arrows Alphaのスペックまとめ!IP66/68/69の高耐久かつ高性能なDimensity 8350 Extreme搭載
傑作のニオイがプンプンするぜ!
FCNTから新たに登場したarrows Alphaをチェックしていきましょう!高い耐久性はそのままに性能が大幅アップ。Dimensity 8350 Extremeを搭載しメモリも容量もドカ盛り、それでいて価格も8万円台!かなりの名機になる予感しかない。
今回は発表会に呼ばれましたんで行って実機も触ってきました!触った所感も交えてスペックと特徴をご紹介しますよ!
■arrows Alpha■
初出時価格→市場想定価格8万円台
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arrows Alphaの詳細スペック
製品情報 | |
---|---|
端末名 | arrows Alpha |
型番/別名 | F-51F(ドコモ版) |
発売年 | 2025年8月 |
発売地域 | 日本:ドコモ、SIMフリー |
メーカー・ブランド | FCNT |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 1 / 5 |
4G LTE | FDD LTE:1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 28 TD-LTE:38 / 39 / 41 / 42 |
5G NR | Sub6:n1 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | バージョン:5.4 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット | シングルスロット(Nano SIM) |
ネットワーク関連備考 | eSIM対応 |
本体仕様 | |
ディスプレイ | サイズ:6.4インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:144Hz(LTPO) 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 | 2,670×1,200 |
画素密度 | 460ppi/ドットの粗さが気になるかも |
サイズ | 高さ:156mm 横幅:72mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 188g |
本体色 | ブラック、ホワイト |
システム仕様 | |
OS | Android 15 |
CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 8350 Extreme |
AnTuTuベンチマーク | 非公表 |
メモリ/保存容量 | |
メモリ規格 | DDR5X |
ストレージ規格 | UFS4.0 |
組み合わせ | メモリ12GB+容量512GB |
ストレージカード | MicroSDカード対応(最大2TB) 専用スロットあり |
カメラ | |
背面カメラ | デュアルカメラ ①5,030万画素(メイン、f/1.88、IMX896) ②4,990万画素(超広角、120°、f/2.05) 手ぶれ補正:光学式(メイン) センサーサイズ:1/1.5(メイン)、1/2.7(超広角) PXサイズ:非公表 |
インカメラ | パンチホール式インカメラ 画素数:4,990万画素(メイン、f/2.0) センサーサイズ:1/2.7 PXサイズ:非公表 |
機能仕様 | |
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 赤外線センサー:非公表 加速度センサー:非公表 近接センサー:非公表 ジャイロセンサー:非公表 電子コンパス:非公表 光センサー:非公表 その他:自律神経活性度測定センサー |
防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:IP66/68/69 耐衝撃:MIL-STD-810H |
イヤホンジャック | なし |
NFC | NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
その他機能 | 独自キー搭載 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電 | 有線充電:90W ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非対応 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 | 【公式サイト】arrows Alpha – FCNT |
arrows Alphaの対応バンド
arrows AlphaはNanoSIMとeSIMで利用できます。
SoCはDimensity 8350 Extremeを搭載
▼arrows AlphaのSoCはミドルハイ〜準ハイエンド級の立ち位置。ただし専用に最適化させたというDimensity 8350 Extremeを採用しておりかなりの高パフォーマンスをアピール!↓
さらにメモリ、内蔵ストレージ(保存容量)どちらも大容量に加えてメモリがDDR5X、ストレージ規格もUFS4.0を採用しており、現ハイエンドスマホに並ぶ豪華なパーツをふんだんに使用しているのがポイント!安定性もファイル、アプリの読書速度も爆速ですよ!
なおDimensity 8350のAnTuTu参考値は148万点ほど。他社モデルだとOPPO Reno13にも採用されています。それを専用に最適化したそうなので、148万点よりも高いAnTuTuスコアに期待ができますぞ。
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
高スペックモデルとしては珍しくmicroSDカードも対応ってのが嬉しいポイント。写真や動画などのデータをまるっと移せますからね(`・ω・´)。ただしイヤホンジャックは非搭載なのが残念。流石にしゃーないか‥。
▼さらにパフォーマンスの体験もできてて、原神のテストも出来ました。デフォの画質設定は中。フレームレートを60にして動かしたところ、目立ったカクつきは起こらず快適。画質を低、最低にすればさらに安定します。↓
▼ハイエンドではないSoCなので高画質ではキツい点は注意です。画質も求めるんだったらハイエンドスマホ一択。‥とはいえ、arrowsでここまでの極地に達しただけでも個人的にすごい進化だと思う。↓
▼外観デザイン自体はかなりシンプルだけど、人目でarrows Alphaと判別できるデザインってのもいいですね。カメラ部分はarrows We2 Plusと同じ意匠で縦に並んだデュアルカメラ+自律神経センサーが特徴的。↓
▼当然のごとくIP69の完全防水設計。69なので、お湯にも強いってのがGoodでございます。MIL規格23項目準拠の耐久性もアピールしており、1.5mの高さから実際に落としても靴で踏みつけても、ヒビひとつ入りませんでした。↓
▼昔からarrowsでおなじみでもある「ボディーソープで洗える」点も健在!スマホって皮脂が溜まりまくる上に洗って拭き取る頻度が低い場合だとトイレの便座以上に汚えという話もあるんで、定期的にこういう食器感覚で洗えるってのが良いんよね。↓
▼構造としては内部に樹脂を固めて配置、かつ再生アルミニウム素材を側面から内部にかけて囲うように張り巡らすことで耐久性を高めている設計。耐久性を高めたモデルの弱点となる放熱性の弱さも、ベイパーチャンバーを大型化させて払拭。↓
▼カラーはブラックとホワイトの2色でかなりシンプル。ブラックはカメラの周辺にシルバー、ホワイトはカメラの土台がマットシルバーというアクセントがあり、安っぽさは感じませんでした。↓
▼側面はフラット化しているのがWe2 Plusからの大きな変更点!材質もアルミニウムになっており、加えてヘアライン加工も施されたことで高級感バチバチに高められています。メッチャかっこよかった。↓
▼ボタンもダイヤモンドエッジ形状(カドがナナメにスパっとカットされた形)で非常に上品です。マツダのSUVぐらい上品。押し心地も良く高さもクリック感も満足でした。↓
▼持ち心地も手にスポっと収まる感じで非常に良い。背面は側面にかけてカーブしてるし、重さも188gと軽めだし。↓

