Dimensity 9000を搭載するXiaomiスマホのGeekbench公開。6万円台で搭載されるかも?!
最近何かといい意味での話題が尽きないDimensity 9000ですが、同SoCを搭載したXiaomi製スマートフォンのGeekbenchスコアが投稿されているようです。
Dimensity 9000搭載機種のGeekbench 5スコアが公開
数々のリーク情報でお馴染みのIce universe氏がTwitter上にて、Dimensity 9000を搭載したXiaomi製スマートフォンと見られるGeekbench 5のスコアを発見したと投稿。
▼当該ツイートに添付されたスクリーンショットでのスコアは、シングルコアが1309、マルチコアが4546。↓
Dimensity 9000 Geekbench5
A15:😒
Snapdragon 8 Gen1:😰
Exynos 2200:😭 pic.twitter.com/QbwHL5IwCB— Ice universe (@UniverseIce) March 13, 2022
ライバルとなるハイエンドSoCのGeekbench 5スコアの一覧はこんな感じ。以下のスコアは全ておおよその値となります。
- Snapdragon 8 Gen 1:シングルコア1,200、マルチコア3,800
- Exynos 2200:シングルコア1,150、マルチコア3,600
- A15 Bionic(iPhone 13 Pro Max基準):シングルコア1,690、マルチコア4,660
- A15 Bionic(iPhone 13 基準):シングルコア1,670、マルチコア4,480
上記の一覧と比較すると、Dimensity 9000はSnapdragon 8 gen 1よりも勝っているだけでなく、4コアGPU版A15 Bionicにもマルチコア性能で優位を示していたりと性能面のポテンシャルはかなり高いことが窺えます。
また、Ice universe氏はDimensity 9000搭載機種の価格面にも言及。
▼「Dimensity 9000は500ドル(約6万円)台のスマートフォンに搭載されるSoCになるが、1,000ドル(約12万円)以上のGalaxyスマートフォンでこの性能が出せるのか?」と価格の優位性に関しても述べています。↓
It’s going to be a chip for a $500 phone, see if you can get that kind of performance in your $1000+ Galaxy phones? https://t.co/razb8MhHdq
— Ice universe (@UniverseIce) March 13, 2022
実際に500ドル台でリリースされたらハイエンド帯で無双しそう!
以前からDimensity 9000のポテンシャルの高さは散々噂に上がってはいました。
しかし、今回のGeekbenchスコアは時期を考えるとほぼ製品版に近いXiaomiスマートフォンのスコアだと推測されることから、Dimensity 9000はSnapdragon 8 Gen 1とA15 Bionicの間くらいの処理性能ということでほぼ確定に近いと結論づけても良いでしょう。
更に、今までほとんど触れられてこなかった価格面にも言及されたのも個人的には大きい収穫だと感じています。
Snapdragon 8 Gen 1搭載機種よりは低価格になるだろうとは思っていましたが、実際に500ドル台でDimensity 9000搭載機種がリリースされるとするとメチャクチャ売れそうな予感がしますね。Snapdragon 8 Gen 1の立つ瀬がないよ…
まだDimensity 9000搭載機種は正式リリースされていないとはいえ、これほどまでの性能があると聞いたら余計に発売が楽しみになってきましたね!正式リリースに期待しましょう!