[UMPC]One Mix 3S登場!スペック・特徴をチェック!

One Mix 3S

UMPCことウルトラモバイルパソコン・・・なんてロマン溢れるガジェットなのでしょうか。

近年、日本ではUMPCブームもあり、本記事で紹介するOne MIXシリーズだったり、GPD Pocketシリーズだったり、最近はCHUWIなんかも参戦し始めました。

これまで流行したこれらのUMPCは7インチクラス。サイズ的にロマン重視でしたが、今回のOne Mix 3Sは”実用性”を兼ね備えたモデルなのです。

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One Mix 3Sのスペックと価格

公式サイトでの価格は101,833円。その他、海外ネットショップでも取り扱っているので安価に手に入れるなら割引情報も追ったほうが良さそうですね。

▼以下はメーカーから頂いた公式スペック表。スペック表の信頼度ランクは「高」です。↓

One Mix 3S

CPUにInter Core M3-8100Yを採用

処理性能を左右するCPUはセレロンなどの廉価CPUじゃありません。Interのノートパソコン向けInter Core M3-8100Yを採用。とは言いましても所詮M3となるので高負荷となる処理には向いていません。でも、サブ端末としては十分な性能を持つCPUなので、ネットサーフィン、ブログの執筆、簡単な画像加工などにピッタリ。

大容量なメモリ16GBを搭載

メモリは大容量な16GB。同じ類の製品はメモリ8GBを搭載することが多いのですが、One Mix 3Sは余裕をもたせたメモリ搭載量となってます。メモリ16GBも必要かだって?おだまりなさい。ロマンを詰め込んでいるのです。

高速なPCIE SSDを512GB搭載

One Mix 3S

これだけの搭載量があれば基本困ることはなさそう。速度ですがHDDよりも早いeMMCよりも早いSSD。その中でも転送速度が早いPCIE SSDとなってます。コンパクトでありながらあらゆるシーンでサクサク軽快な動作を体感すことができるはず。特に起動・シャットダウンはSSDってとっても早いんで、持ち運ぶことが多くなりそうなUMPCは出先でサクッと起動、ササッとシャットダウン。みたいにスマートに利用できそう。

One Mix 3Sの特徴をチェック

ガッツリWindows PC

One Mix 3Sに搭載されているOSはフルスペックのWindows 10。もちろん日本語に対応しています。

8.4型の理想的なサイズ

One Mix 3S

以前流行したUMPCは前述どおり7インチクラスが一般的でした。一方、One Mix 3Sは8.4インチとサイズアップ。サイズは大きくなりましたが10インチタブレットよりもずっと小さいんです。でも、このサイズ感・・・実は”実用的”な要素を付け加える重要なサイズ感なのです。

キーボードが広くなり文字が打ちやすくなった

One Mix 3S

7インチはサイズ的にキーボードが非常に窮屈で、文字は打てないことないんだけど長文は厳しい・・・って感じでした。この点は以前のレビューでも書いていたのですが、そんな不便さも”ロマン”という魔法の言葉で吹き飛ばしていたのです。

が、やっぱりガンガン利用するならキーが打ちやすいにこしたことはありません。

One Mix 3Sは7インチから8.4インチにサイズアップ。キーボードを筐体ギリギリまで広げることで、なんと、フルサイズキーボードに近いキーピッチを実現。これ、かなり実用性が上がったところだと思います。

もちろんキーボードはバックライト搭載

光るキーボード。僕はず~っと光るキーボードに憧れ続けていました。昔ってオプションでしかバックライトキーボードって選べない時代があったのですよ。しかも高い。

One Mix 3SはコンパクトなUMPCながらキーボードにはしっかりとバックライトが埋め込まれています。これで、布団の中に潜り込んでの操作OKです。

あらゆるシーンで快適に利用できる回転ディスプレイ

One Mix 3Sは一見、ノートパソコンのようにも見えますが、ヒンジ部分に特殊な回転機構を備えているので様々なスタイルで活用できるようになっているんです。

通常のノートパソコンスタイルに加え、テント形状で省スペースで自立させたり、グルリとディスプレイを回してタブレットスタイルで利用したり・・・様々な形状で利用できるのは嬉しいポイントでしょう。

超高解像度なディスプレイパネルはIPS

One Mix 3Sのディスプレイ、8.4型ながら解像度がめちゃくちゃ高い。なんと、2560×1600でFHD(1920×1080)を大きく上回る高解像度ディスプレイを搭載。ちょっと気になったので画素密度を調べてみると359.39ppi。

