実機レビュー:arrows We2 Plusの実態を調査した結果
柳生です。FCNTの最新鋭モデルarrows We2 Plusを提供いただいたんでレビューしていきますよ!この子、マジでできるヤツ。海外モデル含めいろんなスマホを使ってた筆者からしても良すぎてメイン機にしたいなんて思えるレベルです。
▼このモデルが実機発表されたときの取材レポ記事も合わせてどうぞ!↓
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スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧
高耐久性、持ちやすさ、デザイン‥筐体のクオリティは優秀
取材時に実機を触った時にも思ったんだけどこのarrows We2 Plus、本体はサラサラ、側面にかけて丸まっている形状なのですっげぇ持ちやすい。
▼外観デザインはこんな感じです。↓
背面カメラ部分はシンプルながらも、後述する脈波センサーがあることで独特な雰囲気を演出。シャッとしてスッキリした風合いはいかなるコーデやシーンにもよく合う。まさにスマートフォンって感じな見た目が大好きです。
▼また画面四隅はごく僅かに盛り上がっており、これにより画面へのダメージを低減するというのもGood。↓
一見すると気づかないけどこういう部分もしっかり補強しているの、さすが日本ブランドだわ!
▼サイドボタン類の位置も低めにとられており、片手でも操作しやすく手が小さい人でも操作しやすいのもGoodです。左は最近趣味で購入したGalaxy A25くん。ボタンの高さは全然違うよネ。↓
ただし欠点としては、デザインは中華スマホみたいな派手さはなく地味といえる点。
また欠点としてはサラサラゆえに、手が乾いていると結構滑るのもネックでしょう。側面もサラサラなのでグリップ性は低く、またズボンとか布地の上に置くとスベって落とすリスクもあります。
しかし高耐久性なので個人的には落としても安心ってのはでかい。
ケースなしでも安心して使えるし、取材時は1.5mの高さからコンクリに何回もコンコンと落としても画面が割れておらず側面に若干の傷があるぐらいという実証もされてたんで個人的には裸運用でも問題なしと思ってます。
▼これは取材のときに実験で使われた機体。コンクリに落としまくってこの程度ですよ。これを見たらケースなくてもいいじゃん!ってなるワケよ(`・ω・´)。↓
これよりも強靭なスマホとなればタフネスモデルをオススメしたいんだけど、あっちは重たさと厚みとカーホルダー使用不可って点がネックになり一般層にオススメしにくかったし、頑丈で軽めなスマホがほしいって人にとってよく刺さると思えます。
Snapdragon 7s Gen 2、サクサク動く!ただし3Dゲーム性能は並
すでにご存じの方も多いと思いますがおさらい。
arrows We2 Plusは心臓部といえるSoCにSnapdragon 7s Gen 2を採用しております。このチップセットは最大2.4GHz駆動の4nmプロセスルールで製造されているもの。
▼AnTuTuスコアも60万点ほどで、普段使いとしては非常に高い数値。ライトユースではとても快適です。↓
筆者が使っているSnapdragon 865搭載機は70万点ほどで、その差は10万点ほど。ゲーム性能自体は高くないとはいえ、ここまで来ると日常使いにおいてはハイエンドと変わらんぐらいサクサクよ。
一方で、原神などの3Dゲームは低画質に落とさないと厳しくこの点はガチゲームプレイに向いているとは言えません。
▼原神は画質「中」で高負荷時の下限フレームレートは26FPS。原神を遊ぶにはややパワー不足。下限30FPSを維持するには画質を低にするなど、画質への妥協が必要となります。まぁそらそうだよね(´・ω・`)。↓
▼しかし2Dゲームなら快適!筆者が大好きな物理横スクロールレーシングゲーム「Hill Climb Racing」ではサクサクです。パズル系とかシューティングとかそういうミニゲームなら不満はありません。↓
▼あとゲームモードも対応しておりUIデザインもなかなか出来上がってます。安い中華スマホと違って最低限ではなく機能性もあり、着信・通知ブロック、ダイレクト充電、Wi-Fi低遅延といった要素も備えてある‥ナビバーロック機能があるのもありがたいです。↓
ビックリするほど綺麗で滑らかなディスプレイ
