IIJmioでもCMF Phone 1発売!流石にこの対応バンドは間違えですよね?←正しかったです
CMF Phone 1が日本に上陸します。IIJmioではスペック情報もニュースリリースに記載されていました。ちょっと対応バンドの表記が気になりますね。
なおIIJmioでは2024年10月1日に販売開始。気になる価格ですがIIJmioでの通常価格は39,800円、MNPだと34,800円で購入可能。数量限定でワイヤレスイヤホン(CMF Buds)を付属した「【IIJ限定】発売記念BOX」も用意されているとのことですが、なくなった場合は本体のみの単体になるそうです。
▼2024/09/27追記:対応バンドについてユーザーからの質問にIIJmio公式Xにて返信があったようです。IIJmioに記載されている対応バンドは誤りではなく正しいようですね。↓
念の為となりますが、こちらの端末はLTE/3GのBand 18/19には対応しておりません。弊社の先ほどのtweetは、当該Bandが使えることは意味しておりません。何卒ご了承ください。
— IIJmio (@iijmio) September 26, 2024
というわけで、CMF Phone 1の日本版の対応バンドはグローバル版と同じく、ドコモやauで重要なバンドに対応していない点は注意が必要です。
対応バンドの表記がおかしい?
▼以下はIIJmioのニュースリリースで記載されているスペック表ですが、注目してほしいのは赤枠の対応バンド。製品販売ページも同じ対応バンドが記載されていました。↓
書き出すとこんな感じです。
- 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
- LTE:B1/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41/66
- 3G:B1/4/5/8
- GSM:850/900/1800/1900MHz
スマホに詳しい人ならピーンと来るはずですが、ドコモで重要なLTEバンドの19、auで重要なLTEバンドの18/26に対応していません。ソフトバンクで重要なLTEバンドの8は対応。よくみる中華スマホ的な対応バンドで、日本で販売する公開市場モデルとは思えない貧弱っぷりですね。
▼これは先ほどIIJmio公式のXで発信されたCMF Phone 1の動作確認報告です。タイプD/Aはドコモ回線とau回線のことですね。↓
10/1発売、Nothing製 CMF Phone 1 の動作確認をおこないました。SIMカード(タイプD/A)は問題なくご利用いただけます。https://t.co/Y66nPUWbQU #WithNothing
— IIJmio (@iijmio) September 26, 2024
スマートフォンは重要な周波数に対応していなくても、掴める電波があれば通信できます。例えばドコモやauでもバンド1などを掴めたら通信はできます。が、重要なバンドに対応していない場合、著しく電波の掴みが悪くなります。
さすがにグローバル版の仕様をそのまま記載したミスだとは思うんですが、肝心の日本Nothingで日本版CMF Phone 1の仕様が確認できないのでもう少し調査は必要かも。
もしこの対応バンドが正しくてIIJmioがそのまま販売する場合、IIJmioではソフトバンク回線は扱っていないので、「対応バンドが全く合致しない回線を組み合わせて販売する」ということになってしまいます。流石にそれは無いと思っているので、もし間違いなら早めにアナウンスして修正してほしいですね。
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