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iPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxの最安値はどこだ!徹底比較してみた!

iPhone 11 series

ついにiPhone 11シリーズの予約が開始しましたね!この記事ではズバリiPhone 11シリーズを買うならどこで買うのが一番安いのかを考えていきたいと思います。この記事での機種代金は消費税率8%、ランニングコストは消費税率10%で計算しています。

まずはキャリアの端末購入補助を知ろう

スマホを少しでも安く買うために知っておきたいのが購入補助プログラムです。

最近では大掛かりな端末の値引きができなくなってきているのもあり、3大キャリアが苦肉の策として出してきたのが「スマホおかえしプログラム」をはじめとするプログラムです。3キャリアともプログラムの大枠は似ていて、簡単に言えば

「機種代金を分割で支払うようにして、2年経ったときにそのスマホを返せば残りの機種代金は支払いしなくていい」

というものです。スマホを返却するのが条件なので下取りと似たような原理です。買う時から下取り金額を知ることができるといった感じです。以下にその仕組みを簡単に説明しますが、大きくドコモと残り2つでやり方が分かれています。

プログラムの名称はそれぞれ

  • ドコモ→スマホおかえしプログラム
  • au→アップグレードプログラムDX
  • ソフトバンク→トクするサポート(10/9までは半額サポート+)

という名前です。

アップグレードプログラムDX、トクするサポートの概要

この2つのプログラムは示し合わせているかのように条件などが酷似しているのである意味わかりやすいです。主な条件は

  • 対象機種を48回分割支払いで購入
  • 機種購入月を1ヶ月目として25ヶ月目以降に対象機種購入と同時に旧機種を返却することで残りの機種代金最大24回分は免除
  • プログラム利用料は390円(不課税)×24回で9360円
  • 13ヶ月目以降24ヶ月目以前にプログラム特典を前倒しして行使することもできて、その場合でも24回分の機種代金とプログラム利用料は払わないといけない
  • 結局プログラム特典を行使せずに買った機種を使い続けた場合既に支払ったプログラム利用料が返還される(auはWALLETポイント、ソフトバンクはPayPayボーナス)

という感じです。まあまとめると

スマホが機種代金の半額+9360円(プログラム加入料総額)で手に入る

ということです。それだけ聞くと響きはいいですが、注意すべき点は

  • プログラム特典利用時に対象機種を購入するのが条件になっているので実質4年縛りである

という点です。しかしこの2つのプログラムの面白い点は

auまたはソフトバンク回線契約は必須ではない

ということです。つまり、機種だけを単体で購入可能ということです。とはいってもここにも注意点があって、

単体販売するスマホにもSIMロックがかかっていて、auで買ったスマホはau回線、ソフトバンクで買ったスマホはソフトバンク回線でしか使えない

という点です。え、それだったら意味ないじゃんと思っちゃいますよね。いえいえ大丈夫です。安心してください、穿いてます。じゃなくて、ここで活躍するのがMVNOです。例えばauじゃなくてもau回線を使うMVNOであれば問題なく使えるいうことです。また、SIMロックがかかった状態で購入した機種も100日が経過すればロック解除することができます。

また、ソフトバンクは10/1より支払い方法をクレジットカードにすることでSIMロックを即日解除できるようになりました。

*auは11月よりアップグレードプログラムDXに代わる新しい端末購入補助を開始します。これに伴いアップグレードプログラムDXは近日終了予定です。

スマホおかえしプログラムの概要

ドコモのスマホおかえしプログラムは上記2つのプログラムに比べて非常にシンプルです。主な条件は

  • 対象機種を36回分割支払いで購入
  • 任意のタイミングでスマホを返却すれば最大12回分の支払いを免除

たったこれだけです。ややこしいプログラム利用料とかもありませんし、実質4年縛りでもありません。ただしこのプログラムでお得になるのは機種代金の3分の1です。まあ実はこれも気にすることではありません(後にわかります)。

スマホおかえしプログラムはau、ソフトバンクと違ってドコモユーザー以外には提供されていません。スマホの単体販売を行なっていないのです。ですが、スマホの返却時に該当の回線を既に解約していても問題ありません。

iPhone 11の価格を比較

iPhone 11 series

お待たせしました。ここからが本題の価格比較です。記載する「〇〇プログラムを適用した時の実質負担額」の意味をわかってもらうためには先に説明するしかなかったんです。お許しください。

iPhone 11にはストレージ容量が違う3つのタイプがあります。どこで買う場合も64GBモデルと128GBモデルの価格差は5000円ちょっとなので128GBにすることをオススメします。

iPhone 11(かっこ内は各社の補助プログラムを活用した時の実質負担額)

