AYANEOがゲームボーイライクなPOCKET DMGや7型のPOCKET EVOなど新製品を国内発表!

柳生です。ハンドヘルドゲームデバイスを手掛けるAYANEOから新製品「AYANEO POCKET DMG」「AYANEO POCKET EVO」が国内発表されたので実機レポート形式でお届けしていきますよ!見た目はゲーム機。しかし中身はSnapdragon G3x Gen 2搭載でハイエンドスペック!マジで燃えるよこれ。

▼なお発表会場ではすでに発売済みのAYANEO POCKET Sの新カラーも展示されていたので別記事で紹介してます!↓

人気Androidゲーム機「AYANEO POCKET S」に新色が追加されたので見てきた!

AYANEO発表会に行ってきた!CEOも直接登壇

株式会社天空代表 山田拓郎氏

凄まじいゲームへのリスペクトとロマンを感じさせる製品を手掛けるAYANEOの発表会にお呼ばれして行ってきました(`・ω・´)。やはりこの手のデバイスは実機を拝むとめちゃくちゃ楽しいっすね。

▼さらに今回はCEOの方も来日して登壇。新製品の発表は勿論、再び日本に来られたことの嬉しさ、ゲーム機に対する多大なリスペクトも熱く語っていました。ちなみにここに来る前にアキバの観光を楽しんだとのこと。↓

AYANEO社CEO Arthur Zhang氏

▼プライベートでかなりの数のゲームハードも所有しており。若き頃からゲームボーイアドバンスなどのゲーム機を愛してやまないほど。↓

▼故にゲーマー目線での製品作りに強くこだわっているのが伺えます。この記事のサムネ(一番上にある表紙的画像)のモデルを見たらよく分かる(`・ω・´)。↓

AYANEO POCKET DMG:懐かしい見た目だけど性能はハイエンド

本題に入ります。1つめの新モデルは当記事サムネにもなっている、インパクト抜群のAYANEO POCKET DMGから。ネタ機に思わせておいて中身はガチスペックという1台でした!

めっちゃレトロ感ある見た目

▼ゲームボーイライクな見た目ですが、これでもAndroid搭載デバイス。つまりスマホと同じタイプのソフトを積んでいます。カラーはブラックとホワイト、そして懐かしさを感じさせるレトロの3つです。↓

▼実機がこちら!プラスチック製ボディも相まって非常にゲーム機らしい質感!触るほど懐かしさを感じさせます(筆者は64世代だけど)。↓

▼スマホよりはデカいんですが、それでも片手には収まります。重さは公称値278g。ハンドヘルド(PSPみたいな形のやつ)属性のゲーム機としては軽く持ちやすい!↓

▼側面と背面デザインはこんな感じ!左側のジョグダイヤルボタンは回して音量を変えられます。押し込んでの操作も対応で、クルックルさせんの気持ちいいやつ。↓

▼背面中央の穴は冷却の吸気口。その下にトリガーボタンが搭載されています。トリガーは外側と内側に分かれていました。↓

▼LRトリガーボタンは本体真ん中にか けて伸びてます。L2・R2はその内側にあり初見ではなかなか気づきにくかった。レースとか加減が必要なものには不向きな印象。↓

▼ボタン部分はゲームボーイそのものですが、下部にはLスティックとタッチパッドが搭載されています。「こいつただもんじゃあねえ雰囲気」をバッチバチ感じられる。↓

▼このLスティックは試遊した感じ作りは結構しっかりしている印象です。デッドゾーンがほぼないようでシビアに入力を感知してくれました。体感的にはサイズがPSPのそれに近い印象ですね(`・ω・´)。↓

▼おそらく察した方もいると思いますが、このモデルはRスティックがありません。その操作はなんとタッチパッド。さわってRスティックが動くっちゅうタイプでした。↓

Rスティックとは違い、指のきびきびした動きを拾えるタイプなのでマイクラなどの視点移動に適している設計!かなり良い発想です。

ちなみにRスティックを付けるべきでは?という声もあったそうですが、見た目がダサくなるという理由で付けなかったんだそう。見た目の雰囲気を重視するあたりさすがAYANEOですョ。

Snapdragon G3x Gen 2搭載で超ハイエンド!

▼ネタじみた見た目なのにスペックがハイエンドレベルというのが大変素晴らしいポイント。なんとゲームに特化したチップセットであるSnapdragon G3x Gen 2を採用しております。↓

このSoCは同社のAYANEO POCKET Sや後述するPOCKET EVOにも採用されています。

▼POCKET SのAnTuTu実測ベンチマークは160万点台でした!Snapdragon 8 Gen 2以上の力を持ち、それ即ち同じSoCを持つAYANEO POCKET DMGもゲーム機として文句なしのスペックの高さを誇ること請け合い。↓

▼会場ではマイクラ、原神やゼンゼロ等を試遊したのですが、筆者が見た限り動作の引っ掛かりはほぼ見られず安定して遊べていました。長時間遊んで発熱等の負荷込みまで見られてはいないのですが、こりゃもう期待しかないです。↓

メモリもLPDDR5Xでストレージ規格もUFS4.0(128GB版だけは3.1に落とされてる)と素晴らしい構成。ゲームの起動もセーブもインストールも読み込み時間も速いからストレスを感じにくいってのもGood!

