Ulefone Armor X8のレビュー。性能は低いが本格タフネス仕様のスマホ

Ulefone Armor X8

Ulefoneが投入するエントリー帯のタフネス系スマートフォン「Ulefone Armor X8」は安価でありながら屈強で頑丈な仕様が魅力のモデル。海外ネットショップBanggoodさんに実機を頂いたのでレビューをお届けする。

Ulefone Armor X8の良かった点と気になった点

Ulefone Armor X8

立ち位置:エントリークラスのタフネススマートフォン

特徴:エントリークラスながらIP68/69KやMIL規格準拠など本格的なタフネス仕様

良かった点

・タフネス系ながら安価に手に入る価格

・本格的なタフネス仕様

・充実した対応バンド

気になった点

・メインとしては厳しい性能

・楽天モバイルはVoLTE化が必要

Ulefone Armor X8の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

Ulefone Armor X8のスペックまとめ!1.9万円で機能性豊富なエントリータフネススマホ

Ulefone Armor X8の外観

Ulefone Armor X8は5.7型ディスプレイを搭載。一般的なスマートフォンでは小型な部類のディスプレイでそれに伴い筺体サイズもコンパクトなモデルが多いが、Ulefone Armor X8は屈強なプロテクトボディーを備えており、横幅79mmと筺体は非常に大きい。

Ulefone Armor X8
ボティーは超大型。持つだけで剛性の高さが伝わってくる
Ulefone Armor X8
筺体サイズだけでなく重量もヘビー級。実測では256gだった

筺体は前述通りプロテクトボディー構造。あらゆる角度からの衝撃にも耐えられるよう設計されおり別途ケースなど必要ない。

Ulefone Armor X8
ボディーは滑り止め付き
Ulefone Armor X8
ネジを利用して外装はフレームにガッチリ固定されている
Ulefone Armor X8
ディスプレイより盛り上がったプロテクトも装備する

筺体の背面はカーボン調でUlefoneのロゴ部分は高品質な金属プレートを採用するなど、タフネス系スマートフォンの中でもデザイン性が高い。

Ulefone Armor X8
カーボン調のデザインがカッコいい
Ulefone Armor X8
ロゴは金属プレート。質感も良い

各種ポート類は防水性能を高める為にキャップ付きとなっている。Ulefone Armor X8はワイヤレス充電に対応しておらず、充電はキャップを外してケーブル充電する必要がある。頻繁にキャップを開けるので劣化による防水性能の低下が少々心配である。

その他の配置は以下の通り

Ulefone Armor X8
左側面にSIMスロットとカスタムキーを搭載
Ulefone Armor X8
右側面は音量と電源ボタン
Ulefone Armor X8
上部にイヤホンジャック
Ulefone Armor X8
下部にUSB-C
Ulefone Armor X8
スピーカーは背面に搭載していた

付属品・同梱物

スピーカーは背面に搭載していた

Ulefone Armor X8は本体以外に10Wの充電器、USB-C to USB-Aケーブル、保護ガラス、各種クイックガイドが同梱されていた。

▼充電器は海外プラグ。利用するならプラグ変換アタッチメントが必要となる。↓

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▼YouTubeではテンポ良く見られる凝縮レビューも公開中。質感・カラー・雰囲気、実際に動作する様子は実機動画でチェック↓

Ulefone Armor X8の処理性能

Ulefone Armor X8のSoCはMediaTek製のHelio A25を採用しており、ガルマックスの基準では最も性能の低いエントリークラスの性能帯である。メモリは4GB、容量64GBでエントリークラスとしては容量が多めとなっている。

実際の利用では、WEB閲覧でやや表示に時間がかかる場合があり、スクロールでカクつくなどメイン機として利用するならストレスになりそうだ。しかしながら、用途を絞ったサブ機的な使い方であれば筆者は妥協できる範囲である。

ゲーム性能も低く、美しいグラフィックを多用するゲームでは設定を落としても動作の鈍さを感じる。ゲーム用途には全く向いていない。

ベンチマークスコアをチェック

端末の処理性能を数値化するベンチマークを走らせてみた。

▼Ulefone Armor X8の実機でAnTuTu(Ver8)を測定した結果、総合スコアは94,990点、GPUスコアは11,636点だった。エントリークラスの中でもゲーム性能を指すGPUスコアが低い↓

Ulefone Armor X8 AnTuTu

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓

性能区分AnTuTu Ver.8 スコア
ハイエンド
(動作に不満なし)
総合スコア:約40万点以上
GPUスコア:約17万点以上
ミドルレンジ上位
(重いゲームもなんとか)
総合スコア:約30万点〜40万点
GPUスコア:約13万点〜17万点
ミドルレンジ中位
(軽いゲームくらいなら)
総合スコア:約20万点〜30万点
GPUスコア:約6万点〜13万点
ミドルレンジ
(必要最低限)
総合スコア:約10万点〜20万点
GPUスコア:約2万点〜6万点
エントリー
(サブスマホ向き)
総合スコア:約10万点まで
GPUスコア:約2万点まで

