OCNモバイルONEの格安SIMの通信速度測定。低速ながら安定感あり
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使用した格安SIMはOCNモバイルONEが提供する3GBプラン。
複数回に分けて通信速度を測定したので参考にどうぞ。
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OCNモバイルONE通信速度調査に用いた端末とアプリ
使用した端末はFREETELのSAMURAI REIでLTEでの最大通信速度150Mbpsに対応している端末です。
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通信速度測定にはSpeedTestを使用しています。
午前中の早い時間は快適。それ以外は低速ながら安定。
画像では分かりにくい場合があるので表にしてみました。
時間 | ダウンロード (Mbps) | アップロード (Mbps) |
---|---|---|
9:26 | 18.37 | 29.25 |
12:39 | 2.87 | 25.75 |
14:59 | 4.01 | 25.47 |
16:57 | 2.43 | 22.48 |
19:03 | 6.90 | 22.53 |
21:33 | 2.82 | 16:98 |
午前9時過ぎは18Mbps以上の通信速度を叩きだしており、快適そのものでしたが、その後は2Mbps台から6Mbps台の通信速度となりました。
注目すべきは著しい低速化がなかった事で、お昼の混雑する時間帯や、夕方から就寝前の9時以降まで低速ながら2Mbpsは実測で超えていました。
格安SIMは混雑する時間帯は通信速度が著しく低速になる事も珍しくはなく、例えばお昼の時間帯等は1Mbpsを下回る場合もあることから、混雑時でも2Mbpsを超えてきたところは評価すべきポイントとなりそう。
「著しく速度が低下」とは、ガルマックスでは混雑する時間帯で0.2Mbps(200kbps)以下としています。なぜなら使っていて私自身がストレスが溜まるので、いくら安くても無理。
アップロードは一日中快適。
通信速度測定結果の通り、アップロード(上り)に関しては、15Mbpsを超える速度を維持しているので、写真のアップロード等も快適に行えました。
格安SIMはダウンロード(下り)ばかり注目しがちですが、アップロード速度も目を通しましょう。特にSNSなどでバンバン写真をアップする場合は、アップロード速度が低速だと写真をアップする場合に時間がかかります。
2Mbps台での利用範囲。
メールやラインなどは特に違和感なく利用可能で、SNSアプリでの閲覧や投稿、巨大掲示場アプリ、スマートニュースなどのニュースアプリも問題なし。
サイト閲覧に関しては、全てを読み込むまでに時間がかかかる場合ありで、閲覧自体は可能ですが、画像の読み込みに引っかかりも感じました。
動画はところどころ停止する場合ありで実用的ではありません。
格安SIMで混雑時に利用する場合は、動画以外であれば特段気にすることなくスマートフォンを利用できました。
最近の格安SIMは速度より安定感重視。
様々な格安SIMの通信速度測定を行っていますが、最近の格安SIMは最高通信速度よりも安定感重視の味付けに変化しているように感じます。
一時的に通信速度が高速であることよりも、「時間帯に左右されない安定性」が求められているので、方向性が変わってきているのかもしれません。
最近多いんですよ。「ウチは速度はソコソコだけど安定性があります」って格安SIMが。
実際に利用するユーザーにとって、「速度より安定性」という方針は良いことだと感じますし、回線の混雑する時間帯に動画以外のコンテンツが利用できれば良しとする考えであれば格安SIMで問題無いです。
確かに通信速度は大手キャリアに比べ遅いですけど、その代わり利用料金が安いので。
それでは定期的に通信速度の調査を行います。
OCNモバイルONEでは現在キャンペーン中。
OCNモバイルONEでは、8月末迄の申込でデータ量の増量キャンペーンを行っています。私の契約した3GBプランだと1GBのデータ量が増量となっています。また、データ通信SIMに関しては最低利用期限や解約金がないので、試してみたい方もどうぞ。
ちなみにOCNモバイルONEは、知名度&利用者数がナンバーワン(執筆時点)の格安SIMですので、初めて格安SIMに挑戦される方は、「利用者が多い=情報が多い」格安SIMから始めることをお勧めします。トラブル時にも対処法が見つかりやすいので。
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