自腹レビュー:Galaxy Buds FEはノイキャンも外音取り込みも強力!通知読み上げ対応で便利な1台だった

Samsung好き柳生です。Samsung製品をいろいろ試してはきたけど、イヤホンはまだ手を出してねぇなってことでGalaxy Buds FEを入手しましたんでレビューしていきますよ!

日本モデルの価格は12,925円と結構高め。前にレビューしたRedmi Buds 5やCMF Buds Proは5〜6,000円ほどだったので倍以上の価格。どういう部分が価格なりと感じられるのか気になるぞ!

デザインはシンプル。ケースはコンパクト

▼Galaxy Buds FEのデザインは全体的にはかなり無駄のない印象!イヤホン本体は耳からうどんみたいな突起はなく楕円形状でシンプル。↓

▼ケースのデザインは表面がツルツルしているタイプでした。チープな感じはなく、ここは価格なりのクオリティと感じる。サイズも小ぶりです。厚みはあるのでポケットによっては存在感は気になるけど。↓

▼ちなみにカラーはグレーなんだけどケースはホワイト。内部はグレーカラーという色分けでした。あと形状的に汚れを落としやすいのもGood。↓

▼イヤホン本体から若干突出しているのはウィングチップってやつで、耳に固定するための役割となっとります。付属品には突起なしのチップも用意されとります。↓

機能性は申し分なし。タッチの反応もバッチリ

▼Galaxy Buds FEの対応している機能はこんな感じ!なおGalaxyスマホで検証しているため、他社製スマホで同じように使えるかは不明なのであしからず。↓

機能名 対応有無(備考)
専用アプリ ○:アプリ名は「Galaxy Wear」
タッチ操作 ○:「2回」「3回タップ」「長押し」計3パターンのタップ操作に対応
※機能の変更は長押し操作のみ
装着検出機能 ○:両方を外すと一時停止。再生再開は非対応
ファストペアリング
デュアル接続 ✕:Galaxyデバイスであれば対応
Bluetooth バージョン:5.2
コーデック:SBC、AAC、SSC(サムスンスケーラブルコーデック)
イヤホンを探す
マイク
ANC、外音取り込み ○:ANCは周囲の音で自動調節。外音取り込みは強度変更対応
ゲームモード
音質調整
声検出
ウィジェット
音声アナウンス ✕:電子音のみ
ワイヤレス充電
アップデート
その他 ノイキャン自動調整
通知読み上げ

▼Galaxy Buds FEの専用アプリはGalaxy  Wearable。ここからイヤホンの各種設定が可能です。↓

▼タッチ操作の挙動の変更だったり音質だったり色々いじれます。ただしタッチは長押ししかカスタマイズできず柔軟性に欠けるのが残念。↓

▼待ち受けにおけるウィジェットも対応しているのはありがたい!一目で電池残量がわかるほか、ノイキャンモードやタッチ操作の有無の切り替えも可能。↓

音質はかなり明瞭で価格なりの良さ

音質に関しては完全に個人の好みだったり鼓膜や感覚次第なのですが、筆者がこれまで試したワイヤレスイヤホンの中でもGalaxy Buds FEはかなり優秀な音質でした。

低音の響きと高音の精細さがよく現れており、明瞭な音質に感じます。ハイエンドなモデルほどではないものの、音楽や声の細かい息遣いとか楽器の音もよく聞こえる、という印象でした。

ちなみにGalaxy Buds FE、独自コーデックであるSSC(サムスンスケーラブルコーデック)というものに対応しております。Samsungデバイス限定ですが、他コーデックよりも接続の安定性が高いらしい。音質の良さや遅延に関しては比較できんのでわかりませんが、遅延はAACと同等かそれ以上に少ないような感じ。

ノイキャンも外音取り込みもかなり強い

このGalaxy Buds FE、ノイキャンも外音取り込みもかなり強力でした。ノイキャンは水が滴る音などの高音は若干聞こえますが、人の声から中低音のノイズはほぼほぼカットして聞こえないぐらい強力。近くの車のエンジン音もほとんど聞こえないぐらいです。

加えて風の音によるノイズを検知すると自動調節してくれる機能もありました。風の音によるノイズを検出すれば自動でANCを弱めてノイズを低減する賢い仕組み。

さらに外音取り込みはこれまでのワイヤレスイヤホンのそれよりも明らかに強度が高く、かえって不自然に感じるくらい感度が高いんですよね。ただこのおかげで人の声も環境音もよく聞こえ、音楽再生中でも音量を下げれば会話がしやすいのが良かった!

あと通話中や片耳のみ使用でも外音取り込み使えるってのが地味ながらありがたい。片耳使用でも耳栓感を感じにくかったのもよかったです。

▼また外音の取り込みの強度も変更できるのがGood!LR側で強度を変えられるほか、聞こえる音も中低音か高音重視かで切り替えられ、自分好みにカスタマイズが可能。こりゃ嬉しい。最大強度にすることで非装着時とほぼ変わらんぐらいよく聞こえます。↓

通知の読み上げに対応してる

Galaxy Buds FEで面白いって思ったのがこの機能で、スマホ側に届いた通知をGalaxy Buds FEにて読み上げてくれるんですよ。

ただしすぐに使えるわけではなく、前提としてGalaxy用の日本語音声読み上げエンジンが必要でこいつをダウンロードしないと読み上げてくれませんので注意。Galaxyスマホの場合はGalaxy Storeから落とせました。

▼準備ができたら設定から通知を読み上げてくれる対象アプリを選びます。選ぶ際に「概要を読み上げ」「全文を読み上げ」と選択でき、前者だと通知の名前のみが、後者だと通知の内容全文をていねいに読み上げてくれるようになるって挙動。↓

たとえばメールだったら概要のみで件名を読み上げさせ、LINEやTwitter(X)など短い内容が多いアプリなら全文を読み上げさせるなど使い分けができます。音楽に集中したい場合はおすすめできんけど、わざわざスマホを出さずとも通知がわかるのは便利だったんでおすすめしたい!

Galaxyデバイス間で素早く接続切り替えができる

Galaxy限定機能なんですが、同じSamsungアカウントにサインインしているGalaxyデバイスが近くにあった場合、自動で切り替えてくれる機能が搭載されています。

▼スマホで音楽を聴いてる時に別のスマホやタブレットでメディアを再生すれば、自動で接続先を切り替えてくれるんで、再ペアリングの必要がなく非常に便利だった!↓

ちなみに切り替えた場合は元のデバイスの再生は停止されますし、切り替え先のデバイスも接続されるまでスピーカーで再生せずに待機してくれるので、外出先でも使いやすいと感じました。こりゃいいわ!

Galaxy Buds FEのレビューまとめ!

Galaxy Buds FEは1万円を超えるそこそこ高価なモデルとなりますが、それ相応のクオリティを感じました。個人的に一番気に入ってるのはノイキャンと外音取り込みの良さ。音質の良さも相まって買う価値はあったと思えます。

Redmi Buds 5CMF Buds Proといった5,000円クラスのモデルもコスパがよく音質、機能性ともに揃ってておすすめ度は高いですが、ワンランク高いモデルに手を出してみたいという方ならGalaxy Buds FEがおすすめかな、と思えます。

特に上述したGalaxyデバイス感での切り替え機能もあり、Samsungスマホやタブレットを持っている方にとっては非常におすすめしたい!これは買って良かったモデルだわ。

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