Google Lensとは何ですか?魅力を一挙公開!
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どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
2017年5月18日、日本時間の早朝に発表されたGoogleの新たな機能「Google Lens(グーグル レンズ)」。非常に高い評価を得てリリースが楽しみな内容でしたので、その魅力をお伝えできればなと思います。
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Google Lensとは。
アプリとしてリリース予定のGoogle Lensは、スマートフォンに搭載されるカメラ機能を利用して映し出された映像から様々な情報を閲覧出来る機能。
例えば、これまで目の前に気になるお店があった場合は、Googleで検索して店舗情報を得ていましたが、Google Lensを利用するとカメラで店舗を映し出すだけで様々な情報を閲覧可能となります。
今回は主な使い方を画像つきで紹介します!
花を映すと・・・
花を映すとAIのGoogle Assistantが起動して「これは○○というお花だよ!」と花の名前を教えてくれたり、近場の花屋さんを紹介してくれたりします。
Wi-Fiネットワーク名を映すと・・・
Wi-Fiルーターなどの本体に記載されているネットワークやパスワードなどは、Google Lensで映すと自動認識!公衆無線LANを利用する際は文字入力が億劫でしたが、これからは面倒くさい文字入力の必要無しに「接続」をタップするだけ。
普段からネットカフェや公衆無線LANを活用している僕は歓喜!新しいスマートフォンを購入した際のネットワーク設定も超簡単になりますね!
お店を映すと・・・
Google Lensでお店を映すと、そのお店の情報や口コミなどがパパっと表示。旅行中に見つけたお店の評価などをサクッと調べられるのは嬉しい限り。今後は、Googleへ投稿されたお店の写真なども簡単に表示出来るようになるかも知れませんね!
告知ポスターや看板などを映すと・・・
町中に溢れる告知ポスターや看板。Google Lensは”何を映し出しているのか理解出来る”ので、例えばライブハウスの看板を映すとライブチケットが購入できたり、映画の上映時間などが記載されているポスターを映して「Add this to my calendar」をタップするとタイトル・開催日・時間をカレンダーへ保存することも可能。
他言語で意味の分からないメニュー表を映すと・・・
海外旅行で困るのが現地語で記載された飲食店などのメニュー表。今回は日本語で”たこ焼き6個入りが130円”と書かれていたメニューがピックアップされていたのですが、Google Lensでメニューを映し出し「Translate This」をタップすると、Googleが対応する様々な言語に即時翻訳!
でも、知らない料理名だったら、名前が分かったところで”どの様なものか”が分かりません。Google Lensでは更に一歩先をゆくAI機能との連携で「これは、どのようなものですか?」と話しかけると、Google Assistantが料理の写真などを教えてくれます。
保存した写真やスクリーンショットを映すと・・・
GoogleフォトとGoogle Lensを連携することで、保存されている写真から様々な情報が閲覧可能に。
例えば写真に写っている建物や絵描などの情報が簡単に閲覧可能なので、とりあえず気になる物は写真で残しておけば後からでも調べることが容易です。
また、WEBサイトを閲覧中に保存したスクリーンショットに電話番号などが記載されているものは、そのままスクリーンショットの電話番号をタップするだけで電話を発信する事が可能!更にそのまま電話帳に登録することも出来ます。
Google LensはGoogleの各サービスと強力に連携した集大成的な機能。
これまでGoogle Lensの使い方を紹介してきましたが、Google LensはGoogleの各サービスと強力に連携している事が分かります。
例えば、会話形AIはGoogle Assistant、AIが引っ張ってくる情報はGoogle検索から、即時翻訳はGoogle翻訳から、お店の評価などはGoogleマップへ投稿されたものから、更にGoogleカレンダーやGoogleフォトとの連携など、Googleが成功を収めているサービスと強力に連携することで、Google Lensは非常に完成度の高い”上乗せ”機能に仕上がっていると感じます。
Google Lensは数ヶ月以内に提供開始。
日本でも2017年の夏頃、本格的にGoogle Assistantが上陸するので、日本での提供は今年の夏以降となりそう。
Google Lensはアプリでの提供ですが、Googleのスマートフォンに搭載されるGoogleカメラには標準でGoogle Lens機能が内蔵されてくるかも知れませんね。
これまで個々のサービスで利用していた機能がGoogle Lensで統括されるとなると、スマートフォンの使い方も大きく変わりそうな予感です。これは楽しみ!