Amazfit GTS 4 Miniのレビュー。不満だった点・良かった点まとめ
海外で馬鹿売れしているスマートウォッチ「Amazfit GTS 4 Mini」が凄く気になる！とか思ってたら運良く試用機会を得たので実機を使って分かった不満だった点・良かった点をレビューで書き残しておきます。
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Amazfit GTS 4 Miniの特徴
Amazfit GTS 4 Miniは同社の中でも中間グレードとなるモデルだけど、常時表示であったりGPS内蔵であったり、ハイクラスのモデルに匹敵する機能も取り入れられてる割りと高機能なモデル。それでいて執筆時点では16,800円。これ仕様を見る限りだとめちゃコスパ良い。
じゃあ実際使ってみたらどうなのか、開封して触って行きたいと思います。
Amazfit GTS 4 Miniのスペック
見た目ええやん！でもバンドは本体カラーと合わせづらい
本当は黒色が良かったんだけど、レビューできるのが黒以外ってことで今回は「ミントブルー」ってカラーをチョイス。
色にもよるだろうけど、ミントブルーはかなりエレガントな印象だから女性にも合いそう。
▼ミントブルーはディスプレイ周囲がシルバーの金属素材でキラッと光るカットが施されてて綺麗。でも俺は扱いが雑だから結構傷つくの早そうだなー。↓
▼ディスプレイは有機ELでめちゃ綺麗。前にレビューしたAmazfit Bip 3 Proは随分と画面が粗かったけど、こっちは画素密度が300ppi以上だから粗さは感じないですね。↓
▼唯一の物理ボタンは側面にロゴ入り。これもAmazfit Bip 3 Proでは無かったなぁ。グレードはこっちが上だからデザイン性も高くなってる感じかな。↓
本体の背面とベルトは同色だから買ったまま使うんだったら一体感があって良いけど、俺はベルトを交換することが多いから扱いづらいなぁ。
▼金属ベルトに交換したいけど本体背面のカラーが邪魔して合わん。全体が単色であればまだベルトの選びようがあるけど。↓
重量はめっちゃ軽い！Apple Watchが66gだけどAmazfit GTS 4 Miniは32g。サイズは似たようなもんだけど重量は半分以下だからめちゃくちゃ軽く感じる。
けっこう軽快に動く！通知の表示はもっと早いほうが良いけど
Amazfit GTS 4 Miniって安い割に高機能だから動作はモッサリなんじゃねーの？って思ってたんですけど結構軽快に動いてる。これだったら普段使いで全然いける！
ただ、通知内容を表示するまでのレスポンスは遅いですねー。
通知の振動があって腕を傾けると常時表示から通常表示に切り替わりその後に通知内容が表示される感じだけど、もっとパッと表示してほしい。少し待つあの時間がストレスに感じるもん。それ以外は概ね満足。この価格でこの動きなら合格かな。
電池持ちが良い。俺はたぶん10日くらい持つ
▼Apple Watchだと2日持たないけど、Amazfit GTS 4 Miniは同じような使い方でも約10日ほど持つ計算。↓
俺は常時点灯オン、各種ライフデータ取得オン、GPS利用は1日30分、1日に50件ほどの通知って感じで使ってるんだけど、これで約10日持つって凄い。一体Apple Watchは何に電池使ってるんだろうか。
あ、でも電池持ちが良すぎだからスーパーカブと同じで燃費良すぎて山奥でガス欠になるようなリスクもあるね。電池気にしなさすぎて旅先で電池切れちゃったとかあり得る。充電ケーブルが専用品だからコンビニとかで調達できんしケーブル忘れないように気をつけよう。
Alexaと連携してカップ麺の3分タイマーを簡単に設定できる
Amazfit GTS 4 MiniってAlexaとの連携ができるけど、Amazfit GTS 4 Miniの「運動」とかのメニューを呼び出せなかったんですよね。Alexa起動してワークアウトメニュー呼び出せたら便利なのに。
色々と試してみたけど、アラーム設定、タイマー設定、天気、食べ物のカロリーチェックとかはいけた。俺はApple WatchのSiriですらカップラーメンの3分タイマーくらいにしか使ってなかったけど、まあ同じように音声でこれが出来るから合格。
拡張性はそんなに高くないな
スマートウォッチってAppleだとwatchOS、AndroidだとWear OSって感じでそれぞれiOSやAndroid OSと強力な連携ができる純正OSがあるけど、Amazfit GTS 4 Miniは独自のZeppOSを搭載してるから自由度は低い。機能がシンプルな代わりに電池持ちの良いタイプですね。
