HUAWEI MediaPad T2 7.0 Proの性能詳細。低価格なのにLTE対応の凄いタブレット

MediaPad T2 7.0 Proのトップ画像です

ファーウェイがLTE通信に対応したミドルハイスペックタブレット2種を発表しました。

本記事では7型の「MediaPad T2 7.0 Pro」の性能詳細を解説しています。

この端末、7型タブレットを探している方は買い。

ファーウェイ、MediaPad T2 7.0 Proの性能、特徴、価格。

発売日は2016年7月8日。

追記:本機でBluetoothヘッドセット接続が上手く出来ない(ペアリングが出来ない)問題がでてます。価格.comで本機とBluetoothヘッドセットの接続に関してのトピックが上がっていたので残しておきます。

LTE対応で24,980円。コスパが高い

MediaPad T2 7.0 Proは24,980円という低価格モデルながら、LTE通信に対応したタブレット。通常、この価格帯なら精々一番下っ端性能のエントリースペックなのですが、性能もかなり高い。

低価格なのにミドルハイスペックの性能を誇る

項目スペック
OSAndroid5.1
(Emotion UI 3.1)
SoCSnapdragon615
8コア
メモリ2GB
保存容量16GB
液晶7型
(1920×1200)
カメラ背面:1300万画素
前面:500万画素
対応バンドLTE
1/3/8/19/28/41

3G
1/6/8/19
SimサイズNanoSIM×1
バッテリー4360mAh
サイズ縦187.4
幅105.8
厚さ8.2
重量250g
カラーホワイト
ブルー
ゴールド
備考WiFi:
IEEE802.11 b/g/n

Bluetooth 4.0

指紋認証

SoCにはQualcommのミドルハイスペックSoCである「Snapdragon615」を搭載。メモリは必要十分な2GB、保存容量も16GBを確保しているので、価格から考えると非常に性能が高い。

画面解像度は1920×1200のフルHD以上の解像度。7インチのタブレットで画面が大きいですが、画素密度は323.451ppiで人の網膜では認識できない程で非常に高精細な描写が可能。

SoCは少し古いモデルですが、AnTuTuベンチマークテストでスコア35,000点前後となっており、実用十分な処理性能を持っています。

カメラもトレンドとなる性能をクリア。

タブレットに搭載されているカメラはオマケ程度の性能であることも珍しくは無いですが、MediaPad T2 7.0 Proに搭載されているカメラはメインカメラが1300万画素、インカメラは500万画素と近年のスマートフォンでトレンドとなる性能をクリアしてます。

特筆すべきはLTE対応であること。ドコモの電波はクアッドLTEに対応。

MediaPad T2 7.0 Proの特筆すべき点は「LTE通信」が可能なこと。本体にはNanoSIMスロットが搭載されており、格安SIMなどを挿すことでタブレット単体で通信が可能となってます。

電波的にソフトバンクやUQ等も対応していますが、最も利用しやすい電波はドコモで、全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、郊外や山間部、地下などの繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19、2015年末から提供開始となったバンド28に対応したクアッドLTEとなっています。

また、3Gも B1/6/8/19に対応しているのでソフトバンクの電波はもちろん、ドコモのFOMAプラスエリア(山間部エリアのバンド)も対応しているのでLTEがつかみにくい場所でも3Gでしっかり電波を掴みます。ちなみに電話も可能です。

LTE通信が可能ですので、格安SIMが気になる方はタブレットで利用してみるのもいいでしょう。今のうちに準備しておきましょう。

指紋認証機能付き!でも活かしきれない。

この価格で指紋認証機能を搭載している事は評価すべき点ですが、搭載されているOSがAndroid5.1の為、OSが指紋認証機能をサポートしていない。

つまり、指紋認証機能は本体のロック解除であったり、カメラのシャッターが割りに利用したりと、指紋認証が活かせる部分が限定的となっています。

Android6.0だと、指紋認証機能がOSレベルでサポートされているので、アプリでのログインやPlayストアでの認証に指紋を用いることが出来るので、この点は若干残念ですが、それを差し引いてもコスパの高いLTEタブレットです。

7型のタブレットを探しているならMediaPad T2 7.0 Proは要チェック端末。

24,980円という価格で、この性能のLTEタブレットは無い。

私の知っている限りではLTEに対応したタブレットといえば「ASUS 「ZenPad 7.0 (Z370KL)」の注意点とスペック詳細」で紹介した端末ですが、あちらは同価格帯でエントリースペック。もはやMediaPad T2 7.0 Proとの比較は酷なほどです。

タブレット単体でLTE通信可能なモデルを探しているのであれば、必ずチェックすべき端末です。

私も一眼レフカメラを購入して、写真の確認用に安いタブレットを探してたので買っちゃおうかなぁ。いいなぁ、MediaPad T2 7.0 Pro。

BIGLOBE SIMで格安SIMとセットで取り扱うそうです。事前申し込みで端末発売時に3,000円割引クーポンをもらえるので、MediaPad T2 7.0 Proで格安SIMの利用を考えているならどうぞ。

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