Exynos 1080が登場!サムスン初となる5nmプロセスの5G対応SoC!

Exynos 1080

Galaxyでもお馴染みのサムスンから新型SoCであるExynos 1080がラインナップ入り!5Gに対応しているハイスペックSoCの詳細を確認していきましょう!

Exynos 1080の特徴

それではExynos 1080の特徴について紹介していきます!

サムスン初の5nmプロセスで製造されたSoC!

Exynos 1080

Exynos 1080の一番の特徴は製造プロセス。Exynos 1080はサムスン初の5nmプロセスで製造されているので、最先端の電力効率を実現。パワフルでありながら省電力なSoCに仕上がっています。

ちなみに5nmは執筆段階では超最先端のプロセスで、他に市販化されているプロセッサはApple A14やApple M1、HUAWEI Kirin 9000とまだまだ数が少ないので、今回のExynos 1080はかなり最先端を行っていると言っても過言ではないでしょう!

5G通信に対応!ミリ波やSub6にも対応済!

Exynos 1080

Exynos 1080は次世代の通信技術である5Gに対応。

5Gモデムは統合されているので、5Gモデムを別途組み込む必要が無いのでコストの増加も抑えられています。更にミリ波やSub6という5Gで追加された周波数帯に対応しているのもポイント。

ミリ波は超高速通信ができ、同時に多数接続可能な代わりに電波の届く範囲が狭いという欠点があります。対照的にSub6は電波が広域まで届き、障害物の影響を受けにくい代わりに速度や同時接続はミリ波に及ばないといった特徴があります。

Exynos 1080はミリ波とSub6の両方に対応しているので、5Gの通信環境整備が完了した際でも快適な通信が可能なのが利点ですね。

処理性能は結構高め!

Exynos 1080

Exynos 1080はCortex-A78(最大2.8GHz)×1+Cortex-A78(最大2.6GHz)×3+Cortex-A55(最大2.0GHz)×4のオクタコアCPU。さらにGPUはMali-G78 MP10を搭載しています。

高性能コアを2種類に分けることにより、高負荷時のレベルに応じて超高性能コアをフルで動作させたり、高性能コアベースで動かし消費電力を控えるなど、かなり柔軟な対応が可能。これまで以上に使用状況に応じた使い分けが可能なので省電力性能にも期待大。

Mali-G78は2020年5月に発表されたハイエンド向けGPUで、前世代のMali-G77からゲーミング性能は6~17%ほどの性能向上を果たしているとのこと。また、機械学習ユニットを搭載しないSoCも考慮し、機械学習性能を15%向上させているとのこと。

以上より、Exynos 1080はCPU、GPU共に高い処理性能を誇るSoCだと予想ができます。ゲームもかなり動きそう!

メモリはLPDDR5/LPDDR4xに対応!ストレージはUFS 3.1に対応!

Exynos 1080はLPDDR5またはLPDDR4のメモリを搭載可能。ストレージはUFS 3.1が搭載可能になっています。

メモリは2020年だとハイエンドSoCぐらいでしか搭載されていないLPDDR5が選択可能なので、ハイエンドスマホでは優れた伝達性能と省電力性能を味わうことが可能です。

また、性能は劣るものの登場して時間が経っているのでコストが安いと思われるLPDDR4xも選択可能。高い処理性能を維持しつつコストを削減したスマホの登場にも期待できそうです。

ストレージも2020年に登場したばかりのUFS 3.1を採用されており、かなり快適な読み込み、書き込み性能が保証されているので、最近増えてきた大容量ゲームアプリのインストール時にかなりの効果が発揮されるはず!

WQHD+解像度に対応!リフレッシュレートはFHD+で最大144Hzまで対応!HDR10+にも対応してるぞ!

Exynos 1080

Exynos 1080の最大対応ディスプレイ解像度はWQHD+と高精細。映像コンテンツなども美しく映し出してくれます。

リフレッシュレートはFHD+では最大144Hz、WQHD+では最大90Hzまで対応しているので、ゲーミングスマホでもバッチリ搭載できるレベルになっています。

更にExynos 1080はHDR10+にも対応済。明るさの設定を最適化して各シーンの色と輪郭を強調することで、よりコンテンツが引き立つようになっています。先ほどの高解像度ディスプレイと組み合わさると…かなりリッチな映像体験ができそうです!

最大200MPのシングルカメラに対応!6個までカメラセンサーを搭載可能!

Exynos 1080

Exynos 1080は、最大200MPのシングルカメラに対応し、6個までカメラセンサーを搭載可能。

Exynos 1080はAIがカメラのフレーム内のオブジェクトや風景を即座に検出。画像信号プロセッサ(ISP)が設定を最適化し、その場に応じた補正をかけてくれるのでどの場面でも最高のショットが撮れちゃいます。

10ビット録画もできるので、目で見たままの光景を感じることができるHDR10+ビデオも撮影可能と至れり尽くせりですよ!

VivoのスマホでExynos 1080搭載予定!

気になる搭載端末ですが、今回のExynos 1080は中国のスマホメーカーのVivoと緊密な連絡と協力を維持してきたとのことで、搭載予定端末はVivoのスマホになるとの見方が出ています。

#Exynos1080首ρ会#友好的な戦略的パートナーとして、vivoとSamsungは緊密な連絡と協力を維持してきました。

Weibo:三星Exynosより筆者が機械翻訳をしたもの

5G対応SoCも各社かなり数が出揃ってきており、かなり熾烈な競争が繰り広げられているSoC業界。

最近ではMediaTeKのDimensityが怒涛の新製品ラッシュで低価格5Gスマホにてシェア拡大を狙っているのが印象的ですが、今回のExynos 1080でサムスンはハイスペックな5G対応SoCに一石を投じることができるのか。期待です!

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