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yi 4K+の実機レビュー!4K60p・フルHD120pで撮影ができる超高画質アクションカメラ

yi 4K+

お詫びと訂正

本記事で手ブレ補正機能が搭載されていないと記載しておりましたが、4K30FPSまでは手ぶれ補正機能が搭載されています。但し、最大のウリである4K60FPSの解像度に関しては記事記載通り手ぶれ補正機能が利用できません。

この手ぶれ補正に関して該当箇所は修正を行いました。訂正してお詫び申し上げます。

どうもガルマックスレビュアーのrubyです。

今回はGeekbuyingからお借りした中華アクションカメラのyi 4K+をレビューしていこうと思います。

製品名からもわかるとおり、4K対応のアクションカメラなのですが、この製品のすごい点は4Kで60fps対応のところです。

yi 4K+は執筆時で3万円強と、これまでガルマックスで紹介してきたアクションカメラの中でもかなり高額な部類に入りますが、価格に見合った高画質で録画することが可能です。

記事後半では実機を用いた撮影サンプルも掲載しますので、

「中華アクションカメラで3万は高いだろ!」

とページを閉じる前に、一度、本記事に掲載している実機で撮影してきた動画を御覧ください。本物の4K画質を味わえるはずです。

それでは早速レビューを始めていきましょう!

yi 4K+の総合評価

[良かった]

  • 数千円で購入できるアクションカメラとは比較にならないほど高画質
  • 4K60p、フルHDで120p(スローモーション)が撮影できる
  • 電池持ちがかなり良く、予備がなくてもかなりの時間撮影できる。
  • タッチパネル液晶の感度がよく、操作性が非常に高い

[イマイチ]

  • 本体は日本語に非対応
  • 説明書も日本語非対応
  • 手ぶれ補正が利用できない解像度がある[修正:最大解像度では手ブレ補正機能が利用できない、4K30FPSまでは利用可ですが最大のウリである4K60FPS記録で利用できないのでイマイチな項目に入れています]

[総合評価]

日本語対応していない点、手ぶれ補正が搭載されていない点を除いて、かなりパーフェクトに近いアクションカメラだと思います。

意外だったのはバッテリーの持ちで、中華製品は全体的にバッテリー駆動時間が短い印象がありましたが、yi 4K+に関してはその心配はありません。予備バッテリー無しでもかなりの長時間運用が可能です。

また、画質に関しては文句のつけようがありません。

広角カメラにありがちなひどい画質の歪みも見られませんし、色乗りもかなり良いレベルだと思います。

GoPro(6万円)やSONYのアクションカム(5万円)は買えないけど、ある程度画質の良いアクションカメラが欲しい方にはかなりおすすめな一台だと思います。

▼執筆時点の通常価格は51452円ですが、現在31989円で購入可能です。価格はリアルタイムで変動するので価格チェックも以下からお願いします。↓

yi 4K+のスペック

項目 仕様
Main Processor Ambarella H2 chipset
Image Sensor  SONY IMX377, 1/2.3″, 12 megapixels CMOS image sensor with Exmor R ability.
LCD Screen  2.19″, 640*360 resolution touch screen, 330PPI, 250cd/m2 brightness, 30FPS, 160° FOV, 16:9
Lens  7 layers of glass lens, 155° FOV, F2.8, f=2.68mm
Video Format  H.264 codec, .mp4 file format
Time Lapse Video  Creates video from frames captured at set intervals.
4K (16:9)/2.5K(4:3) fps:30/25
Interval:0.5, 1, 2, 5, 10, 30, 60s
Slow Motion  Record high frame rate video, play it at a low frame rates, form the slow motion video.
720p fps:60/120/240
Rate: 2/4/8
Video + Photo Record video and capture Time Lapse photos at the same time.
1080p fps:60/50/30/25 1440p fps:30/25 2.5K fps:30/25
Interval: 5,10,30,60s
Loop  Record a continuous video loop and overwrites itself until you press the shutter button to stop it and save.
Video length: 5 min, 20 min, 60 min, 120 min, Max

特徴的なスペックとしては、

  1. SONY製の1/2.3型センサー&F2.8のレンズを搭載しており、これは一般的なデジタルカメラ並みのハイスペック
  2. スローモーション機能は1080pだと秒間120コマ、720pであれば秒間240コマで撮影が可能です。
  3. ループ録画対応のため、車載ドラレコとして使用することも可能
  4. 付属の防水ケースで水深40mまで水中撮影が可能

