VORKE V5 Plus実機レビュー!小型PCなのに拡張性が高い!
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VORKE V5 Plusは片手で持てるほどの小型PC。ディスプレイやキーボード・マウスは必要ですが省スペースで設置出来ることから非常に使い勝手の良いパソコンです。職場の共有PCとして利用するのも良いですね!モニター下のデッドスペースにもポーンと置けちゃいます。
そんなVORKE V5 PlusですがGeekbuyingさんに端末を触る機会を頂きました!感謝御礼!早速実機を触って気がついたことやメリット・デメリットのレビューをお届けします!
追記!:通常価格は269.99ですが割引クーポンを頂いたので記事の最後に掲載しています!ありがとうGeekbuying!欲しい方は安い時にゲットして下さいね!
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VORKE V5 Plusの良いところ・知るべきこと
[良い]
- 小型で設置箇所に困らない
- 日本語に対応している
- 拡張端子が多い
- SDスロット搭載
- SSD搭載で動作がキビキビ
- メモリの増設可能
- SSDの換装可能
- Wi-Fi搭載でLANケーブル不要
- 静かで発熱が少ない
- 2Wだけどスピーカー内蔵
[知っておこう]
- 日本語で利用するには言語パックのダウンロードが必要
- エンコードやRAW現像などCPUパワーが必要な作業は苦手
VORKE V5 Plusのスペック(性能)
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
CPU | 3865U 1.8GHz |
メモリ | 4GB 空きスロット×1 |
保存容量 | 64GB SSD 換装可 |
Wi-Fi | Intel AC3165 WIFI IEEE 802.11b/g/n/ac |
インターフェイス | USB Interface: 3* USB 3.0, 1*USB 2.0 Headphone Jack: 3.5mm 2 in 1 Cobmo Jack Card Reader: SD/MMC Safety Lock: Kensington Lock DP: DisplayPort(4096x2304@60Hz) HDMI: HDMI TypeA 1.4 (4096x2304@24Hz) SSD: 1*M.2 2280 Socket(SATA 6Gbps) Speaker: 2*4Ω 2W RJ45 Port DC In |
サイズ | 12.80 x 13.00 x 3.20 cm |
重量 | 335g |
CPUは3865U、メモリ4GB、ストレージ64GBだけどサックサク動く
CPUには廉価版のIntel Celeron 3865Uを採用。ガルマックスで沢山紹介しているノートパソコンに搭載されているN3450よりもパワフルなCPUを搭載しているので思いの外サックサク動いてくれます。
メモリは4GBで少々物足りないのですがWEBサイトをチェックしたり動画を視聴したりなどライトな使い方では特に問題はありません。
保存容量(ストレージ)は64GBで容量が少ないのですが、SSDという高速なパーツを利用しているので起動・シャットダウン・各ソフトの起動などあらゆるシーンで体感速度が向上しています。
拡張性が高い。メモリは増設可能、ストレージは換装可能
VORKE V5 Plusの魅力は拡張性の高さですね。凄く小さい本体なのですが、メモリに関してはスロットの空きが1つ有るので、少々メモリが物足りないと感じた場合は4GBの容量を追加してやればオッケー。最大16GB×2の32GBまで対応していますがCPU性能を考えるとそこまでする必要はなし。
ストレージ(保存容量)も拡張可能なのですが、こちらはスロットが1つしか備わっておらず既に64GBのSSDが挿入されています。もし、保存容量の拡張を行いたい場合はSSDの換装が必要となるのですが、換装できないより100倍マシっす。
単純に写真や動画データを保存するだけなら高価なSSDを増設するよりもコンパクトな外付けHDDで保存領域を増やして上げたほうが良いでしょう。
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VORKE V5 Plusの付属品と外観をチェック
付属品は必要最低限。電源プラグの変換アダプターは買っておこう
▼VORKE V5 Plusを購入するとこんな箱で届きました。結構コストカットされている印象です。↓
▼パカリと蓋を開けるとスポンジ素材で綺麗に梱包されていました。海外ネットショップからの購入となりますが梱包が丁寧なので運輸時の衝撃もガッチリ吸収してくれますね。↓
