ノートPC向けCeleron、Pentiumが「インテルプロセッサー」へ統合!2023年に登場予定!

我々ガジェット好きにとっては今まで長年に渡って親しまれてきたブランドである「Celeron」と「Pentium」。その2つのブランドが新しいブランドに取って代わる形でとうとう廃止されるらしい。

ノートPC向けCeleron、Pentiumは「インテルプロセッサー」に統合!

9月16日のインテルプレスリリースにて、新しいプロセッサブランドである「インテルプロセッサー」を発表。「インテルプロセッサー」は、今までのCeleronやPentiumブランドに相当するモデルで、2023年からノートPC向けに提供されるとのこと。

▼モバイル・クライアント事業部副社長兼暫定事業部長 ジョシュ・ニューマ氏によると、今回ブランドを統合した理由としては、現在2種類存在しているエントリー帯のプロセッサを統合し分かりやすくするためとしている。↓

インテル® プロセッサーとしての新しいブランド化は、製品体系をシンプルにし、ユーザーがニーズに合った適切なプロセッサーを選択できるようにします

インテル、PCの重要セグメント向けブランドとして 新たにインテル® プロセッサーを発表 – intel.co.jp

▼ちなみに新しいロゴはこんな感じ。このデザインって前からあったような気が…?な既視感に溢れている。↓

デスクトップ向けプロセッサもそのうちブランド統合されるかも?

Pentiumは1993年、Celeronは1998年にデビューした古いブランドで、特にPentiumはこのモデル抜きでインテルの歴史を語れないくらいには長い歴史を刻んできたブランド。ノート向けプロセッサの話とはいえブランドが消えてしまうのは少し寂しさを感じてしまった。

今回、デスクトップ向けプロセッサがどうなるかについては触れられてはいないものの、ジョシュ・ニューマ氏は今回のブランド統合を「ニーズに応じた分かりやすさを目指した」としているので、遅かれ早かれデスクトップ向けモデルも統合されるのではないかと筆者は推測している。

分かりやすい型番にしないと余計に混乱を招くのでは?

現在の型番の命名ルールはCeleron N4100やPentium Gold 4415Yなど、Coreシリーズと比べると結構バラバラになっており、それによりあまりプロセッサに詳しくない方が混乱する元になっているのも事実。

今回のブランド統合により、こういった事象を打破したいと考えているのかもしれないが、ブランドを統合する以上、前以上に分かりやすい型番にしないと前以上に性能の優劣を把握することが困難になることが予想される。

「ブランドを統合してハイおしまい」で済むことではないので、統合する以上はユーザーに対してしっかりと分かりやすいブランド分けをしてくれると信じたい。いや、マジで。

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