yi 4K+の同梱品をチェック

それでは開封の儀を執り行いましょう!もはや中国製品の梱包力は並の国産製品を上回り、Apple並の精度になっています。

▼外箱もかなり高級感があります。↓

yi 4K+の外箱は高級感が高い

▼蓋をあけるとパーツの形に型どったケースに本体やケースなどが格納されています。

yi 4K+の内箱は製品の形に型どられており運輸時の衝撃から守ってくれます

▼同梱品は本体に加え、防水ケース、バッテリー、充電用USBタイプCケーブル、外部マイク接続用ケーブル、説明書になります。↓

yi 4K+の同梱品には防水ケースも含まれています

防水ケースの質感がかなり高い

yi 4K+に付属する防水ケースは40m防水を謳っていることもあり、めちゃくちゃ製品としての質感が高いです。

▼水中撮影はもちろん、ウインタースポーツ時などでも必要となりますので、ハードに使っていくためにも重要なポイントだと思います。↓

yi 4K+に付属の防水ケースは40mに対応

純正品なので安心感も高いです

外部マイク用ケーブルが付属

何故か説明書には一切記載がないのですが、外部マイク接続用と思われるケーブルが同梱されていました。

yi 4K+は画質が非常によく、さらに内蔵マイクもかなり出来は良いのですが、動画撮影において音声収録は外部マイクが必須とも言えるくらい重要なものです。

そういう意味で、選択肢として外部マイクが使えるということは大きな強みであると思います。

yi 4K+には外部マイク接続用のケーブルが付属しています。音別撮りも可能な仕様です

説明書は日本語の記述なし

▼yi 4K+の説明書は残念ながら日本語の記述は一切ありません。英語表記はあるので、ある程度の設定内容は把握できますから、それほど問題は無いと思います。↓

yi 4K+の取扱説明書には日本語の記載はありません

yi 4K+の外観をチェック

yi 4K+

yi 4K+の外観をチェックします。

電源ボタンとシャッターボタンは併用

▼yi 4K+の基本操作はタッチパネルで行うことになるため、製品外部の物理ボタンは本体上部に一箇所、電源兼シャッターボタンがあるだけです。

yi 4K+はタッチパネルで操作が可能です

充電はUSB Type-Cで裏表関係なしに差し込める

▼多くのアクションカメラではMicroUSBを採用している製品が多いのですが、yi 4K+はUSB Type-Cを採用しています。↓

yi 4K+はUSB Type-C接続で充電可能です

MicroUSBは端子が台形で裏表があるのですが、USB Type-Cは裏表関係なしに差し込める事が利点の1つです。また、データ転送速度に余裕があることも特徴です。

1/4インチネジ穴があるため、三脚に取り付けが可能

安価な製品だと三脚穴の無い製品が多いのですが、yi 4K+の底面には本体に1/4インチネジ穴があるため、直接三脚に取り付けることが可能です。

▼ハンドグリップなどを使いたい場合も1/4インチネジが一般的ですので、利便性はかなり高いと思います。↓

yi 4K+の本体には直接三脚を取り付けられる三脚穴が備わってます

yi 4K+を使ってみた結果!

yi 4K+の仕様と性能をチェックします。

yi 4K+を使って動画撮影してみた

▼論より証拠ということで、早速撮影してきましたので、実際の映像をご覧ください。縮小表示では精細すぎてジャギーが発生するので、是非全画面で視聴してみて下さい↓

タッチパネルでの操作はストレスフリー

▼yi 4K+の操作はタッチパネルで行うことになりますが、本機の操作性は、なんちゃってタッチパネルではなく、きちんと滑らかに動作するとても良いものでした。

yi 4K+はタッチパネルなのでストレスフリーで操作が可能です

yi 4K+のまとめ

yi 4K+

いかがだったでしょうか。

中華製品は価格なりというイメージもある方も多いでしょう。

しかし価格に対する性能については、国産では中華製品ほどコスパの良い製品はなかなか存在しません。

yi 4K+は安価とは言えませんが国産よりは安く、性能は国産と同等以上の性能を持っているます。

アクションカメラの最高峰GoProは現行のHERO6が6万円とかなり高価です。もちろん、性能に関して文句のつけようがありません。※GoPro HERO6も4K60FPSの時には手ぶれ補正が効きません。

GoPro HERO6と遜色ない性能を持ち合わせながらyi 4K+の価格は約3万円とGoPro HERO6の半額。

日本語で利用できないなどのデメリットはあるものの。実機を触った限り撮影能力は決して劣っているとは言えません。

差額の3万円でアクションカメラ用のジンバルを購入すると最高解像度で強力な手ぶれ補正が手に入ります。3軸ジンバルは平均1.5万円なので合わせ買いしても安い。

考え方の話になってしまいますが、今回紹介しましたyi 4K+はそういった用途を限定されている方に対しておすすめのアクションカメラだと僕は思います。

yi 4K+の購入は以下からどうぞ

▼yi 4K+以外にも数多くのアクションカメラ実機レビューを発信しているのでチェックしてみて下さいね!↓

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