「Snapdragon 8 Gen 3」発表!8 Gen 2からGPU性能が25%と大幅パワーアップ
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SoCを製造するアメリカQualcommから最新鋭のハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 3」が発表!いよいよGen 3来ましたね。スペックがどういうものかチェックしてみましょう。
Snapdragon 8 Gen 3の特徴
名前の通りSnapdragon 8 Gen 3はハイエンドクラスのSnapdragon 8 Gen xシリーズの3代目に当たるチップセットとなります。
筆者としては8 Gen 2が発表されてまだあんまり経ってないように思ってたけど、8 Gen 2は昨年11月に発表されていました。もうそんなに経ったんだなってあっという間に思えます(ジジイ感)。
Snapdragon 8 Gen 3の性能と特徴ですが、プロセスルールはこれまでと同じく4nmで同じです。
しかし性能面はパワーアップしており、CPUはCryoで最大3.3GHzまで対応!先代となるSnapdragon 8 Gen 2から30%の性能アップで電力効率も20%改善となっています。
GPUはAdrenoで先代モデルからグラフィックレンダリングが25%もアップしており、電力効率も25%アップしたとのこと!8 Gen 2の時点でゲーム性能はかなりのものでしたが、そっからさらに25%も性能アップはすげーぞ。
またこれに加え、ゲームエンジンのUnreal Engine 5.2もサポート。モバイル向けのチップとしては初のサポートだそうです。外部ディスプレイ出力では最大8K解像度まで対応とのこと。
対応するディスプレイスペックも底上げ。1080P解像度の場合、なんと最大240Hzの高リフレッシュレートまで対応するようになっています!ゲーミングモニター並みですねこれ。
ただ4K解像度の場合は60FPS止まり、QHD+解像度では144Hzまで対応となっています。
また先代同様にレイトレーシングも対応はもちろん、その処理性能も先代比で40%アップしているとのことです。
流行りのAI面でもスペックアップを図っており、搭載NPUは先代比で98%もの性能向上を実現。AI使用時における電力効率も40%改善とのことです。スマホにおいては最速の1つと謳い、画像生成も一瞬で可能とするとか。
カメラでは写真撮影で最大2億画素まで対応。動画では「4K/120FPS」「720P/960FPS」まで対応するほか、AIノイズリダクションを用いたナイトモード動画撮影(4K/60FPS)も可能だそうです。
搭載スマホはまもなく出るとのこと
ITmedia MobileによればこのSnapdragon 8 Gen 3を搭載したスマホは今後数週間以内に発売される予定だそうです!メーカーではASUSやOPPO、Redmi、SonyにXiaomiなどが採用する模様。早くて来月には新しい8 Gen 3搭載ハイエンドデバイスが出ると思うと楽しみすね。
性能の高さはもちろん、安定性と電池持ちの良さもどれほどなんでしょうかね。あといよいよ重たいことで有名な原神あたりも張り付いてサクサク動かせるかな‥ってのも気になるところです。
▼追記:Snapdragon 8 Gen 3搭載機を手に入れたので、どの程度動くSoCなのか以下の記事で解説しています。↓