お前本当にarrowsか?って思う部分その1。ディスプレイが豪華。形状はトレンドに則り中央パンチホールデザインで古臭さを感じず、有機EL採用で輝度も明るめでした。
▼屋外でもそこそこですが見えますし十分操作できるレベル!↓
▼有機ELなので視野角もバチクソ広い。なおデフォルトの画面設定”ナチュラル”は若干色が薄いんで、自動調節ってのにしとくのがオススメです。こうすると色鮮やかになるぞ!↓
最大144Hzリフレッシュレートと海外ブランドのハイエンドスマホと同等の高さも素晴らしいですね(`・ω・´)。タッチレートも200Hzと十分あり、キビキビ操作できるのもGood。
▼AoDも対応しています。名称は「常に表示」という名前なので設定から検索するときは注意。時計スタイルは変えられませんでした。↓
なお、デフォルトでは60Hzに設定されているので設定画面から変更する必要はあります。
▼注意点として、リフレッシュレートは144Hzか60Hzの2つしか選べません。中間である90Hzの設定も欲しかったところ。あれ滑らかさと電池持ちを両立出来てて個人的に一番バランスいい設定だと思うんだよなぁ。対応してほしかったわ。↓
▼あと上下ベゼル幅も左右より厚めで、人によるけど不格好さも感じそう。筆者としてはあんま気にならんけど、なんかmotorolaスマホ思い出す。あれもこういう上下ベゼルが若干厚いモデルが多かったんで‥↓
Widevine L1対応。動画視聴マシンとしても優秀
ソフトウェア面でもarrows We2 Plusくんは実に恵まれており。Widevine L1に対応しています。
早い話、AmazonプライムビデオやHulu、Netflixなど著作権コンテンツが高画質で視聴できるってワケです。対応してない(L3)だと結構ガビガビになるんよ。
有機ELでディスプレイもきれいだしマジで言うこと無いレベル。大きさも程よいし持ちやすい。外出先や新幹線ん中での暇つぶしのお供にも使っていけますね(`・ω・´)イヤホンジャックもあるし。
スピーカーはデュアル!音質も思った以上だった
▼お前本当にarrowsかポイントその2、スピーカーも結構ガチってます。まさかのデュアルスピーカーでDolby Atmosのチューニング機能も対応。↓
▼音質自体はかなりいいです。低音はほどよく聞こえてダイナミックさもある、筆者としては十分すぎるぐらい満足!位相調整も対応しており、画面の向きに応じてLR出力を変更してくれる賢さも備えていました。↓
最大音量はまずまずで大きい音!ってほどではないですが、音割れもなく破たんしている感じもなし。バランスはいい方に感じました。
イヤホンジャック端子もしっかりあるのが日本ブランドのいいところよね!この点はSonyのXperiaやSHARPのAQUOSシリーズにも共通する良さ。位置も下部配置というのが好感度高いです。ポケットに入れたときに収まりがいいし‥
自律神経の測定はそこそこ時間がかかる
arrows We2 Plusの一番の特徴である自律神経測定機能は、交感神経と副交感神経の割合や心拍数から自律神経パワーなる数値を打ち出して自律神経の状態を確認できるってもの!「ララしあコネクト」というアプリから測定できます。
▼早い話が自分が気分いいか悪いか見られるみたいな機能です。↓
また自律神経の状態を改善するためのアドバイスもあり、元気になるための運動とか食生活を学ぶこともできるので結構これは流行ってほしい機能。不摂生な生活してるとマジで病むし。
▼測定はカメラ下のセンサーに人差し指を当ててしばらく待てば測定完了。その後に今の気分や状態などのメモも残せます。↓
ただしネックもあり、測定自体に結構時間がかかります。測定はデフォルトだと2分ほどかかり、その間は安静にして会話も控えねばならないです。なので人によっては使わない機能にもなり得る‥血圧測定機的なアレですね。
筆者的には朝布団から出る前やコーヒーを沸かしてる待ち時間、あと寝る前にやってみて、スコアが下がっていれば食生活とか生活リズムが狂っている指標になるんでなかなかにありがたいです(`・ω・´)。
ただ結論としてはやはり手間がかかるというのも否めません。
しかしこの点はFCNTの人も承知している点だしこのモデルは初搭載した第一世代の初期型モデル。それ故に後継機の性能向上も期待です。今のままでも十分使えるし。
