T-BAO MN22の実機レビュー!買う前に注意点や検証結果、評価をチェック!

T-BAOからリリースされたCore i5-11320H搭載のミニPC「T-BAO MN22」を海外ネットショップのBanggoodさんから試してみる?と一台頂きました。ありがとうございます!しばらく使ってみたのでレビューをお届けします!

様々な比較・検証を行っているのでご自身の使い方に合うか、許容できるかなど、是非照らし合わせながらチェックしてみて下さい。

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下から確認して下さい!↓

■T-BAO MN22■

初出荷時価格→439.99ドル

▼[Banggood]↓

T-BAO MN22の外観・デザイン

T-BAO MN22
サイズ 45 × 105 × 115mm
重量 420g

最近のミニPCはミニと言いつつそこそこ大きな筐体の製品もちらほら見かけますが、T-BAO MN22はちゃんとミニサイズ!

▼大きさは手に乗るサイズです。質感もGood!↓

▼前面には便利なUSB-Aが2つ備わっていました。USBメモリーを挿したり、なにかと便利に使ってます。↓

▼背面はUSB-Aが2つ、HDMIが2つ、USB-Cが1つ、有線LANポートが1つ。映像出力が3系統あるのでマルチディスプレイ環境を簡単に構築できるのも良いですね!↓

▼左右は大型のダクトが備わっておりエアーフローもなかなか良さそう。↓

▼底面はVESAマウントを取り付けるネジ穴がありました。ちなみにVESAマウントや取り付けネジは付属しています。あと、壁にネジ打ち込んで引っ掛けられます。↓

僕はあまりデザインや質感にはこだわらないタイプですが、T-BAO MN22の質感はとても良いですね!丁寧に作られています。普通にヨドバシとかに並んでそう。

サイズもとても小さいです。24インチくらいのディスプレイを置ける程度の小ぶりなデスクでも、ディスプレイ下のデッドスペースに置けます。

▼ちょっと気になったのでバラしてみました。↓

2.5インチストレージは取り付けできませんが、空のM.2 SSD(2242)スロットが備わっているのでストレージの拡張はできそうです。

ちなみに基盤にはSATA SSDと印字されていたので、速度の速いNVMeは駄目っぽいですね。これだったら安価な外付けSSDで良いかも。

T-BAO MN22の性能・パフォーマンス・スペック

T-BAO MN22はCPUにIntel Core i5-11320Hを搭載していて、レビュー機はメモリ16GB+容量512GBです!

▼メモリ・ストレージのバリエーションは以下の通り。↓

T-BAO MN22 メモリ16GB+容量512GB

詳細スペックをチェック

CPU Intel Core i5-11320H
メモリ 16GB
(DDR4-3200)
容量 512GB SSD
ポート USB-A 2.0 × 2
USB-A 3.0 × 2
USB-C × 1
HDMI × 1
Support RJ45 1000M × 1
イヤホンジャック × 1
5.5mm DC ジャック
WiFi WIFI6 -802.11AX
Bluetooth 5.0
サイズ 45 × 105 × 115mm
重量 約420g
OS Windows 11 Home
(日本語に対応してました。)
備考 M.2 SSD(2242)/空1

ベンチマーク結果をチェック

▼各種ベンチマーク結果は以下の通りです。↓

普段使いの動きチェック

実際にT-BAO MN22を日常的によく使うコンテンツで試してみました!以下の4段階で評価します!

  • 快適・サクサク
  • 普通・十分実用的
  • イマイチ・妥協が必要
  • モッサリ・カクカク
T-BAO MN22
WEBページ閲覧 快適・サクサク
YouTube 快適・サクサク
Twitter 快適・サクサク

T-BAO MN22が搭載するCPUは2世代ほど古いですが、よくある廉価CPUとはやっぱり動きは別物ですね。キビキビ・サクサク動きます。

メモリも大容量の16GBを搭載しているので、ブラウザーのタブを開きまくってもビクともしません。WEBブラウザーを利用する使い方なら不満に感じることは無いです。とっても快適。

ゲーム性能をチェック

実際にT-BAO MN22でゲームを遊んでみました。以下の4段階で評価します。

  • 快適・サクサク
  • 普通・楽しめるレベルで遊べる
  • イマイチ・妥協が必要
  • モッサリ・カクカク

GPUがIris Xeなのでゲーム性能はオンボードの中では高めです。ゲームプレイ時の全体的な印象は、「おー、ゲームも結構動くなあ」という感じですね。

大体安いモデルはHD解像度で動けばバンザイって感じだんですが、FHD解像度でなんとか30FPS出てたのでゲームも遊ぼうと思えば遊べます。

検証はFHDで行っていますが、HDクラスに解像度を落とすとさらに快適度は上がるので結構色々なゲームを遊べそうな印象です。

タイトル 評価 FPS
GTA 5(FHD) イマイチ・妥協が必要 30〜40FPS
APEX LEGENDS(FHD) イマイチ・妥協が必要 30〜40FPS
原神(FHD) イマイチ・妥協が必要 40〜45FPS

とは言っても所詮オンボードGPUではあるので、無料ゲーなどを試して遊べたらラッキー程度に考えておきましょう。ゲーム用途として選ぶモデルでは無いですからね。

動画編集と書き出し速度をチェック

CPUがかなりパワフルな印象だったので動画編集(カット、字幕、BGMを入れ)と書き出しを行ってみたところ、FHD解像度ソースの簡単な編集動画なら使っていけそうだなという感じ。

流石にエフェクトを使いだすと重いんですけど、TikTokやYouTubeショートの動画を編集するくらいなら編集機として使えるレベルです。

約1分の動画書き出し時間(H.264)はこんな感じです。

  • T-BAO MN22:22秒
  • M1 MacBook Pro:20秒

長尺動画だと結構差が出てきそうなんですが、ショート動画はそもそも短尺なのでそこまで書き出し時間に差はないですね。

T-BAO MN22のメリット・良いところまとめ!