▼なお今回のarrows Alphaはドコモ版とSIMフリー版の2モデルがあるんだけど、ドコモ版でも、ドコモのロゴは入っていないです。↓

▼もちろん内部はしっかりドコモのソフトウェアでした。例の豆腐もいるゾ!↓
▼ディスプレイは6.4インチ。ホドよいサイズに加えて、2670×1,200の高解像度、かつ最大144Hzリフレッシュレート対応の有機ELディスプレイ。バッチリすぎるスペックです。輝度も高い。↓
▼ただし上下のベゼルだけわずかに厚いのがWe2 Plusからの気になる点。耐久性のためなのかな。あとカドの丸みもかなりあります。↓
▼カメラは「5,030万画素のメイン」「4,990万画素の超広角」のデュアル構成。メインは1/1.5インチとセンサーサイズは大きめでございます。インカメラは4,990万画素のシングル。インカメとしてはかなり画素数高いです。↓
▼インターフェースはシンプルなタイプで他のスマホから乗り換えた人も扱いやすいタイプ。個人的に2倍ズームと、マクロモード切り替えがワンタップで押しやすい一にあるのが高評価!↓
▼軽く撮った程度ですが写りはいい感じかも。夜景かつポートレートで玉ボケ背景撮影もできるそうなんで試してみたい(`・ω・´)。↓
▼カメラの下は自律神経センサー。arrows We2 Plusと同じものを搭載しとります。ここに指を当てて1分ほど待機すれば、自律神経の状態‥気分の浮き沈みが可視化でき、そこから改善できるアドバイスをしてくれる機能が搭載されています。↓
センサー自体はWe2 Plusから同じそうですが、ソフトウェアのアップデートで計測時間や精度、UIの見やすさを改善していくとのこと。今後に期待ということか。
▼バッテリー容量は5,000mAh!さらに今回のarrows Alphaはarrows初となる超急速充電に対応!かなりいい進化を遂げています。↓
▼さらに今回のarrows Alphaはなんと充電器まで付属しております。この充電器は最大90Wの急速充電まで対応だそう。We2 Plusには付属してなかったんで、めちゃくちゃ嬉しいですね。↓
▼またAI機能も取り入れており、GoogleのGeminiに加えて独自のarrows AIも内蔵しています。こちらのAIはより基本的、初心者向けのサポートを重視しているようで、通知を消したかったり設定を変更したい場合に応えてくれるんだそう。↓
▼独自キーはタフネススマホのような挙動。AIを起動する他にもアプリのクイック起動ができるんで、決済アプリ(PayPayとか)を起動してキャッシュレスをサクッと終わらせたりなんて芸当も可能。便利。↓
▼ちょっと変わったポイントとして、長押しの時間を設定できるようになっていうます。他の独自キー搭載モデルにはなかったので、ここもユーザビリティを高めているんだなって感じられます。↓
価格は8万円台!ドコモ版とSIMフリー版が登場予定

そんな高スペックにまとまったarrows Alpha。発売時期は8月下旬を予定しており、市場想定価格は8万円台となります。安いぞ!
一応SoCの性能ランクでいえばミドルハイの域になるものの、それ以外の部分はハイエンドに相応しいスペック‥加えてarrowsらしい高い耐久性と不慣れな人にも扱いやすい機能性を兼ね備えています。
あとarrowsという馴染あるブランドという点でもかなり人気出そうですね。筆者としてもオススメのスマホを教えてほしいって言われたらまっさきに候補に挙げられる1台になりそう。
そもそものarrows We2 Plusの時点でも個人的にはAndroidスマホ全域の中で最高レベルの仕上がりで非常に好きでオススメなんだけど、このarrows Alphaはそれを純粋に強化したような1台でした。レビューもしたいなあ。
■arrows Alpha■
初出時価格→市場想定価格8万円台
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