卵型のドローン「Kai Deng K130 Egg Drone」レビュー。高度維持機能が凄い
- レビュー
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超小型でコンパクトな「Kai Deng K130 Egg Drone」は、少しのスペースがあれば気軽に飛ばせる手のひらサイズのドローンだ。
これまでも複数のコンパクトドローンのレビューを書いてきたが、「Kai Deng K130 Egg Drone」は小型ながらも高度自動維持機能が備わっており、非常に安定した高度自動維持が可能なモデルだった。
本記事では「Kai Deng K130 Egg Drone」を実際に飛ばして感じた良いところやイマイチなところも織り交ぜながらレビューを書きたいと思う。
まず始めに良いところ、イマイチなところを書いておく。
[良かった]
- 価格が4,500円で安い
- ドローン初心者でも簡単に飛ばせる
- 高度自動維持機能が強力で安定的
- 折り畳む事ができるので、持ち運び時にプロペラを傷めない
- 自動着陸が可能
- MicroSD不要で動画や写真を直接スマートフォンに記録出来る
[イマイチ]
- 前後左右が分かりにくい
- スマートフォンでの操作は遅延が発生する
- 重量バランス的にアクロバット飛行時の落下幅が大きいので5M以上でないと墜落する
目次をクリックすると各項目へ移動します
「Kai Deng K130 Egg Drone」の同梱物と外観をチェック。
「Kai Deng K130 Egg Drone」はコントローラー付きとコントローラー無し(操作はスマートフォンで専用アプリから行う)2モデルから選択可能。
イマイチな部分でも書いているが、スマートフォンからの操作では遅延が発生するので、これから購入するならコントローラー付きをオススメしたい。
▼パッケージは真っ白な箱で梱包はエアーキャップでくるまれている簡易的なものだった。↓
▼同梱物を並べてみた。↓
- 「Kai Deng K130 Egg Drone」本体
- プロポ(コントローラー)
- 取り扱い説明書(英語)
- スペアのプロペラ
- 充電ケーブル
充電ケーブルはUSB型なのでスマートフォンの充電器を利用できる。充電が完了するとケーブルの根本が赤く光るので視覚的に充電が完了しているか確認できる。
本体は大きめの卵サイズ。
▼本体は卵型で折り畳み時はプロペラが内部に収納される。↓
▼コンパクトながらVGAのカメラも備わっている。↓
▼バッテリーも内蔵型となっており、充電器を直接本体に差し込み充電を行うタイプ。小型モデルでバッテリー脱着式は充電が面倒なので好印象↓
▼本体の下に電源ボタン。↓
電源ボタンを押すとプロペラが自動で開くギミックがカッコイイ。
▼本体の電源ボタンをこんな感じに押すと・・・↓
▼ジャキーンとプロペラが展開する。ワンタッチで開くプロペラのギミックがカッコイイ。↓
電源をオンにするとド派手に光る。
▼電源ボタンを長押すると内部のLEDが点灯するが、胴体部分が全体光るのでかなり派手だった。↓
但し、イマイチな部分で書いているが、このカラフルさが仇となり飛行中に前後左右が分かりにくいという弊害も。一応、前方はグリーン、後方はレッドのLEDが点灯しているが、色が混ざって居るので分かりにくい。
コントローラー用の単4電池と蓋の開閉にドライバーが必要
▼これがコントローラー。左スティックがスロットルとなっており、高度自動維持タイプなのでスティックは自動で中央に固定される。↓
▼本体の裏蓋は+ネジで固定されているのでドライバーを用意しよう。↓
▼コントローラー用の単4電池も同梱されていないので別途用意しなければならない。↓
「Kai Deng K130 Egg Drone」を飛ばしてみた。
充電時間は45分で約6分の飛行が可能。早速充電したので飛ばしてみた。
コントローラーと本体のペアリングと始動方法。
コントローラーを利用して飛ばす場合は、「Kai Deng K130 Egg Drone」本体とコントローラーをペアリングする。
- 「Kai Deng K130 Egg Drone」の電源を長押にすると内蔵LEDが”点滅”する
- コントローラーの電源を入れて左スティックを一度下げてペアリングモードへ
- ペアリングが完了すると「Kai Deng K130 Egg Drone」本体のLEDが”点灯”状態となりペアリング完了