人の網膜で識別が難しくなるのが300ppi以上と言われていますから、One Mix 3Sのディスプレイは驚くほど精細な表示ができるのです。パネルも液晶テレビで多く採用されている視野角の広いIPSパネルを採用しているのもポイントが高い。

もちろんタッチパネル

One Mix 3S

One Mix 3Sのディスプレイはタッチパネル。実はUMPCとタッチパネルはすごく相性がいいのです。一応、気持ちばかりのマウスセンサーが備わっているのですが、使うとわかると思います。タッチしたほうが早いって。

特に電車などで利用するときはチマチマとマウスセンサーでマウスカーソル操作するよりも、目の前に表示されているアイコンをダイレクトにタップしたほうが圧倒的に快適なのです。僕みたいに指先が油で満たされていると付着した指紋のクリーニンは大変だけど。。。でも、操作は楽なのです。

スタイラスペンに対応

そうそう、ディスプレイがタッチパネルに対応しているんでスタイラスペン(4096段階の感圧対応)の入力にも対応しています。従来のシリーズよりもディスプレイサイズが大きくなったのでキャンパスも広くなりお絵かきが捗りそう。

小さいけれど便利に利用できる仕様も魅力

指紋認証が付いてるって良いよね

毎回PCを起動するたびにパスワード入力するのって面倒くさいですよね。One Mix 3Sは小型ながらも指紋認証ユニットを搭載してます。WindowsはOSベースで指紋認証を利用できるので、しっかりロックする設定でも指紋で簡単にロック解除できちゃいます。

USB Type-C搭載でデータを高速伝送

旅先にて一眼レフを振り回し撮影した写真。これらをOne Mix 3Sに取り込むときにはUSB Type-Cケーブルでカメラと接続するだけで超高速に写真を取り込めます。One Mix 3Sは前述通り解像度がめちゃくちゃ高く、また、持ち運びも容易なサイズ感なので撮影現場で撮影した写真を即確認するような用途もOK。

普段はデスクトップスタイルで使っちゃおう

ディスプレイはこれまでのシリーズより大きくなって8.4インチになったといえど、一般的なノートパソコンと比較した場合はめちゃくちゃ小さいです。布団の中で使ったり、どこかに持ち運ぶときは超便利なんですが、普段は・・・でかいディスプレイでYou Tubeとかみたいですよね。

One Mix 3Sは外部映像出力も可能なので、ディスプレイ、マウス、キーボードさえ揃えると簡単にデスクトップPCのような使い方ができちゃいます。

あと、普段は大画面ディスプレイに繋いだデスクトップPC風に利用していても、外出時は本体だけ持っていけばOK。自宅で利用している環境をそのまま持ち出せるってことがすごく魅力的。

モバイルバッテリーから充電出来るって素敵

モバイルバッテリーでPCへの給電にも対応する「PD対応モバイルバッテリー」を利用することで、電源の確保が難しい場所でもモバイルバッテリーを利用することで長時間駆動を実現。

さっき紹介した「一眼レフカメラで撮影した写真を現場で確認する」ってシーンですが、野鳥撮影なんかだと周囲に電源がないことが多いので重宝しそう。

必要最低限の拡張端子は揃ってる

めちゃくちゃ端子が多いって訳ではありませんが、USB 3.0×1、USB Type-C×1、外部映像出力のMicro HDMI×1、Micro SDスロット×1と必要最低限の端子は揃ってます。最近の薄型ノートPCはUSB Type-C端子が1つしか備わっていないモデルも珍しくないので、昔のノートパソコンと比較した場合は少々貧弱ですが、最近のノートパソコンと比較した場合は結構充実している印象です。

USB Type-C端子は充電にも利用するので、PD対応ハブ(USBハブに給電用のUSB Type-C端子が備わっているモデル)を利用すると端子を拡張しながら給電も行えるので便利ですよ。

安心の技適付き

公式サイトをみていたら、One Mix 3Sは日本でも安心して利用できる技適を取得してました。本体に技適マークの刻印されているみたい。

One Mix 3Sまとめ

One Mix 3Sは従来の”ロマン重視”に”実用性”を追加したモデルでしたね。7インチクラスのUMPCが気になっていたけれど、「小さすぎてすぐに使わなくなるだろう」と欲しいながらもサイズ的にスルーされていた方は注目の機種です。

ロマンも感じながら普段もバリバリ利用できる実用性も大事。という方は是非検討してみてください。

▼以下は公式サイトです。One Mix 3Sの上位モデルであるCore i7を搭載するプラチナエディションや、僕も持っている7インチクラスのOne Mix 2Sなんかも確認できます。あと、公式サイトからも購入可能です。↓

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