▼取扱説明書は残念ながら日本語のみ。でも、「電源ボタンはココ」とかその程度なので読まなくても特に困りません。↓
▼ACアダプターは100V~240Vに対応しているので日本でバッチリ利用できます。↓
▼海外製品ということで付属する電源コードは日本のコンセントに直接挿せる形状ではありません。↓
▼Amazonなどでプラグ変換アダプターが安く売っているのでVORKE V5 Plusを購入する際は購入しておきましょう。↓
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コンパクトだけれど拡張性が抜群なVORKE V5 Plus
▼本体は片手で持てるほどコンパクトです。↓
▼本体の背面にはヘッドホンジャック、USB 3.0×1、USB 2.0×1、デジタルポート、HDMI、LAN端子、電源のDCが備わっています。上部のスリットは熱を逃がす排気口です。↓
▼背面の拡張性だけでも充実しているのですが、本体の左側面にはUSB 3.0×2、そして写真撮影される方には嬉しいSDスロットまで備わっています。端っこの小さな穴はセーフティーロックも備わっているので盗難防止のロックワイヤーも取付可能となっています。↓
▼本体の天板部分は光沢のあるブラックにシルバーでVORKEのロゴが入っていました。どの様な部屋においても主張しすぎないシンプルなデザインが好感的ですが、光沢が有るので指紋などが付着しやすいです。↓
▼底面は通気口が備わっており四隅には滑り止めのゴム足が付いてました。↓
VORKE V5 Plusの他にオススメしたいモノ
VORKE V5 Plusは本体のみなのでキーボードやマウス、モニターが必要です。
▼マウスとキーボードは無線式が個人的にオススメです。ケーブルの煩わしさもなく快適に利用できて僕も愛用しています。↓
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モニターに関しては設置する場所により適切なサイズが異なりますので、購入される場合は以下をチェックして購入しましょう。僕も自信のPCモニターはいつも以下の条件を満たしているものしか購入していません。
- 解像度はFHD(1920×1080):VORKE V5 Plusのパワー的にFHDパネルでの利用がオススメ。
- IPS液晶:視野角の広い液晶パネルです。一昔前は斜めから見ると色合いが反転するようなTN液晶も数多く存在しましたが、現在は殆どIPS液晶です。購入するときはIPS液晶にしましょう。
- HDMI+スピーカー付き:VORKE V5 PlusはHDMIケーブル一本で映像と音声を出力出来ます。PCモニターにHDMI+スピーカーが備わっていれば、HDMI接続で映像と音声がモニターから出力されて便利(VORKE V5 Plusにも簡易的な2Wスピーカーが備わっているのでスピーカーなしでもOK)
VORKE V5 Plusを使ってみた結果!
実際にVORKE V5 Plusを使ってみて気がついたことや注意点をまとめています!
メモリとストレージの拡張はネジ4本外すだけでアクセス可能
VORKE V5 Plusはマザーボードへ簡単にアクセス出来る事も魅力です。
▼マザーボードへは背面パネルのネジ4本を取り外すだけで簡単にアクセス出来ました。スリムPCは難解な取り外し手順が面倒くさいのですがVORKE V5 Plusは超簡単。↓
▼メモリスロットは2段あるので簡単に増設可能です。↓
▼SSDスロットは1つしか備わっていないので容量を増やすには換装(OSデータも含めて丸ごとコピーするのが手っ取り早いです)が必要です。SSDを購入する時は[M.2 2280 SSD]規格の製品を購入して下さいね!↓
据え置きPCなのにWi-Fi搭載でワイヤレス接続できる
LANポートが備わっていたので有線接続オンリーかと思っていたのですが、VORKE V5 PlusはWi-Fiに対応しています。しかも、2.4GHz/5.8GHzに対応で親機がac規格に対応していればWi-Fi接続でも爆速通信が可能となってます。
▼Wi-Fi接続できるのでスマホのテザリングやモバイルWi-Fiでの接続もオッケー。有線接続が難しい場合でも無線でインターネットに接続出来るのは嬉しいポイント。↓
ワイヤレスチップは技適付き
▼ワイヤレス接続が可能なので気になってワイヤレスチップを探していたのですが、SSDを取り外したら下段にワイヤレスチップが挿さってました。技適マークがバッチリ付いてます。↓
天板には時計機能が備わっていた。地味に便利
▼電源を入れた時に気がついたのですが、VORKE V5 Plusの天板ロゴ左部分はデジタル表示の時計機能が備わっていました。↓
コレが案外便利。時刻もWindowsが取得した時間を表示してくれるので時刻合わせの必要もありません。
初期の言語は英語。初期設定後に日本語の言語パックをダウンロードして日本語化が必要