あと脈波センサーをスマホに搭載できているだけでもすごいんだけど、このセンサーをスマートウォッチにブチ込んで、スマホと連携するってのがあればいいなとは思いました。
今のFCNTはモトローラ資本もありこういうarrows We2 Plusみたいな強力な1台も作れるようになったんで、今後その手のウェアラブルデバイスの開発もしてほしいな~とは思った。頑張ってほしい。
カメラはまずまず。控えめなシャッター音がGood
arrows We2 Plusのカメラはメインに5,010万画素のメインカメラと800万画素の超広角/マクロカメラのデュアル構成。
メインカメラはセンサーはSamsung製のS5KJNSというセンサーを採用しています(取材で回答いただきました)。センサーサイズは1/2.7インチとかなり小さめですが‥実力は如何ほどか。
▼作例を見ていきましょう。明るい場所だと色合いもノイズの無さも良好!ディテールも結構細かく撮れております。↓
▼日向と日陰があるシーンや逆光のあるシーンでもしっかり撮れてる!文句なしっすよこれ。上の雲の写真と相まってこの明暗差がある写真、非常にお気に入りです。↓
▼飯撮り。AI補正もバッチリで、非常に美味しそうに撮れました(`・ω・´)。実際はおつとめ品なので味はまあ‥アレだったんだけど。↓
▼超広角カメラ(右)とメイン(左)の撮り比べ。画角がグッと増しており、色合いの大きな変化もなくなかなかにいい感じ!低画素ゆえの解像感の無さだけはネックです。↓
▼ただしこういう逆光下や暗所といったシーンでは色合いは変わるんで過信は禁物。結構これ違って見えますね。↓
▼気になる夜景(Super Night Shot)はこんな感じ!↓
明るさはバッチリで色合いもよく出せていますが、センサーサイズが小さいためにやはり細部でノイジーさは否めない、といったところ。でもここまで来ると筆者的には文句ないっすよ。すげーよ。
▼空の部分だけ若干ノイズありますが気にならない。赤色、青色もよく出ており、遠くのビルのディテール、木の葉の描写も良好。実際の風景よりも明るく撮れています。↓
▼あと店の電光板や照明といった部分もよく捉えられてて非常に好感持てる!安物だとここが白飛びしてたりするんで、そういう意味でもよくできてますこれ。↓
▼ちなみに補正がかかってないプレビューはこんな感じです。撮ってみないと真価がわからないタイプなんで、ここでがっくりしちゃダメよ。↓
ちなみに夜景モードは撮影時間がかなり長いです。撮影前に3秒ほどかかり、撮影後も3~4秒ほどの処理時間を要するために連射は不可能。
たとえば友達と歩いてるときにちょっと綺麗な夜景を撮りたい、って時、少し長い間足を止めてもらう必要が出てきます。そこが混み合う場所だとさっさと退きたいけど退けないなど、場合によっては若干気を使っちまうなこれ。
▼マクロ撮影はこんな感じ!左はメイン、右がマクロでピンボケしないぐらいまで近づきました。↓
目視5センチぐらいとあまり近づくことはできんかった。超広角カメラ転用タイプなのでディテールはいいんだけど、もっと近づけると期待してただけに残念でもある。
▼自撮りはこんな感じでした。ポートレート(背景ぼかし)も対応しており、切り抜き精度自体もバッチリ良好!※遮光メガネなのですげぇ人相悪く見えますが仕様です。↓
▼あとインカメラ撮影時はカメラ周りに特殊なエフェクトが表示されます。これ、お子さんと自撮りするときにインカメラに視線を向けるための機能で、この目の付け所はシャープだわ(シャープじゃないけど)。↓
▼ちなみにエフェクトは4種類あります。凝ってんな~。↓
動画は手ぶれ補正に対応だが微妙だった
▼動画は1080P/60FPS撮影が可能でした。4K解像度だと30FPSまで。あと手ぶれ補正も対応していますが、こちらも30FPSまでとなります。ちょっと惜しい。実機撮影はこんな感じっす。↓
手ぶれ補正がオンだと歩きの揺れは抑えられていますが、いかんせんグワングワンとか残像感とか、そういうのが気になった。60FPSのほうが使えるかな~といった印象です。そっちのほうがなめらかだし‥
シャッター音がかなり控えめ
例によってシャッター音は強制的になる仕様なんですが、しかしこのarrows We2 Plus‥シャッター音がかなり控えめです。カシッという音はなるんですが音量自体は小さめで、周りの目を気にしにくいのは非常にいい!
