ASUS「ZenFoneMAX」のスペック詳細。魅力はバッテリー搭載量だけではない。
SIMフリースマートフォンで絶大な人気を誇るZenFoneシリーズに新たなモデルが加わった。
その名は「ZenFoneMAX」(型番:ZC550KL)
何がMAXなのか、早速スペックを確認してみましょう。
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▼本端末でポケモンGOをプレイする場合の注意点▼ポケモンGOで現実世界にポケモンを表示(ARモード)するには端末のジャイロ機能を利用します。本端末ではジャイロ機能を搭載していないので、プレイは可能ですが仮想空間でのプレイとなります。格安スマホでポケモンGOにフル対応している機種且つ、私自身が実機で動作確認した端末でのオススメは以下の端末ですので、宜しければどうぞ
- 【関連】【レビュー】SAMURAI REI(麗)の実機評価。外観とベンチマークをチェック!
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ZenFoneMAXの性能・特徴・価格・注意点。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android5.0.2 |
SoC | Qualcomm410 4コア1.2Ghz |
メモリ | 2GB |
保存容量 | 16GB |
液晶 | 5.5型(HD) 1280x720 |
カメラ | 背面カメラ:1300万画素 前面カメラ:500万画素 レーザーオートフォーカス 高速0.03秒AF |
対応バンド | LTE 1/3/5/6/8/9/18/19/28 3G 1/2/5/6/8/19 GSM 850 /900/1800/1900 |
Simサイズ | MicroSIMx2 どっちも3G/LTEに対応 |
バッテリー | 5,000mAh モバイルバッテリーとしても利用可能 |
サイズ | 縦:156mm 横:77.5.mm 厚さ:5.2mm~10.55mm 重さ:202g |
カラー | ブラック ホワイト |
備考 | Wi-Fi IEEE802.11b/g/n Bluetooth 4.1 文字入力 ATOK |
価格 | 税込30,024円 |
追記:上記価格は発表時の価格です。スマートフォンは発売後の価格変動が激しい製品ですので、ネットショップなどで現在価格を確認しましょう。
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基本動作性能はミドルスペック。SoCにはQualcomm社のSnapdragon410を搭載しており、WEB閲覧、SNS、メールやLINE、動画観賞などは問題ない性能。但し、ゴリゴリの3Dを駆使したゲームは動作が重く感じることもあるので、ゲーマーさんは注意。2Dゲームに関しては大丈夫。
メモリは2GBを搭載しており、ミドルスペックスマートフォンでは標準的な搭載量で合格。
しかし、画面サイズが5.5型に対し、解像度が1280×720(HD)となっており、画素密度は人の網膜で認識出来る300ppiを下回る267.019ppiとなっているので、人によってはドットの荒さが目立つ可能性あり。
但し、SoCの性能に対し、搭載メモリ量、解像度のバランスは最適。
カメラは定評のあるZenFone2Laser譲りで高性能。
メインカメラには、1,300万画素のカメラユニットを搭載。自動ピント合わせにはレーザーセンサーを用いてフォーカスするので、薄暗い場所でも0.03秒でガッチリピントが合う。
インカメラには自撮りトレンドの500万画素カメラを搭載しているので、自撮り好きにもピッタリ。
ZenFone2Laserは既に販売しているので、カメラ性能が気になる方は家電量販店で確認できるので、一度触ってみよう。
5,000mAhのモンスターバッテリー搭載。
ZenFoneMAXの特筆すべき点は5,000mAhのモンスターバッテリーを搭載していること。
例えば、富士通の3日持ちを謳う製品のバッテリー搭載量が3,500mAh前後ですので、いかにモンスターバッテリーを搭載しているかがお分かりになるかと。ちなみにiPhone6sで1,715mAh。
実はモバイルバッテリーになるんです。
スペック表に小さく書いてある「リバースチャージ機能」を見逃してはいけない。
リバースチャージ機能とは、ZenFoneMAXをモバイルバッテリーとしてタブレットやスマートフォンなどを充電できる機能。
2台持ちで、サブ端末が充電切れの時等におおいに役立ちます。
電波はドコモの回線にピッタリ。auは技適的に懸念。
ドコモ回線は、全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンドの3、郊外、地下、山間部の繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19、そして2015年からサービス開始となったバンド28にまで対応したクアッドLTE。
auのプラチナバンドであるバンド18に対応しているが、以前、ZenFone2でauのバンドには対応しているが技適がダメということで、日本国内では法律違反で使えないということがあったので、格安SIMを使うならドコモ回線を利用した格安SIMにすることをオススメする。
SIMスロットはLTEデュアルSIMに対応。
ZenFoneMAXはSIMスロットを2つ搭載しているモデル。どちらのスロットも3G/LTEに対応しているので、安い格安SIMを2枚挿してモバイルルーター代わりとしても使えるので、機種変更した後は、モバイルバッテリー兼モバイルルーターとしても利用できる。これ、凄くいい。
ZenFoneMAXはWEB閲覧やSNSなどガツガツ使う方にオススメのSIMフリースマートフォン。
性能はミドルスペック。3Dを駆使したゲームはしないけど、モンスト等の軽い2Dゲームくらいなら問題なし。主にWEB閲覧やSNS、LINEなどを中心とした使い方をする方には、大容量バッテリーの恩恵をガッツリ味わえる。
特に文字入力を沢山する方にはオススメ。なぜならZenFoneMAXには有料ソフトで1,500円もする日本語入力システムの「ATOK」が初期搭載されている。
懸念すべき点は、200gを超える重量と5.5インチという画面サイズ。ちょうどiPhone6sPlusと縦幅と横幅、重量が似ているので、一度触れば大きさ的な予測は付くので5.5インチがどの程度の大きさか把握すべきです。
また、厚みに関しては最大で1cm以上あるので、この点も念頭に置いておきましょう。
しかし、その大きな本体には5,000mAhという、とてつもなく大容量なバッテリーがつめ込まれ、ZenFoneMAX最大の魅力となっていることをお忘れなく。
ハマる人にはとことんハマるSIMフリースマートフォン。それがZenFoneMAX。
3/6追記:エントリースペックで4,000mAhの大容量バッテリーを搭載した端末をFREETELがリリースしています。こちらもデュアルLTE端末。ライトユーザーやサブ端末としてならこちらもオススメ。お値段も安いです。詳しくは以下の記事を御覧ください↓
【関連】FREETEL「Priori 3S LTE」のスペック詳細と比較。
予約は開始されているので欲しい方は予約しよう。
ASUS公式ショップでは、発売記念として、数量限定でMicroSD、液晶保護フィルム、そしてIIJmioの音声通話SIMが貰えます。
IIJmioの音声通話SIMは契約料の税込3,240円が無料になるもので、契約するかしないかは自由です。つまり、格安SIMとの抱合せでは無いので安心しましょう。
もし、IIJmioのSIMを利用する場合はお徳ですよ。という特典です。
SIMの契約料や保護フィルム、MicroSDの代金も考えると、5,000円ほど浮くので、実質価格はかなり安いです。
発売は3月中旬となっているので、欲しい方は早めに予約しましょう。
【公式】ZenFoneMAX