どこでも仕事できる。車載テーブルになるPCバッグ「サンワ 200-CARBG001」のレビュー!
- レビュー
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クルマではテーブルとして使えるっていう新しいタイプのPC用バッグ「200-CARBG001」が気になってたんで、発売日に即購入!実際に使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けしますよ!
メリット・良かった点
- 車内でテーブルにできるというコンセプト
- クルマがあればどこでも仕事ができるようになる
- シンプルな見た目でクセがない
- PCバッグとしてはリーズナブルな価格設定
デメリット・注意点
- 薄いためマウスなどの厚みのあるものが入らない
- パソコンがデカいと、後部座席での運用は厳しい
- チャックがかなり閉じにくい
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200-CARBG001の発売時期と価格!
200-CARBG001はサンワサプライ製のPCバッグとなります!
このバッグ、普通のPCバッグと違って「車中ではテーブルに化ける」んですよ。ハンドルやシートの背面にひっかけることができ、そこで机として使うことができるという仕組み!
筆者はクルマでいろんなところで旅しながら記事書きたいな~って思っていて、これはまさにニーズのドツボだったんで発売して即購入。迷いは一切ありませんでした。
楽天市場で購入した際の公式価格は4,980円でした!PCバッグとしては結構リーズナブル。購入先は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!
200-CARBG001のデザイン・外観をチェック!
▼デザイン自体は普通の手提げかばんで、かなりオーソドックスな見た目!ビジネスシーンで使っても全く問題ないですね。↓
▼裏はモノを入れるポケットは無いんですが、ハンドルやシートに引っ掛けるためのベルトが付いております。↓
▼ベルトはマジックテープが計3つ付いていました!マジックテープの粘着力は結構強力で、両手で思いっきり剥がさないと外れんです。作り自体はしっかりしている印象。↓
▼中はこんな感じ。ポケット、スマホの操作も可能な透明ポケットに、ケーブルやペンを挟めるゴムバンドがあり、もう1面はパソコンなど置いたものがすべらないゴムの板…という設計です。↓
▼透明ポケットは普通のスマホであれば問題なく入る厚さです。また、ポケット越しでもスマホの操作ができる仕組みとなっていました!着信の応答とか簡単操作をサクっと行えるのは良い。↓
▼中のポケットにもマジックテープがあるんで小型の書類や封筒を入れる場合は安心。ただポケットは深さがちょうどA4と同じぐらいなので、A4用紙を入れた場合はマジックテープが使えません。↓
200-CARBG001使って分かったことまとめ!
200-CARBG001を実際に使って分かったこと、良かった点、注意点などをまとめておくので購入前の参考にしてみて下さい!
16型クラスのノートPCも入るけど薄いから収納容量は少なめ
▼200-CARBG001は大きさが結構あって、大体のノートパソコンに対応できるサイズになっています。↓
▼で、実際にパソコンを入れてみたらこんな感じ!最大16型まで対応しているので、15.6インチのSurface Book 2も余裕で入りました!なお耐荷重は3キロまでなので、その点は対応しているかは見ておくといいでしょう。↓
▼ただし弱点があって、厚みがあんまりないんですよ。そのためパソコン、書類程度しかすっぽり入りません。↓
▼マウスとかモバイルバッテリーとか、PC用のデカい電源アダプターとケーブルを入れるとかなりキツくなり、そもそもチャックすら閉まらなくなります。↓
▼外側のポケットであれば、なんとか入るっちゃ入るんですが…ご覧の通り情けなく膨らんでしまいます。せっかくのPCケースなんだし、もう少し厚みを持たせて収納容量を増やしてほしかったなぁ。↓
ハンドルにすっぽりハマって楽ちん!
▼真髄といえるハンドルへの取り付けですが、思った以上に楽ちんでした!うしろのマジックテープを3つともベリっとはがしてハンドルにはさむだけ。落下防止のベルトのおかげでかなりしっかり取り付けられました。↓
▼後ろはこんな感じ。公式によればハンドルは太さが38mmまで対応だそうです。普通の乗用車であれば無問題ですが、ハンドルカバーを付けているといった場合だと厳しいかも。↓
実際に使った感想としてはかなり安定感が良かった!この状態でパソコンを使ったり文字入力でタイピングしてもぐらつきはあまり感じません。一応、スペースの都合上マウスは使えずタッチパッド操作になりますが無問題!