盗撮ガーとか色々言われるのかもしれんからこういう仕様にせざるを得ないのでしょうけど、そもそも盗撮するクソ野郎はスマホを使わず別のやつを使うんじゃあないかなって思うんす。スマホってクラウドにも自動で保存される仕様上そういう犯罪行為を撮影すると結構バレるって話だし。
バッテリー持ちも最高レベル!劣化防止機能も満載
▼バッテリー持ちの検証では60Hzが18時間19分(ベンチマーク部分に貼付け済み)で、144Hz表示モードでは12時間48分!↓
めっちゃバッテリー持ち良いですよこれ。実際問題144Hz状態で日常使い(写真撮影とSNS)してて1日バッチリもった。
144Hzは普通よりやや長い程度の時間ですが、いっぽうで60Hzの18時間という数値は驚異的。筆者が見た限りでは最高レベルの長さでした。もし60Hzでも気にならないって方であれば、電池持ちに困ることはほぼなくなるかも。マジで。
▼充電速度は並レベルで、PD充電(20W)で1時間50%ぐらいのペースでした。ただしこのarrows We2 Plus、本体に直接給電できる機能が搭載されているのが特徴!バッテリーを充電せずに動かせるっていうやつです。↓
長時間ゲームする場合、バッテリー残量を減らしたくないけど、満充電しっぱなしだとバッテリー性能が低下、ひいては最大残量の低下やバッテリーの膨らみといった懸念点もあるので、この機能はマジでありがたい。長時間動画を流し見するにもバッチリです。
なおワイヤレス充電は対応していませんでした。とはいえこのクラス帯だし仕方ないネ。逆充電は対応してたんで、アクセサリーへの充電はできました。別スマホへの充電もできるけど5Wくらいでかなり遅いんでオススメはできん。
ハード、ソフトの出来もGood
arrows We2 Plusは初心者でも使いやすいかんたんホームとかくっきり文字(文字サイズをでかくするやつ)といった機能に対応しているのも特徴です。
その中でも筆者が気に入った機能は以下の通り。
- Exlider(エクスライダー)
- おサイフケータイ
- アプリロック機能
▼Exlider(エクスライダー)は指紋センサーを上下に動かすことでページスクロールやズームができるという機能。Xとか2ちゃんのSSサイトとかの流し見でめっちゃ使える。↓
おサイフケータイは言わずもがな、って言いたいけど、筆者はおサイフケータイ搭載スマホをほとんど使ってこなかったんで、やっぱ久々にこれあると便利だな~!!って思っちゃうワケ。ひさびさにFeliCa搭載機のメリットをひしひしと感じました。
▼位置はほぼ本体中央にあり使いやすいのもGood。もうちょい真ん中でも良かったけど。↓
▼個人的に一番推したい機能がアプリロック。特定アプリ起動前に認証を要求してロックするって機能です。↓
一人暮らしであればあんまり恩恵なかったんだけど、実家に帰省したときとか同棲しているときに見られたくないもんってあるんで、そういうときに結構安心。
▼ちなみにこのアプリロック、ロック方式が特殊な「指紋+顔」を選ぶことも出来ます。顔認証に加えて指紋認証が必要なのでより屈強なセキュリティーとなってます。↓
顔認証は暗所でも結構認証率高くこれは実用的でした。セキュリティ面も安心。寝てるときに勝手に指紋認証される、なんて心配もなさそう‥多分。
指紋センサーは側面式、電源キーと同化しているタイプなんで狭くて慣れないと認証しづらく、右手でないときつい問題はあります、が速度と精度は良好。
▼ただし「触れるだけで認証するタイプ」なのは欠点ですね。これ結構誤認証する可能性あるんで、押して画面を点けてから認証するって方式も対応してほしいです。XiaomiのMIUIやSamsungのOne UIみたいに‥↓
