5G対応ルータ「Rakuten Turbo 5G」が販売開始!月額料金は3年間3,685円、端末代は41,580円
- ニュース
- ※ 当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています
楽天モバイルが家庭用の据え置きルーター「Rakuten Turbo 5G」の販売を開始。工事不要の固定回線ルーターで、コンセントに挿すだけで使える手軽さがウリとなっています。
工事不要がメリットのWi-Fiルーター
Rakuten Turbo 5Gは「置くだけで使えるタイプ」のWi-Fi。コンセントにさすだけを謳っており、工事は不要。
▼Rakuten Turbo 5Gの筐体は高さが148mm、横幅が110mmで重さは774gとなっており、比較的控えめなサイズです。↓
▼Wi-Fiの接続自体もカンタンで、WPSボタンを押したり、製品に付いているQRコードを読み込ませたりするだけで接続が可能となっています。↓
▼また、Wi-Fi 6対応で複数への機器と同時に通信が可能となっており、パソコン、スマホ、ゲームといったデバイスを使ってても遅くなりにくいようになっているのはGood。接続台数も128台と非常に多いです。↓
楽天モバイルはエリアに注意
5Gでの下り速度は最大2.14Gbps、4G(LTE)では下り最大391Mbps/上り76Mbpsとのことですが、これはあくまでベストエフォートなので、実機で実測してみないとどれほどの速度が出るかはわかりません。
またRakuten Turboが快適に使えるかどうかはエリアの影響も大きいため、エリア外だったりギリだったりする場合は速度が出なかったり繋がりにくい懸念点もあります。
楽天はプラチナバンドに非対応というのもあり、電波塔のない郊外や高層ビルが混み合った場所だったり屋内においては繋がりにくい傾向にあるので、その意味では「これ大丈夫なんかな~」ってちょっと心配にはなる。
公式サイトに対応エリアが記されており、ピンクが4G対応エリアで、水色の5G対応エリアはその中でも一部となっています。あと、パートナー回線だけのエリアでは使えないそうです。
楽天回線は都心部を中心にエリアはどんどん広がってはいるし筆者は概ね良好に通信できています(エレベーターん中にいると繋がらんぐらい)。
もし楽天回線スマホを使っている場合、今の家で満足に通信できるなら大丈夫かもしれませんね。
また公式によれば「通信速度や製品にご満足いただけない場合は返金・返品もOK」だそうで、もし使えなかった場合は返金してくれるそうです。
たくさんの機器を接続するWi-Fiルータが欲しい人に
料金は契約後3年間月額3,685円で、その後は4,840円となります。事務手数料は無料。
また別途機器代金がかかり、一括では41,580円。2年払いと4年払いも可能で、4年払いは楽天カードのみ対応。2年払いでの分割では月1,732円、4年だと866円の割賦になります。
ルーターを4年の分割払いにした場合は実質契約後3年間は4,551円、4年目で5,706円、5年以降は4,840円となる計算になります。
うーん、筆者的にはこれ現状だと厳しい印象ある。
Wi-Fi 6と接続台数の多さ以外にUN-LIMIT VIIとの差別点が見当たらず、それだったら「適当なスマホに楽天UN-LIMIT VII回線SIMを突っ込んでテザリング運用でいいや」ってなりますからね。
料金自体もUN-LIMIT VIIより高い上に機器代金もかかるので、接続台数の多さや据え置きのルータという方式にメリットを感じる方以外は検討しなくていいと思います。