AppleがM2シリーズを搭載した新型Macを複数準備している?
Appleシリコン搭載モデルへの切り替えが順調に進んでいるMacですが、次期AppleシリコンであるM2を搭載するMacに関する情報が出てきています。
M2シリーズを搭載するMacの情報が続々出ている!
大手海外メディアのBloombergの名物記者であるMark Gurman氏が、次期AppleシリコンであるM2を搭載するMacについての情報を投稿。次世代M2チップを搭載したMacの広範囲な社内テストを開始したとのことです。
報じられているテスト中のモデルは以下の通りです。
- MacBook Air(J413):CPUコアを8個、GPUコアを10個搭載したM2を採用予定。現行のMacBook Airの8個のGPUコアから増加。
- Mac mini(J473):CPUコアを8個、GPUコアを10個搭載したM2を採用予定。MacBook Airと同じ仕様。M2 Proを搭載するコードネーム「J474」もテスト中。
- Mac mini(J374):現行の14インチ、16インチMacBook Proと同じM1 Proを搭載。
- エントリーモデルのMacBook Pro(J493):CPUコアを8個、GPUコアを10個搭載したM2を採用予定。こちらもMacBook Airと同じ仕様。
- 14インチMacBook Pro(J414):M2 ProとCPUコアを12個、GPUコアを38個搭載したM2 Maxを採用予定。メモリは最大64GBになるとのこと。
- 16インチMacBook Pro(J416):M2 ProのCPUコアを12個、GPUコアを38個搭載したM2 Maxを採用予定。M2 Maxを搭載した16インチMacBook Proは、14インチMacBook Pro版と同じ仕様になるとのこと。
- Mac Pro(J180):現行Mac Studioに搭載されているM1 Ultraの後継モデルが搭載予定とのこと。
また、M1 Maxを搭載したMac miniもテスト中とのことですが、Mac Studioとコンセプトが被るため、冗長に感じるとMark Gurman氏は述べています。
気になる発売日ですが、Mark Gurman氏は新型のMacBook Air、エントリーMacBook Pro、Mac miniは早ければ今年中に発売予定で、少なくとも2台のMacが2022年半ば頃に発売される予定だとしています。
また、Mark Gurman氏は新型MacBook Airはより薄くなったボディとMagSafe充電を追加することで、MacBook Air史上最大のデザイン変更となることが運命づけられていると締めています。
M1 Maxを搭載したMac miniが本当にリリースされるかは疑問
今回、M2を搭載予定のMacについて一通りの前情報が出ましたが、ラインナップを見る限りM1シリーズを搭載するMacから順当に進化するようですね。
ただ、個人的にリリースされるかどうか疑問なのはM1 ProやM1 Maxを搭載するMac miniの存在。Mac miniも含めた他のモデルがM2を搭載する時期に、上位モデルとはいえ型落ちのM1 ProやM1 Maxを搭載するのかなという疑問があります。
また、M2 Proを搭載する上位版Mac miniの存在もあるので、余計に意図が不明な部分はあるんですよね。
ラインナップ入りが考えられるとするなら上位版の中でも下位モデルとして位置付けられるのが妥当ですが、そうなるとM1 MaxモデルはMac Studioと被るので、実際にリリースされると仮定すると、Mark Gurman氏の言う通り無駄なモデルとして君臨しそうです。
ラインナップは増やしても無駄な構成はあまり設定していないAppleのやり方を考えると、M1 ProやM1 Maxを搭載するMac miniはプロトタイプと考えるのが自然なのかも。
また、MacBook AirやMacBook Proも順当にモデルチェンジしているようなので、M1でかなりワクワクした筆者的にはどのモデルも注目しています!今後の情報に期待!