まさかの有機ELディスプレイ、見た目めっちゃ綺麗

▼AYANEO POCKET DMGのディスプレイ、なんと有機ELなんですよ。見た目レトロなのに有機EL搭載っていい意味でイカれてます。アス比はほぼ真四角ながら解像度もFHDクラス以上を確保しているのもGood!419dpiと高精細でドットの粗さなぞ感じません。↓

▼ベゼル自体は普通に太いんだけど、そこから画面の表示領域までの黒縁は非常に細く、また画面端コーナーもごくわずかながらカーブを描いて丸まっています。この点は今どきって感じをしっかり抑えている。↓

▼もちろんながらタッチ操作も対応しています。使う機会あんまりなさそうではあるけど、コントローラー操作ができないシーンではタッチ操作に頼ることになります。↓

OSはAndroid 13ベース

▼超ゲーム機チックな見た目ですがこれでもAndroidデバイス。Playストアもありますし設定項目もAndroidのそれでした。マジでこういうの見ると異質感あって面白いんだよなあ。↓

▼ゲーム用の設定も組めます。パフォーマンスモードだったりボタン配置だったり。なおこの部分はまだ未翻訳でした。記事執筆時点ではまだ未発売なので発売時に日本語化できることを祈りましょう(´・ω・`)。↓

AYANEO POCKET EVO:165Hzリフレッシュレート表示対応ハイエンドマシン

続いては正統派ハンドヘルドモデルのAYANEO POCKET EVO!SoC自体はAYANEO POCKET DMGと同じSnapdragon G3x Gen 2を搭載しておりゲーム性能もピカイチです。

ボタン配置はオーソドックス。カラーは2色

▼カラーはブラックとホワイトの2色展開。なお展示場では、国内未発売のレトロカラーも展示されていました。見た目めっちゃ良いだけに国内販売も望まれるところ。要望が多ければ実現もありえそうですが‥果たしてどうなるか。↓

▼上部、下部はこんな感じ!ボタンやトリガーの塗り分けがあるのがマジで可愛い。日本未発売なのが悔やまれる(´・ω・`)。↓

▼ボタンの配置自体はこれまでのハンドヘルドと同じタイプ。↓

▼AYANEO POCKET DMGと異なりしっかり押し加減が調節できるタイプのトリガーとなっています。黒いのは指紋認証センサー。↓

165Hz表示対応の7インチディスプレイが美しい

特色はなんといってもディスプレイ!7インチとハンドヘルド機として欲しいサイズ感ながら、有機EL採用で視認性が素晴らしいの一言につきます。

▼実際に筆者もこりゃいいや!ってひと目見て感じたレベル。最大800ニトと明るいのもいいし、リフレッシュレートも165Hzとゲーミングモニターレベルに滑らかなのも良い。↓

▼さらにボディと画面までの黒いベゼルが非常に薄いのもハイエンド感あって良いですねぇ(`・ω・´)。この点も高級感をバチバチに感じさせ、筆者が見てきたハンドヘルドの中でもトップ級ですよ。↓

▼マイクラを試遊したんですが、サクサクでカクつきや性能不足を感じることはありませんでした。↓

他の人の試遊を見た感じ原神もゼンゼロもサクサク。その点はAYANEO POCKET DMGと同じですが、あの手のゲームの操作のしやすさ、画面の見やすさを重視するならこちらで決まりでしょう。

AYANEO POCKET DMG、AYANEO POCKET EVOの価格

今回発表されたAYANEO POCKET DMGとAYANEO POCKET EVOの発売時期と価格は以下の通り!カッコ内は発売時期までに予約した場合の割引価格となります。

▼AYANEO POCKET DMG(2025年1月31日発売予定)↓

  • メモリ8GB+容量128GB:84,800円(80,560円)
  • メモリ16GB+容量512GB:109,800円(104,310円)
  • メモリ16GB+容量1TB:118,560円(124,800円)

▼AYANEO POCKET EVO(2025年2月7日発売予定)↓

  • メモリ8GB+容量128GB:89,800円(85,310円)
  • メモリ12GB+容量256GB:104,800円(99,560円)
  • メモリ16GB+容量512GB:119,800円(113,810円)

国内正規版は、AYANEO社が提供するグローバル保証に加え、天空グループによる国内1年間の保証をつけたモデルとなっています。

いやぁ、マジでワクワクさせられるモデルでしたね。レトロチックな見た目のAYANEO POCKET DMGは所有欲をかき立てられる魅力がすごい。ガチでゲームあそびたいんならAYANEO POCKET EVOでしょうけど、持ち運びやすさや遊んでるときの楽しさとか考えたらかなり迷えます。

■AYANEO POCKET DMG■

▼12月1日までの先行予約で5%オフの80,560円から!オリジナルケース、保護フィルム、スティックカバーが特典でもらえます!↓

■AYANEO POCKET EVO■

▼12月1日までの先行予約で5%オフの85,310円から!保護フィルムとジョイスティックキャップが特典でもらえます!↓

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