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ!↓

スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkのスコアは以下の通り。↓

Ulefone Armor X8

▼ストレージ速度は書き込みが97.85MB/s、読み込みが258.31MB/sで値段なりの速度だった。↓

Ulefone Armor X8の機能・仕様の検証結果

通知ランプ
指紋認証 ○:背面。精度は良くない
顔認証 ○:カメラ認証。解除速度は遅め
アプリクローン
PCモード
外部映像出力 △:ワイヤレスのみ対応
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは右
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→スムーズ+中
最高クオリティ&フレーム設定→標準+中
スピーカー シングル/背面
イコライザー
備考 IP68
IP69K
MIL-STD-810G
スマートキー搭載

ソフトウェア・ハードウェアの特徴

MIL-STD-810G準拠、IP68 / IP69Kクリアでタフ

Ulefone Armor X8

Ulefone Armor X8はタフネスモデル。過酷なシーンでの利用を想定して設計されており、軍用品レベルでも耐えうるMIL-STD-810Gに準拠。

防水性能も非常に高く、温かいお湯でのテストもクリアするIP69Kもクリアしている。もちろん防塵性能も最高等級でエントリーレベルの製品だが高級モデルと同等の屈強な仕様である。

このような頑丈なモデルは屋外の工事現場で作業する方、アウトドアが趣味の方、サイクリング・バイクで雨天でもナビ代わりに利用できるモデルを探している方にとって非常に頼もしい仕様ではないだろうか。

スマートキーが便利。プッシュ・トゥ・トーク用のボタンにも使える

Ulefone Armor X8

タフネスモデルで多く搭載されているスマートキーだが、Ulefone Armor X8も左側面に備わっている。

このキーはユーザがカスタマイズすることも可能で、1回押し、2回押し、長押しと3つの入力に対し最大3つの機能を割り当てられる。

Ulefone Armor X8
スマートキーは機能やアプリの起動を設定できる

スマートキーに割り当てたアプリの挙動を確認するため、QRコード決済サービス「PayPay」アプリをインストールしてシングルクリックに割り当てた。

動作は、ロック解除状態であればアプリが素早く立ち上がるが、ロック状態では入力を受け付けない。ロック状態からスマートキーのシングルクリック→自動でスリープ復帰→ロック解除→アプリ起動という使い方はできないので注意。

その他、スマートキーはトランシーバのプッシュ・トゥ・トークボタンとしても利用可能である。Ulefone Armor X8はトランシーバアプリで「Zello」を推しているようで、プッシュ・トゥ・トークに割り当てるアプリで本アプリを指定している。

Zello Walkie Talkie

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開発元:Zello
無料
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指紋センサーは精度が低い。重複登録がおすすめ

Ulefone Armor X8

Ulefone Armor X8は背面にタッチ式の指紋センサーを搭載。しばらく利用していたが、どうも反応が悪い。頻繁ではないが稀にロック解除を失敗することがあり他機種と比較して精度が悪い。

指紋の登録は同じ指での重複登録が可能。試したところロック解除の失敗率が下がったので、反応が悪いと感じた場合に試してほしい。

ロック解除系でもう1つ。

Ulefone Armor X8は顔認証も搭載しており、検証したところマスク利用時でもロック解除できることが多かった。

マスクを取らなくても良いので楽といえばそうだが、セキュリティ的には信頼性に欠けるので、ロック解除は指紋がオススメだ。

ディスプレイ:HDだが視認性は悪くない

Ulefone Armor X8

Ulefone Armor X8のディスプレイは1,440×720とHDクラスだが、屋外での視認性は悪くない。Googleマップで表示される情報もしっかり確認できるのでナビ用としても活用できる。

▼一方で、動画視聴ではWidevine L3までの対応となり、NetflixなどDRMコンテンツ(著作権コンテンツ)再生はSD画質での再生となる。↓

Ulefone Armor X8

スピーカーはモノラルで音質もまずまずといったところなので、映画の視聴が趣味の方は妥協点となりそうだ。もちろん、YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオなど視聴するだけなら問題なく再生できる。

DRMコンテンツ Widevine:L3
HDRなし
高リフレッシュレート
表示モード ダークテーマ
画質調整 なし
備考

通信・SIM周り:VoLTE化がおすすめ

Ulefone Armor X8

通信検証ではドコモ回線、au回線、ソフトバンク(ワイモバイル)回線、楽天モバイル回線で通話・データ通信できた。

楽天モバイルでの検証では、ピクトアンテナで電波を掴んでいることを確認できたが、デフォルト状態では通話・データ通信できなかった。

▼以下の方法でVoLTE化したことろ通信が可能となったので手順を残しておく。↓

MediaTek製SoC搭載スマホでVoLTE化して楽天モバイルを使う手順

その他、APNはドコモ系以外はほぼプリインストールされていない。また、SIMを変更するとデータ通信が自動でオフになる症状を確認した。もし、SIM変更後に通信できない場合はモバイルデータ通信がオンになっていることを確認頂きたい。