容量SIMフリー(アップル公式)ドコモ
(スマホおかえしプログラム適用時)
au
(アップグレードプログラムDX適用時)
ソフトバンク
(半額サポート+/トクするサポート適用時)
64GB82280円87120円
(58080円)
90720円
(54720円)
89280円
(54000円)
128GB87780円95040円
(63360円)
96480円
(57600円)
95040円
(56880円)
256GB99880円106920円
(71280円)
109440円
(64080円)
108000円
(63360円)

こちらの表にある実質負担額にはアップグレードプログラムDX、トクするサポートのプログラム利用料の合計9360円が含まれています。

この表を見て貰えば実質負担はau、ソフトバンクが安いということがわかります。ドコモは数千円負担が増えることになりますが、プログラムの条件が緩いので捨てがたいという感じです。

iPhone 11 Pro/11 Pro Maxの価格を比較

さて、今度は上位モデルのiPhone 11 Proと11 Pro Maxの価格です。

この2つのモデルはストレージ容量が64GB、256GB、512GBの3種類で128GBモデルが存在しません。

容量SIMフリー(アップル公式)ドコモ
(スマホおかえしプログラム適用時の実質負担額)
au
(アップグレードプログラムDX適用時の実質負担額)
ソフトバンク
(半額サポート+/トクするサポート適用時の実質負担額)
64GB117480円126720円
(84480円)
127440円
(73080円)
127200円
(72960円)
256GB135080円142560円
(95040円)
144720円
(81720円)
145920円
(82320円
512GB159280円166320円
(110880円)
170640円
(94680円)
172320円
(95520円)
容量SIMフリー(アップル公式)ドコモ
(スマホおかえしプログラム適用時の実質負担額)
au
(アップグレードプログラムDX適用時の実質負担額)
ソフトバンク
(半額サポート+/トクするサポート適用時の実質負担額)
64GB131780円138600円
(92400円)
140400円
(79560円)
142560円
(80640円)
256GB149380円158400円
(105600円)
159120円
(88920円)
161760円
(90240円)
512GB173580円182160円
(121440円)
185040円
(101880円)
187680円
(103200円)

au、ソフトバンクが安くてドコモが一回り高いというのはiPhone 11と同じです。もとの価格が高くなってる分その差もちょっと広がっています。それにしてもスマホで18万って(笑)。

ランニングコストも含めた詳細な比較

単純な端末の価格は以上に示した通りなのですが、実質的に回線との抱き合わせ販売である以上無視できないのがランニングコストです。このコーナーではiPhone 11シリーズを2年間使用すると仮定して2年間で払う総合計の金額を色んなシチュエーションで計算してみたいと思います。

ここではiPhone 11(128GBモデル)を購入するパターンで計算をしていきます。

ここから出てくる表では各種家族割や光回線とのセット割引は適用させていないので家族構成及び家のネット環境によっては結果が変わってくる点についてはご了承ください。

SIMフリー端末&ワイモバイル回線

アップルの公式サイトでiPhoneを購入するとき一緒に申し込めば契約手数料の3000円が免除になるというのもあるのでこちらのシミュレーションをしてみたいと思います。ワイモバイルは所謂格安SIMの中でもトップクラスの通信スピードでキャリアと遜色なく使うことができます。

追記:スマホベーシックプラン、新規割の新しいシミュレーションを反映させました。

項目料金
iPhone 11(128GBモデル)87780円(10%税込)
スマホベーシックプランM(月12GB、契約期間なし)3680円×24回(税抜)
新規割-700円×6回(税抜)
合計180312円(税込)

このシミュレーションではワイモバイルで一番人気の月9GB使えるスマホプランMの場合で計算しました。ワイモバイルならではの特徴として10分以内の通話かけ放題がはじめからついています。

また、スマホプラン及びワンキュッパ割、SIM単体割は9/30で受付終了して10月からはスマホベーシックプランとして生まれ変わります。

ドコモ端末&ギガホ

ドコモでスマホおかえしプランを使ってiPhoneを購入し、通信のプランは月30GBまで使える「ギガホ」を選んだ場合のシミュレーションです。追記:ギガホ割が終了したので表から削除しました。

項目料金
iPhone 11(128GBモデル)実質63360円(10%税込)
ギガホ(月30GB、2年契約)6980円×24回(税抜)
合計247632円(税込)

通信容量の多いプランを選んだこともあり2年間の出費は多いですが、スマホおかえしプランには2年後にもう一度ドコモから端末を買う必要はないのは安心です。

ギガホ割は9/30までに申し込んだ人が受けられる割引である点はご注意ください。

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au端末&データMAXプランNetflixパック

auでアップグレードプログラムDXを使ってiPhoneを購入し、通信は月のデータ容量が無制限かつNetflixの月額料金も込みになっている「auデータMAXプランNetflixパック」を選んだ場合のシミュレーションです。

