「Redmi K60」発表!低周波版Snapdragon 8+ Gen 1、687億色対応WQHD+ディスプレイで約4.8万円
Xiaomiが新型スマホ「Redmi K60」を発表!3.0GHz版の低周波版Snapdragon 8+ Gen 1を採用しているハイエンドモデル!ベースグレードながらもとんでもないスペックで、特に687億色表示に対応するディスプレイが気になる1台です。
同時に上位版である「Redmi K60 Pro」、そして別シリーズで安価な「Redmi Note 12 Pro Speed」も発表されていますよ!こっちも要チェック!
Redmi K60の特徴
Redmi K60の特徴は以下の通り!
Redmi K60のハイライト
- 3.0GHz周波数のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載
- カラーは4色。ブラックはカーボン調デザインを採用
- WQHD+解像度のディスプレイ
- デュアルスピーカー搭載
- 6,400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロの3カメラ
- 大容量な5,500mAhバッテリーで67W充電、30Wワイヤレス充電に対応
- 大型の冷却システム
▼Redmi K60の外観デザインはカメラがこれまでにない特徴的な見た目!カラーはブルー、グリーン、ホワイトそしてカーボンブラックの4色!↓
▼ブルーはレザー調デザイン。さらにブラックはカーボン調となっておりクッソカッコいいです。↓
ブラックってたいてい地味な印象だったんだけどこれはマジで欲しくなる。スポーティーでケースつけずに使いたいっす。
SoCはSnapdragon 8+ Gen 1!…の低周波数版。通常3.2GHzのところ、Redmi K60など一部に搭載される低周波チップでは3.0GHzまでとなっています。どういうことかというと早い話、本来のSnapdragon 8+ Gen 1よりもスペックは劣ります。
▼とはいえAnTuTu公称値は1,124,788点!3.2GHz版だと大体130万点ぐらいなので差はそこそこあるけど、どっちみち超高いスコアでゲームでもムチャ快適そう。(編集部追記:3.2Ghz版でも110万点前後です。8 Gen 2と勘違いしてました。このスコアなら3.2Ghz版とほぼ変わらんスコアです。)↓
▼実際、ウルトラ激重ゲーで知られる原神は輝度300ニトで室温25度の環境では平均55.29FPSで遊べるとのこと!↓
画質設定とか細かい事は書かれていないんでプレイフィールは実際に触ってみないとわからんのですが、これは期待できますね。
▼ディスプレイは有機EL、解像度はFHD以上の高解像度WQHD+(3,200×1,440)で、より高精細な見た目になっているのが特徴!↓
120Hz表示も当然対応。タッチレートも最大480Hzとハイレベル。
しかもこのディスプレイ、色深度を12ビットに引き上げ、それによりなんと687億色表示に対応しているというぶっ飛んだスペック!
▼公式曰く「コンテンツの原色を映し出せる」んだそうです!↓
ディスプレイの色表示って、普通だと1,670万色、高いものでも10.7億色なのに、いきなり687億色はヤバすぎるぜ。ドラゴンボールの戦闘力なみのインフレの激しさっすよこれ。どれほどキレイな見栄えなんだろう。すげぇ気になるっす。
その他、ピーク輝度は1,400ニト、コントラスト比は5,000,000:1、そして16,000レベルと超細かい輝度調整も対応しています。
▼スピーカーもデュアル式のステレオスピーカーを搭載、ハイレゾもドルビーアトモスも対応。↓
▼カメラは「6,400万画素メイン」+「800万画素の超広角」+「200万画素のマクロ」の構成。↓
メインカメラはクアッドベイヤー方式を採用し、PXサイズは1.4μmと大きめですが、肝心のセンサーサイズは1/2インチで小さい印象です。
筆者の所感ですが、Redmiシリーズはカメラよりも価格に対する性能の高さ、いわゆるコスパを重視する傾向にあるので、ハイエンドとはいえカメラへの過度な期待は禁物でしょう。
とはいえ光学手ブレ補正対応でAIカメラも対応しており、日常範囲においての写真・動画撮影では安定してキレイに撮影できそうです。
こだわった明暗差のあるシーンや夜景・暗所撮影だとちょっと厳しいかもしれん。あくまで予想に過ぎませんが…。
▼バッテリーは5,500mAhで大容量!↓
タフネスなど特殊なものを除くスマホではトップクラスの容量ですね!67Wの急速充電も対応で、さらにワイヤレス充電も30Wの超急速!
ハイエンドといえば発熱が大きい印象がつきものですが、Redmi K60は内部に大型の放熱パネルを搭載!
▼5,000mm2と巨大。発熱の多いゲームでの安定性にも期待したいところです!↓
これは触ってみたくなるスペック
Redmi K60の記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量128GB:2,499元(約4.8万円)
- メモリ8GB+容量256GB:2,699元(約5.1万円)
- メモリ12GB+容量256GB:2,999元(約5.7万円)
- メモリ12GB+容量512GB:3,299元(約6.3万円)
- メモリ16GB+容量512GB:3,599元(約6.9万円)
イカしたルックス、低周波版とは言えトップクラスの高い性能を持つSoCを搭載で、原色を映し出せるといわれているディスプレイなど、スペック面はかなり気になる1台です。
中国向けモデルなので日本で使う場合GMSサービスの導入などそこそこ手間はかかってくるはずですが、でも5万円ほどでこのハイエンドが手に入るなら正直メッチャ欲しいわこれ。
ちなみにRedmi Kシリーズは過去にリブランドされ「POCO F」シリーズでグローバル販売されていたので、今回もPOCO F5みたいな名前で発売されるのではないかなと思うんす。日本でも出てくれるといいなあ。
▼Redmi K60の詳細なスペック・対応バンドはこちら↓