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ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:○
通話:○
Rakuten Link:○
(楽天モバイルで検証/VoLTE化で通信できた)
2回線同時待ち受け ○:4G+4GのDSDV
備考

Ulefone Armor X8のカメラをレビュー

Ulefone Armor X8

構成 13MP(メイン)、2MP(補助用①)、2MP(補助用②)
AI オン・オフ可能
撮影モード 夜の撮影、HDR、動画、画像(写真)、プロモード、スーパークリア画質、ダイナミック写真(数秒のタイムラプス的な撮影)、フィルター、美顔、パノラマ、微速度撮影(タイムラプス)、スマートスキャン(QRコードなどのスキャン)
ズーム デジタル最大④倍
シャッター音の消音 設定から可
マニュアルの設定幅 ISO:100〜800、WB:曇り・蛍光灯・電球、SS:1/5〜1/800、露出:-3〜+3
写真解像度 4096×3072、8192×6144(スーパークリア画質時)
ビデオ解像度 FHD、HD、VGA、CIF
手ブレ補正 なし

画質:暗所以外は案外使える

Ulefone Armor X8のカメラは決して高品質ではないが、光量のある明るいシーンであれば思っていたよりも精細な写真が撮影できた。メモ代わりに撮影するような記録撮影では十分である。一方で、光量が少ない夜間の撮影になると一気に画質が低下する傾向だ。

AIによる画質調整機能は搭載しており、料理サンプルを利用した検証では色合いが濃くなり鮮やかな写真が撮影できた。

▼左がAIオフ、右がAIオン。やや青っぽさが気になった。↓

昼間に撮影した屋外写真:価格の割によく撮れている

Ulefone Armor X8は安価なモデルだが、光量の多い昼間であれば想像以上に精細な写真を撮影できた。iPhone 12 Pro Maxとの比較は酷ではあるが、価格を考えれば頑張っている画質である。

▼左がUlefone Armor X8、右がiPhone 12 Pro Max。↓

ポートレート:綺麗にボケるが物撮り向きではない

Ulefone Armor X8は、ディスプレイの上部に表示されている人形アイコンをタップすることで背景をボカす「ポートレート撮影」が楽しめる。

Ulefone Armor X8
このアイコンをタップするとポートレート撮影となる

この価格帯では似非ポートレートも多い中、Ulefone Armor X8はしっかり背景と被写体を切り離すことが出来ておりクオリティーは高い。

▼左が通常撮影、右がポートレート。↓

ナイトモード・夜景撮影:暗い場所での撮影は苦手

Ulefone Armor X8は「夜の撮影」モードを搭載。シャッターを切るとしばらく処理が入るタイプなので撮影時は手ブレしないように気をつけたい。

夜間でも撮影シーンによっては綺麗に撮影できることもあったが、全体的にイマイチに感じる写真が多かった。

▼まずは比較的光量の多いシーンでの撮影だが、暗所が黒つぶれ、光量ある看板などは派手に白飛びした。左がUlefone Armor X8、右がiPhone 12 Pro Max。↓

▼続いて別のポイントで撮影した写真。先程の写真よりマシだがノイズが目立つ。左がUlefone Armor X8、右がiPhone 12 Pro Max。↓

自撮り:画角も十分で綺麗

Ulefone Armor X8は800万画素のインカメラを搭載。単眼だがアウトカメラ同様にポートレート撮影も可能で背景との切り離し精度も同等の印象だった。インカメラは画角が固定されているが、2〜3人でも十分撮影できる。

Ulefone Armor X8
インカメラで撮影

動画撮影時の手ブレ補正:定点撮影向き

Ulefone Armor X8は最大1080Pで30FPSの動画撮影ができるが、手ブレ補正は設定項目が確認できなかった。歩き撮影ではブレも大きいので撮影するなら定点が良さそうだ。

Ulefone Armor X8の実機レビューまとめ

Ulefone Armor X8

Ulefone Armor X8を触ってきたが、値段の割に仕上がりが良いと感じた。

VoLTE化が必要で手間のかかる部分があったり、パフォーマンスがそれほど高くない点は購入する前に知るべきポイントだが用途が合えば高級モデルと同等クラスのタフネス仕様が安価に手に入る。

工事現場での作業用として使う、サイクリングやバイクでのナビ代わりに利用する、アウトドアや登山用に使うなど、サブ機としてなら悪くない。是非、レビューも参考にしながら検討してみて下さい。

■メモリ4GB+容量64GB■
初出時価格→159.99ドル

過去最安値→99.99ドル

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Ulefone Armor X8の口コミ・評判

Ulefone Armor X8を使っているTwitterユーザさんへ。使用感・写真作例、良かった点・不満点など何でもいいので評価を募集中!内容に公序良俗の問題がなければ口コミとして掲載させていただきます!

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端末名:Ulefone Armor X8
#ガルマックスユーザレビュー

Ulefone Armor X8におすすめのSIMカード

Ulefone Armor X8を格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

▼ドコモ回線の格安SIMなら↓

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