もっというと背面指紋センサー復活してほしいなあ。かつてのarrows M04あたり。クラシカルな部分も取り入れてくれるのが国産ブランドの良さなので、この点も復活してくれたら、なんて思ったり。
かんたんモードや迷惑電話、詐欺防止機能もあり
▼あと、シニア層の方が操作しやすいかんたんモードも対応はもちろん、プリインアプリとして「かんたん電話」「簡単電話帳」も内蔵されています。ここも国産スマホならではって感じよね。↓
▼シニア向けには思えるけど普通にくっそ使いやすいから筆者も常用してます。オレ(28)はもうジジイかもしれない。↓
▼あと特殊詐欺といった迷惑電話を防止するため、音声から振込に関するワードを検知すれば自動で録音するといった機能も搭載されているのが安心でいいですね。筆者も2ヶ月ほど前にそういう電話来てたし割と身近な出来事なんでなおさら‥↓
▼初心者向けのセキュリティ設定も搭載。いくつかの質問に答えるだけで最適な設定方法を提案してくれるという、ここも国産スマホらしい要素ですね。↓
▼また脳年齢でおなじみの川島隆太教授監修の脳トレアプリも入ってました。いくつかのミニゲームが遊べますぞ!暇つぶしの脳トレってのもアリかもしれん。↓
それにしてもUIデザインが昔過ぎる。免許教習センターのアレなみに古い。余白余ってるし(´・ω・`)。
arrows We2 Plusのレビューまとめ!
このarrows We2 Plus。非常にオススメです。いわゆる「これでいいんじゃねスマホ」ノミネートもんですよ。
実際はiPhoneが主流ではあるものの、現実問題では現行モデルはクッソ高いし安いものとなると中古のiPhoneという選択肢になってしまう。安価を追い求めるとXiaomiやOPPOなどが選択肢になりますが、知らないメーカーやブランドを敬遠する人も多く、その様な方にとって馴染みあるarrowsの名を関する製品は魅力的な選択肢になるんじゃないかと筆者は感じました。
価格は定価で6万弱ほどですが、IIJmioなどへの乗り換え特典により3万円台で手に入るので乗り換えタイミングで、乗り換えを機に新しいスマホに新調しようと考えている方にも是非チェックして欲しいモデルです。
また、ライト層だけじゃあなく‥ある程度知識のある人にとっても選ぶ価値は大きいです。
ハイエンドとか中華スマホのような尖った要素はなくゲーム性能も高くはありません。しかし、イヤホンジャック、MicroSDスロット、おサイフケータイから耐久性から使いやすさ、持ちやすさ、軽さといった扱いやすい要素は完璧に揃っております。
これらの部分に加え、SoC、ディスプレイ、スピーカーといったユーザーに喜ばれる部分も底上げされており、トータルバランスがむちゃくちゃいい。親や人様へのすすめやすさもあり、かなりいいモデルっすよ。
安くて信頼性もあって楽しくて機能性も揃っている。まるでホンダのフィットRSみたいな1台。オススメです。逆にオススメできないユーザーとしてはAirDropがどうしても欲しかったり3Dゲームにこだわったり望遠などカメラにこだわる、いわゆる超ヘビーユーザーかiPhoneでないと困る人あたりでしょう。
あと自律神経測定ができるのも唯一無二の価値と付け加えておきたい。
他国の人はわからんが日本人って結構病む人は多いって聞くし、そうなる一歩手前の人はこのarrows We2 Plusの自律神経測定機で数値化して、そうならんようにアドバイスから生活習慣を見直す、って事もできるんで手に取る価値はあります。