項目料金
iPhone 11(128GBモデル)実質57540円(10%税込)
データMAXプランNetflixパック(無制限、2年契約N)7880円×24回(税抜)
スマホ応援割プラス-1000円×6回(税抜)
合計258972円(税込)

こちらもお高いですが、Netflixの月額料金が含まれていることを考えればアリかもしれません。2年契約Nというのは解除料が1000円であるということです。

アップグレードプログラムDXは2年後に機種の返却だけでなく新機種の購入も条件になっている点にはご注意ください。

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ソフトバンク端末&ウルトラギガモンスター+

ソフトバンクでトクするサポートを使ってiPhoneを購入し、通信は月50GBまで使えて動画やSNSのサービスはカウントフリーの「ウルトラギガモンスター+」を選んだ場合のシミュレーションです。

項目料金
iPhone 11(128GBモデル)実質56880円(10%税込)
ウルトラギガモンスター(月50GB+α、契約期間なし)7480円×24回(税抜)
1年おトク割-1000円×12回(税抜)
合計241152円(税込)

月50GB+動画SNS放題でほぼ使い放題を謳っているところを考えると妥当なラインなのでしょうか。

通信プランが既に2年縛りを撤廃しているのもポイントです。ただし、au同様2年後にソフトバンクからの機種購入が条件です。

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au端末&UQモバイル

ここからが上級編なのですが、UQモバイルはau回線を使っているのでauのSIMロックがかかったいるiPhoneでも利用可能であることを上手く活用した使い方です。

auでアップグレードプログラムDXを使ってiPhoneを購入し、回線はUQモバイルの月9GB使えるMプランを選んだ時のシミュレーションです。

項目料金
iPhone 11(128GBモデル)実質57540円(10%税込)
Mプラン(月9GB、契約期間なし)2980円×24回(税抜)
合計136212円

UQモバイルは契約期間なしなのでauで買ったiPhoneのSIMロックを解除した後は別の格安SIMに浮気しても大丈夫です。ただし、2年後にプログラム特典を利用するときにauからスマホを購入しなければならない点は忘れてはいけません。

ソフトバンク端末&LINEモバイル

先程と同じ要領でソフトバンクから半額サポート+を使って端末だけ購入し、回線はLINEモバイル(ソフトバンク回線)を選ぶというパターンです。

項目料金
iPhone 11(128GBモデル)実質56880円(10%税込)
コミュニケーションフリープラン(5GB+α、最低利用期間1年)2220円×24回(税抜)
半額キャンペーン-1110円×4回(税抜)
合計110604円(税込)

ここではLINEモバイルの月5GB使えてLINEを含むSNSがカウントフリーになるプランで計算しました。

9/30まで実施中(追記:10月1日にLINEモバイルでキャンペーンが継続されていることを確認)の半額キャンペーンを適用させています。本田翼さんがCMやってるあれです。

最低利用期間は自動更新なしの縛りで1年以内に転出または解約したら違約金1000円+税が請求されます。

ちなみに通信品質が上記のUQモバイルより劣る点はMVNOなので仕方ありません。(UQモバイルもMVNOですがauと密接な関係なのでauの生回線を使っているというややこしい話はここでは省略します)

こちらもソフトバンクから購入して100日目以降にSIMロックを解除して他のMVNOに移ってもよしです。違約金1000円が厄介ですが。何度も言いますが2年後にプログラム特典を行使するときもう一度ソフトバンクからスマホの購入が必要です。

下取りを活用しよう

スマホを買うときに忘れてはならないのが、旧機種の下取りです。筆者の知り合いではiPhone 7からの買い替えを検討している人が多かったのでおそらくそういう方が多いと思います。ここに各社の下取り相場を記載しておきますが、下取り金額はころころ変動するので下記のリンクから確認をしてくださいね。

iPhone 7(32GBモデル、良品)の下取り相場(10/1に他の料金を刷新するついでに下取り相場も最新のものにしておきました。)

  • アップル公式→9760円
  • ドコモ→14000円(乗り換え12000円)
  • au→11550円(機種変乗り換え共に)
  • ソフトバンク→14400円(機種変乗り換え共に)

また、ドコモのスマホおかえしプログラムは上記の下取り価格を含めた割引を適用した後の価格に対して発動します。

まとめ

長い記事を最後まで読んでくださってありがとうございます。キャリアによるスマホの単体販売がスタートすることを上手く活用できたらかなり出費を減らせそうですね!

最後にですが、大手キャリアでiPhone 11シリーズを購入する場合は来店不要・頭金不要のオンラインショップがオススメです!恐らく発売日は各キャリア実店舗が非常に混雑することが予想されているのでオンラインショップでスマートに手続きを行いましょう!

※MNP引き止めポイントは法改正に伴い静かに終了しました。

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