▼一応ZeppOSに対応したミニアプリもあって、例えばGoogle Mapsのナビで次の右左折を表示したりも出来るけど、このあたりの完成度はwatchOSやWear OSの圧勝。↓
スマートウォッチでアレコレやりたいのであればwatchOSやWear OS搭載モデルのほうが自由度が高いのは当然だけど、俺はスマホの着信と通知のチェック、日々のライフデータが取得できればOKだから、使わない機能満載で電池持ち悪いスマートウォッチよりも機能厳選で電池持ちが良いAmazfit GTS 4 Miniの方が好みかな。
常時点灯は最高！もうこれ使えないやつは使いたくない
レビューしたAmazfit Bip 3 Proは液晶モデルだから常時点灯が使えなくて、その点が唯一の不満点だったんですよねー。ところがどっこいAmazfit GTS 4 Miniは有機ELを搭載していて常時点灯が使える。はい合格、君一軍！
▼文字盤は俺が試す範囲では全部常時点灯に対応してた。上が通常、下が常時点灯。↓
今までメインで使ってたのがApple Watch 6なんだけど、常時点灯が使えるから腕時計らしい使い方ができる点は気に入ってたんだよね。
車を運転中もハンドルから手を離すことなくチラ見で時間見れるし、普通の腕時計と同じように使える常時点灯モデルを使っちゃうと、もう非対応モデルは無理だわー。
さっき紹介したエントリーモデルとの価格差が3,000円くらいでしょ、この差額なら絶対Amazfit GTS 4 Miniが良い。
ガチの運動はしないけどGPS搭載は役立ってる
安いスマートウォッチってスマートフォンのGPSを利用するコネクテッドGPSってのが多けど、あれってスマホ持ち歩かないとGPSを利用した運動データを測定できんのよね。
Amazfit GTS 4 MiniってGPSが本体に埋め込まれているからスマホなくても高精度の運動データを測定できるのが良い。
これって、ガッツリ運動をするからGPS搭載モデルが良いとかではなくて、犬の散歩とか日常のウォーキングだとか、ちょっと家の周りを散歩するときにもスマホ要らずで正確なデータを取得できるのが良いんよ。
俺は全く運動しないけど収集するデータは精度が高いほうが良いに決まってるから、スマホなくてもとりあえずAmazfit GTS 4 Miniを腕に巻いておけば位置情報を基に高精度のデータが取れるってのは気に入ってるところ。
Bluetooth通話機能は欲しかった
Alexaの音声認識を使っていたときに「あれ？マイク内蔵してるよね。これBluetooth通話いける？」とか思ったけど、やっぱ対応してないわこれ。
Bluetooth通話ってApple Watchで結構使ってるんよね。運転中にハンズフリー通話できるし、スマホを仕事部屋に置いてリビングに居るときに電話あってもとりあえず出れる。案外便利なんですよ。
ここまで求めるともっとハイエンドなモデルになるのかなー。Bluetooth通話が使えたら俺の中で完璧なんだけどなー。まあ、対応してないもんはしゃーない。
FeliCa非対応は俺は気にならんかな。
いや、デブすぎて駅の改札で左腕のスマートウォッチで右側のタッチ部分に腕が届かんのよ。だから使わん。まあこの機種はFeliCa非搭載だけど、付いてたとしても使わん。スマホで良い。
Amazfit GTS 4 Miniのレビューまとめ
俺は普段からスマートウォッチは電話の着信や通知のチェック、ライフデータの自動収集が主で使い方なんだけど、Amazfit GTS 4 Miniはそんな使い方にピッタリだった。
特に気に入ってるのが腕時計らしい使い方ができる常時点灯、正確な運動データを計測できるGPS搭載、バッテリー持ち。これらは凄く良かった。
機能はwatchOSやWear OSのモデルに全く及ばないけど、そもそもAmazfit GTS 4 Miniはあれこれできまっせ！っていうコンセプトではないから、シンプルな使い方が中心の俺は大満足。
とりあえず次に良いなって思うスマートウォッチがでるまでこれ使う！気に入った！お前は一軍や！
それにしても俺はミントブルーっちゅうカラーは合わへんなー。ええ年したおっさんがミントブルーってウケる。まあ貰いもんやから良いけど。
じゃあ、俺のレビューはここまで。他にも色々とレビューは出てるみたいだからチェックして良さげなら検討してみて！
Amazfit GTS 4 Miniの割引情報・購入先まとめ
■Amazfit GTS 4 Mini■
初出時価格→16,800円