続いて指導方法だが、コントローラーの始動ボタンを押すことでプロペラが回り始める。
▼コントローラー右スティック上部に始動ボタンが備わっている。↓
高度自動維持で操作が容易。でもアクロバット飛行は苦手
▼早速飛ばしてみたので動画に収めてみた。左スティックで高度を調整後はスティックを話しても自動で高度を維持する。↓
「Kai Deng K130 Egg Drone」はコントローラーからの簡単な操作で前後左右のいずれかにクルリと回転するアクロバット飛行機能も備わっているが、本体のデザインと重量的に回転後の落下幅が大きく、室内ではアクロバット飛行飛行後に床にぶつかってしまう。
アクロバット飛行を試すなら高度5M以上からの操作をオススメする。
ちなみに「極小ドローンHUBSAN「NANO Q4 CAM PLUS H002」や「極小ドローン「CCP NanoDrone Camera」は室内でもアクロバット飛行可能だった。
動画と写真を撮影する場合はスマートフォンと本体をWi-Fiで接続。
「Kai Deng K130 Egg Drone」は写真や動画を撮影出来るが、データの保存先はスマートフォン本体となるので、空撮する場合は別途専用アプリでのペアリングが必要となる。
説明書にはAndroid版とiOS版のアプリダウンロード用QRコードが記載されているのでアプリを導入しよう。
▼「Kai Deng K130 Egg Drone」本体の電源が入ると、Wi-Fiの電波が本体から飛ぶのでスマートフォンで接続。↓
▼専用アプリを起動するとコントローラースティックが表示され、スマートフォンで本体のコントロールが可能な状態。この状態だとスマホでの操作となりコントローラーでペアリング出来ない。↓
▼”目”のアイコンをタップするとコントローラースティックが消えてコントローラーとのペアリングが可能となる。↓
▼あとはビデオマークをタップして動画を撮影しよう。撮影後は再度ビデオマークをタップすることでスマートフォンに動画が保存される。↓
本体に内蔵されたカメラで撮影した動画
▼映像自体は思っていたよりも綺麗だが、Wi-Fi経由での映像記録なので電波の干渉でコマ落ちが多くなる傾向がある。↓
「Kai Deng K130 Egg Drone」はドローン初心者に嬉しい機能が満載。
「Kai Deng K130 Egg Drone」は簡単に安心して飛ばせる機能が数多く備わっている。
高度自動維持。
通常は高度を左スティックで常時コントロールしてホバリング体制を維持するが、「Kai Deng K130 Egg Drone」は標準で高度が自動で維持される仕様となっている。
高度を維持したいポイントに上昇させたら、あとは左スティックを離しても高度を維持する。
CFmode(ヘッドレスモード)
ドローンの向きに関係なく、右スティックを倒した方向に飛ばせるCFmodeが備わっているので直感的な操作が可能だ。但し、他の機種と設定方法が異なる。
CFmodeを設定する時は、本体に内蔵されているカメラとコントローラーを向かい合わせた状態でコントローラーのCFmodeボタンを押す。本体の裏側とコントローラーを向かい合わせる一般的な設定方法では操作が逆になるので注意。
ワンタッチリターン
コントローラーのワンタッチリターンボタンを押すと、本体がコントローラー方向へ自動で戻ってくる。但し直線的に戻ってくるので、コントローラーと本体との間に障害物がある場合は注意しよう。
「Kai Deng K130 Egg Drone」まとめ。
高度自動維持機能が秀才で非常に安定したフライトが楽しめる。本体もコンパクトで可愛らしいので、友人宅へ持ち運んで操作を教えながらワイワイと遊ぶのに丁度いい。
ドローンの操作が不安な方も「Kai Deng K130 Egg Drone」は他製品と比較して操作が容易なので、初めてのトイドローンにピッタリだと思った。
何処にでも持って行く事が出来て気軽に飛ばせるトイドローンを探している方は是非どうぞ。
なお、「Kai Deng K130 Egg Drone」は海外ネットショップのTOMTOPで購入可能。TOMTOPを利用したことが無い方は「TOMTOPの使い方。住所登録・支払い方法、クーポンの適応方法まとめ」も一読どうぞ。
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