という受付時間を知らせる音が鳴り、この受付が終わるまでに長押しして、返信したい内容をしゃべってから指を離せば「（話した内容）でよろしいですね？」と訊いてくれます。
その後再びポン、ポンと受付時間が4秒ほど鳴るんで、何も操作しなければそこで「ポカンッ！」というPixelらしい音とともに返信完了。訂正する場合は受付音がなっている時にイヤホンを長押しして再びしゃべればOK！
マジでこれは神。「オッケー」とか「わかったぜ」とか、そういう簡単な返事では、むしろ使わない理由がないレベル。
なお、筆者が確認した限りこのやり方で返信できるのはLINEのみでしたが、他にもアプリはあるかもしれませんね。TwitterやPS Appのメッセージ、Discordは非対応でした。
Pixel Buds A-Seriesのメリット・デメリットと評価まとめ
実際にPixel Buds A-Seriesを使ってみて分かったメリットやデメリットは以下の通り！
メリット・良かった点
- タッチ操作でフィードバック音が鳴る
- キメ細かい高音が鳴り良好な音質
- バッテリー持ちが良い
- アシスタントによる通知の読み上げ、返信が最高に便利
デメリット・注意点
- 装着には慣れがいるかも
- 外音取り込みに非対応
- ケースは汚れが目立つ
実際に触るまではこれほど便利なイヤホンとは思いませんでした。何度も書くんだけど、アシスタントさんが最高にいい仕事をしてくれるんですよね。
これまでは安価ながら外音取り込み、ANC対応の高コスパなRedmi Buds 3 Proを使っていましたが、こちらに乗り換えてしまいました。あっちもいいモデルだったんだけど、通知読み上げのメリットを知ってしまってはもう戻れんのだ。
価格は11,900円となかなかな高さですが、作り込みは相応に良く便利に使えるので迷ったら選んでいいレベル！ましてPixel 6買って手に入れたクーポンが余ってて使いみちがなければなおさらです(`･ω･´)。
