Appleの修理サポート期間を解説 !「ビンテージ」と「オブソリート」の違いとは?

Apple製品には他社メーカーと同様に、Apple StoreやApple公認修理プロバイダーで修理対応可能な期間が設定されていますが、あまり大きく取り上げられることはないので紹介します。
交換可能なパーツがあれば修理対応可能な状態に移行する「ビンテージ製品」

Apple製品は通常最低5年間は保守用のパーツなどを在庫として所有していますが、発売から5年以上が経過した製品についてはまず「ビンテージ製品」へと分類が変わります。
このステータスになった場合、すでにAppleからの純正交換用パーツの供給自体は終了済みとなっていますが、修理対応を行うApple StoreやApple公式修理プロバイダー認証を受けているショップに交換用パーツの在庫があれば通常通り修理対応が可能です。
この記事を執筆している2026年6月23日時点では“最後の”コンパクトノートとなってしまったMacBook(12-inch 2017)やApple Watch Series 4、先日発表されたiOS 27のアップデート対象となっているiPhone 11 Pro/Pro Maxなどがビンテージ製品に移行済みとなっています。
完全に修理対応を受け付けなくなる「オブソリート製品」

さらにAppleが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品になると、Apple公式修理プロバイダーでは完全に修理を受け付けなくなる「オブソリート製品」に移行します。
流石にこれだけ年数が経った製品になると、OSアップデートなども打ち切りとなっているほか、性能面でも実用するには厳しくなってきているので買い替えをお勧めしますが、どうしても愛着のあるApple製品を延命したいのであれば、「純正パーツ」にこだわらないのであれば機種によっては修理対応自体は可能です(後述します)。
該当する機種としては、初代Macintosh(128K)、Motorola 68000シリーズ搭載Mac全モデル、PowerPC搭載Mac全モデル、初代Apple Watch/Apple Watch Series 1、初代iPad、初代iPhone SEなどが該当します。
かなり古い製品でも「純正パーツ」にこだわらなければ修理できる可能性も

基本的にAppleに限らず、メーカーが予め設定している保守対応期間が終了した製品に関しては、交換用パーツなどを入手できなくなってしまうため、オークションや個人売買サイトなどで部品取り用のジャンク品を入手しないと修理対応ができなくなってしまいますが、幸いApple製品の場合、古いMacも含め世界的に熱狂的なファンが多いこともあり、古いApple製品専門の修理対応を行なってくれる民間業者や保守用パーツを取り扱っているショップなどが多数存在しています。
有名なところでは秋葉原に実店舗を構えている「秋葉館」があり、発売から24年が経過したPowerMac G4 (Mirrored Drive Door)用HDDカバーや、Intel MacBook Air用ネジなどの保守パーツを取り扱っています。
自分で修理できる自信があるのであれば、iPhoneやiPadに関してはAmazonやAliExpressなどで非純正の交換用パーツを容易に入手できるので、どうしても修理して使いたいのであればこれらを活用してみると良いかもしれません。