▼VORKE V5 Plusは初回起動時に言語やキーボードにJAPANを選択できるのですが、そもそも日本語データが入っていないので初期設定後は英語となっています。↓
日本語化の手順
という訳で日本語化したので手順を残しておきます。
▼ディスプレイ左下のWindowsマークをクリックして歯車マークをクリック、続いてTIME&Languageをクリックします。↓
▼ディスプレイの左側に表示されているRegion & languageをクリックして、Languagesの部分に表示されているAdd a Languageの”+”マークをクリック。↓
▼ダウンロード出来る言語の一覧が表示されるのでテキストボックスに[japanese]と入力しましょう。一発で日本語が表示されます。青色の”日本語”の文字をクリックしましょう。↓
▼日本語が追加されたら”日本語”と表示される部分をクリック。メニューが開くので日本語をデフォルト設定にするためにSet as defaultを押しましょう。その後、optionをクリック。↓
▼画面が切り替わったらここで一番上に表示されている”Download language pack”をクリックしましょう。↓
▼後は日本語の言語のダウンロードが終わるまで待ちましょう。ダウンロードが終わったらサインアウト→サインインで日本語表示となります。↓
▼キーボードは初期状態でUS配列となっています。日本語キーボードを利用する方はついでに切り替えましょう。先程の言語設定画面の日本語項目でoptionをクリック。↓
▼Hardware keyboard layoutのChange layoutをクリックするとJapanese keyboard(106/109 key)が選択可能です。こちらも設定後はサインアウト→サインインで反映となります。↓
▼日本語化は以上です。サインアウト→サインインで表示とキーボードの入力が完全日本語対応となりました!↓
3865Uはやっぱりパワフル。FHD動画のスムーズな視聴、ストアゲームのプレイが快適
3865UはIntel の廉価版CPUでCeleronです。一昔前はCeleronは非力過ぎて扱いにくい時代もありましたが、現在のCeleronはパワフルですね。WEB閲覧やメール・チャット位なら超サックサク動いてくれます。
▼FHD動画もコマ落ちなしでバッチリ再生できます。CPU使用率は高いですが発熱も気になるほどでは無く長時間再生しましたが快適に視聴できました。↓
▼Microsoftストアで配信されているMinecraftも”快適”と言えるレベルでプレイ可能です。↓
流石に動画のエンコード作業やRAW写真の現像などCPUパワーがモノを言う作業には向いていませんが、WEB閲覧・動画視聴・メール・レポート作成・簡単な表計算など一般的に利用されることの多い作業では特段不満なく使えてしまいます。
起動・シャットダウン・各ソフトウェアの立ち上がりなど爆速
VORKE V5 Plusは容量は少ないですがSSDという高速なストレージを搭載しています。速度的にはHDD<eMMC<SSDの順に体感速度が早くなるので、これまでHDDを利用していた方は起動の速さやキビキビ動作に驚くはず。
▼ストレージの速度を測定するCrystalMarkでは読込速度が500MBを超えます。一般的なHDDだと7,200回転で64MBなのでSSDが相当速い事が伝わるはずです。↓
小さいは正義。モニターのデッドスペースにも置ける小さな本体
▼PCモニターは薄型ですが、支えるスタンド部分は結構大きくて奥行きがあります。案外スタンドの左右って狭くて使いにくいので無駄スペースとなっている場合も多いハズ。↓
▼こんな無駄スペースにもVORKE V5 Plusならポーンと置くことが出来てしまいます。小さいって素敵。↓
VORKE V5 Plusの総評・まとめ
VORKE V5 Plusは小型ながらも拡張性の高さが魅力的なモデルでしたね。古くて大きくて遅いデスクトップパソコンを利用しているなら、コンパクトで速くて拡張性の高いVORKE V5 Plusに乗り換えましょう。
また、小規模の事務所などで共有PCとして利用するのも良いですね。VORKE V5 Plusなら省スペースでもPCを設置出来ます。
メチャクチャCPUがパワフルって訳ではありませんが、普段使いでは十分”サクサク動いている”と感じる事の出来るくらいに軽快な動作なので是非ご検討下さい。
VORKE V5 Plusの価格と購入先
小さいパソコンってそれなりに高価じゃないですか。僕も最初は5万円~7万円位するのかと思っていたのですが、VORKE V5 Plusはたったの269.99ドルで購入可能です。
ですが!!!
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執筆:猶木、撮影:Takuya