実際にT-BAO MN22を使ってメリットや良かったと思ったところは以下の通り。

メリット・良かった点

  • 小さな筐体で置き場所に困らない
  • 簡単にマルチディスプレイ環境を構築できる
  • 起動も早く動作もサックサク
  • ゲームもFPSを妥協できれば結構遊べる

では、何点かピックアップします。

とにかく省スペース

ミニPCの良いところは省スペースなこと。

▼僕はモニター台を使ってますがその下にも置けます。こんな感じ!↓

モニター台を使っていなくても、ディスプレイの下部にはスペースがあるのでそのデッドスペースに設置できるくらいのサイズです。

▼ちなみに僕の環境ではモニター台の下にT-BAO MN22とキーボードを収納できたので、書類の記入スペースも確保できました。↓

簡単にマルチディスプレイ環境を構築できる

T-BAO MN22はHDMIが2つ、映像出力もできるUSB-Cが備わっているので最大3台の映像出力を単体で出来る仕様です。

ちなみに僕はマルチディスプレイ派なので2画面で使ってます!簡単にマルチディスプレイ環境を構築できるのは良かったところです。

軽快な動作でストレスなし。起動も早い

T-BAO MN22はパワフルなCore i5-11320Hを搭載していることに加え、高速なNVNe接続のストレージを備えているのでキビキビと動きます。起動も電源を入れてからデスクトップ表示までわずか20秒と高速!

▼ストレージは高速なNVMe SSDを搭載。ASint製が採用されているようです。ベンチマークでは読み込み2,000MB/s以上出ていました。ちなみにSATA接続のSSDだと500MB/s程度です。↓

ミニPCって安価なモデルだと内部パーツのランクを落としてコストカットしている場合も多いですが、T-BAO MN22はリッチな仕様なので体感としてサクサク・キビキビとした動作を実感できるわけですね。とても快適です。

暇つぶし程度にゲームも遊べる

オンボードGPUだとゲームをプレイするには非力な場合が多いですが、T-BAO MN22が搭載するCore i5-11320HはGPUにIris Xeを搭載しているのでGPU性能も高め。

すべてのゲームが超快適に動くという訳ではありませんが、暇つぶし程度にゲームを遊ぶくらいなら結構楽しめます!

▼ちなみにAPEX LEGENDSは30〜40FPSくらい出てたのでギリ遊べました。ちなみに検証中にマスターになりました。↓

ゲーム性能に対して過度な期待は禁物ですが、APEX LEGENDSみたいな無料ゲームだったら試し放題なので、もしかしたらT-BAO MN22で快適に遊べるゲームが見つかるかも知れません。色々と試してみて下さい!

T-BAO MN22のデメリット・注意点まとめ!

実際にT-BAO MN22を使ってデメリットや注意点だなと思ったところは以下の通り。

デメリット・注意点

  • 高負荷時のファンの音が大きい
  • ストレージが3分割されていて扱いづらい
  • 2.5インチストレージは増設できない

では、何点かピックアップします。

ファンが回りやすく結構うるさい

Core i5-11320HはパワフルなCPUなんですが、そこそこ熱を持つようで負荷がかかると空冷ファンが回ります。

WEBブラウジング程度ならファンは回りませんが、ゲームや動画編集などパワーを使うシーンでは基本的に空冷ファンが回ってますね。これが結構うるさいので人によっては気になるかも知れません。僕はうるさいなと感じるレベルでした。

ストレージのパーティションが謎に3分割されてる

T-BAO MN22はストレージが3分割されていました。

まあ良いやと思いつつ色々なソフトをインストールして使っていたんですが、1つのパーティション容量が少ないのでソフトのインストール時の容量が足りず別パーティションにインストールする羽目になり扱いづらく感じました。

以前、tatsu氏がミニPCをレビューしている時にストレージのパーティションが沢山分割されていてブーブー言ってた意味がよく分かりました。これは実用面で面倒です。

簡単にパーティションをまとめることが出来るのでデメリットとまでは行きませんが、多く分割されたパーティションは扱いづらく感じることもあるので注意点として挙げておきます。

2.5インチストレージが使えない

T-BAO MN22はストレージ拡張用にM.2 SSDスロットが備わっていますが、2.5インチストレージは取り付けできません。

動画データの保管などであれば安価で大容量なSATA接続の2.5インチSSDを選びたいところですが、このタイプは接続できないのでストレージ増設はM.2 SSD(2242)を使うことになります。

が、SATA SSDでの接続になるので、それなら安い外付けSSDで良いやってなりそうです。僕は外付けSSD使ってます。

T-BAO MN22のレビュー・評価まとめ!

製品の仕上がりや性能はとても満足しています。ライトな使い方であれば長期間愛用できそうですし、流行りのショート動画の編集マシンとしても活用できるほどのパワーを持っています。動作もサクサクでストレスなし。

あとは価格。T-BAO MN22に似た仕様の製品は沢山でていて、i5-11320Hを搭載するモデルの相場は日本だと4.5万円〜5万円ってところです。

T-BAO MN22は海外ネットショップのBanggoodで購入できますが、日本市場の相場より下回っていれば検討ラインかと思います。

Banggoodは大型セールなどでガッツリ安くなることが多いので、セール情報もチェックしながら検討してみて下さいね。

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T-BAO MN22をお得に購入する方法!

T-BAO MN22は以下で購入可能です!割引情報があれば随時追加しますね!

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下から確認して下さい!↓

■T-BAO MN22■

初出荷時価格→439.99ドル

▼[Banggood]↓

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