1100-150 Xiaomi 14

Dimensity 8300-UltraのCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

2023年12月に登場したミドルハイのSoC「Dimensity 8300-Ultra」のスペック、実機での処理性能とゲーム性能、実際の動きをチェックしてみました。

なお、本記事で紹介する内容は「目安」です。スマートフォンやタブレットはSoC以外に画面の解像度、メモリ搭載量、ストレージの速度などで動作が変わってきます。

Dimensity 8300-UltraのCPUとGPUのスペック

SoC Dimensity 8300-Ultra
CPU 1+3+4 octa-core
CPU周波数 3.35GHz
GPU Mali-G615
GPU周波数

Dimensity 8300-Ultraの処理性能

▼Snapdragonは大きく4つの性能帯に分かれています。Dimensity 8300-Ultraハイエンドに次ぐ性能を誇るミドルハイのSoCです。

本記事で使用する製品は以下。

POCO X6 Proの実機レビュー!Dimensity 8300-Ultra搭載の鬼コスパモデルを試す!

Dimensity 8300-Ultraの実機AnTuTuスコア

端末の性能を数値化するAnTuTuベンチマークで実機測定してみました。

▼それではDimensity 8300-Ultraを搭載する端末の実機AnTuTuのスコアを確認してみましょう。総合スコアは1,322,903点、GPUスコアは505,541点、UXは246,251点となっていました。↓

検証を行った端末では設定のバッテリー項目からパフォーマンスモードが選択できるようになっており、パフォーマンスモードへ切り替えることで最大性能を発揮できるようになっていました。

Dimensity 8300-Ultraを搭載するモデルでは140万点を超える場合もあり、検証機のスコアよりも伸びる可能性があります。

Dimensity 8300-Ultraはミドルハイ帯ですが非常に高い性能を持っているので、WEBサイト閲覧、動画視聴、SNSなどの一般用途だけでなく、ゲームも快適にプレイができる性能を持っています。

▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Dimensity 8300-Ultraのゲーム以外の動き

Dimensity 8300-Ultraを搭載するスマートフォンでゲーム以外の動きをチェックして許容範囲か確認してみて下さい。

▼Dimensity 8300-Ultraを搭載するスマートフォンでWEB閲覧(Yahoo!ニュース)、動画視聴(YouTube)、SNS(Twitter)を使ってみました。↓

上記のようなゲーム以外の動作はハイエンドと遜色ない動きで非常に快適です。長期的な利用でも一般用途では快適な動作を見込めます。

Dimensity 8300-Ultraのゲーム性能

ライトな使い方は先程検証しましたが、次はヘビーな使い方を試してみます。ヘビーな使い方の代表といえばゲーム。ここでは「重量級3Dゲーム」「軽めの3Dゲーム」の2つで試してみます。

  • 原神:重量級3Dゲーム
  • PUBGモバイル:軽めの3Dゲーム
 ガルマックスでは高負荷時に下限30FPSを下回らなければ「ゲームを楽しめるレベルで遊べる」と評価しています。また、FPSの高さが有利プレイにつながるFPSなどのシューティングゲームやレースゲームは60FPS以上でのプレイを推奨しています。

▼まず重量級となる原神から。グラフィックのデフォルト設定は「中」となっています。↓

デフォルトではフレームレートの上限30FPSの制限があるので、設定にてフレームレートのみ60に変更した後、マップの3箇所をワープで移動して4キャラ分の元素爆発を連続発動した際の高負荷状態で下限フレームレートを測定します。

▼下限フレームレートは56FPSとなりました。↓

原神では画質「中」設定で高負荷状態でも30FPSを大きく上回っており、非常に快適なプレイが可能です。一方で画質を「中」以上に設定するとフレームレートが下がるので、画質と快適度を両立してプレイしたい場合、画質「中」以上はオススメしません。

続いてはPUBGモバイル。2017年にリリースされたゲームで当時は重量級でしたが、SoCの高性能化も進んだので現在は軽めの3Dゲームとして検証に使っています。PUBGモバイルでは画質設定を下げた時に選べるフレーム設定の設定幅で上限フレームレートが決まってきます。

▼PUBGモバイルはフレーム設定「90fps」まで開放されていました。上限90FPSでプレイ可能です。また、上限60FPSの極限では画質をHDRまで上げることが可能です。↓

PUBGモバイルの検証は、スモークを4つ撒いて高負荷状態を作り、スモークが切れるまで突入を繰り返して下限フレームレートをチェックします。

▼PUBGモバイルの下限フレームレートは60FPSでした。↓

PUBGモバイルの非常に快適にプレイが可能です。上限90fpsでのプレイでは平均75FPSとなっており、90FPS張り付きでのプレイは難しいです。また、高負荷時は60FPSまで下がり、平均時より15FPSの下落は体感で分かります。

一時的なフレームレートの向上よりも、あえて上限60FPSの極限設定にて60FPS張り付き状態でのプレイがフレームレートの変動も感じず安定的にプレイができるので、フレームレートの上限設定をワンランク落とすのもオススメです。

Dimensity 8300-Ultraはゲームも非常に快適にプレイが可能なGPU性能を持っているので、様々なゲームを楽しめるSoCです。

Dimensity 8300-Ultraの動作目安まとめ

Dimensity 8300-Ultraは新世代ミドルハイの中でもパフォーマンスが非常に高いSoCですが、AnTuTuスコアなどをみていると端末により性能の幅が広いSoCです。発熱はそこそこあるので、しっかり冷却機構を搭載したモデルのほうが最大性能を発揮しやすいSoCです。

総合的なパフォーマンスはとても高く、搭載端末の単価も400ドル前後と安価なので、コストパフォーマンスは非常に高いです。

Dimensity 8300-Ultraは一般用途からゲームまで快適に楽しめる性能を持っているので、安価で高性能なハイコスパモデルが欲しい方は是非Dimensity 8300-Ultra搭載端末を検討してみて下さい。

Dimensity 8300-Ultra搭載製品の一覧

Dimensity 8300-Ultraを搭載する製品は以下です。

ページトップへ