もちろんシートやハンドルの位置を調節する必要は出てきます。なので運転時とパソコン使用時で適宜調節する手間はありますが、これは予想できたことなんで仕方ないと割り切ってます。
▼テーブル角度は側面2本のバンドの長さを調節すればOK。使っていて不満に感じたことはなく、押されてクラクションが鳴るなんてこともありませんでした!これは使えるわ。なお写真はトヨタの三代目ヴィッツ(NCP131)で試している写真です。↓
▼ケーブルやペンをはさめるゴムバンドは結構伸びるので、こんな感じでケーブルも留めておくことができました。パソコンのすぐ後ろにあるためアクセスしやすく、充電やUSB使用とかでサッと使いたいときに便利だったっす。↓
後部座席での使用は工夫が要る
▼シートのヘッドレスト部分にバンドを回すことで後部座席でも使えるのがウリ!セットアップもハンドル同様に、ヘッドレストの連結部分にバンドを回してはめ込むのみだったんで楽ちん!↓
▼ただこれ、背もたれの角度が手前側になってしまうため、筆者の15.6インチのノートパソコンは置くことが出来ませんでした。小さいノートPCであれば良いかもですが、少なくとも15インチのものは無理で、相当前に引き出さないと画面開かない。↓
▼タクシーや社用車の後部座席で…ってシーンはアピールされているんですが、これはPCの大きさが大きく影響してくるので要注意。よく考えたらPC置いてる画像なかったし。↓
▼それでも軽食をとったりメモを書いたりタブレットを置いとけるスペースは出来るんで、この部分は使い方次第といったところでしょう。筆者はメシは食わんので、200-CARBG001はハンドルのみで使うことにしています。↓
▼一応、助手席を前に倒しておくと15インチサイズのPCでも難なく使うことが出来ます!ただこれが現実的かと言われれば微妙ですね。運転席から助手席窓が見えにくくなるし、タクシーや社用車だとそもそも前に倒せないでしょうし難しい。↓
あまったベルトがぶらついてしまうのはカッコ悪い
▼200-CARBG001は様々なベルトの調節ができる反面、調節した際にあまったベルトがブラブラしてしまい、じゃまになることも多いです。ビジネスバッグでブラブラさせたまま持ちはこぶってのはちょっとカッコ悪いかな。↓
ブラブラしないように、ベルトをまとめられるクリップは欲しいところですね。これは別途調達すればいいんだけど、筆者としては同梱させてほしかったなぁって思うんす。割といい値段だしねぇ…(´・ω・`)。
チャックが閉じにくいのはどうにかしてほしい
200-CARBG001一番のネックはチャック。メチャクチャ閉じにくいです。
▼なんでか見てみると、閉じる部分が奥まっているせいです。このせいで開ききってしまうと、チャックのつまみを持つのすらやりづらい(´・ω・`)。↓
しかも、構造上互いのファスナーが離れてしまうせいか片手ではスムーズに閉じられないのも問題。
▼で、こんな感じで結局もう片方の手でバッグを少し潰さないとチャックを閉じられず、この点は改善して欲しいですね。↓
200-CARBG001のメリット・デメリットと評価まとめ
とにかくクルマで移動しながらPCする!って時に大活躍ですね!こういう新しいコンセプトはかなりアリよりのアリ。買ってよかった!
しかし一方で「純粋なPCバッグとしての実力」は最低限。PCアクセサリー込で本格運用するには厳しい側面もありました。せめてもう少し厚みがあればな~。
なので単体で使うよりも、リュックや別のバッグと同時に使ったり、200-CARBG001自体をクルマに据え付けておくって運用がベターと感じますね。
一方、タブレットPCやMacといったPD対応モデル、つまり充電ケーブルがスッキリしたものだったらしっかり入るので、それらを使う方ならメイン運用としてもオススメ!