ZTE Axon 30Sのスペックの詳細・対応バンドをまとめました。
記事執筆時点では日本版の発表はありません。
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ZTE Axon 30Sのスペック・仕様
ZTE Axon 30Sは2022年9月発売のZTEのAndroidスマートフォンです。
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Axon 30S |
型番/別名 | A2322 |
発売年 | 2022年9月 |
発売地域 | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | ZTE |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 非公表 |
4G LTE | FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 20 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
5G NR | Sub6:n1 / n3 / n28 / n41 / n78 |
Wi-Fi | 非公表 |
Bluetooth | バージョン:非公表 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 | |
ディスプレイ | サイズ:6.92インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:ノッチなし 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:360Hz |
解像度 | 解像度:2,460×1,080(FHD+) 画面比率:20.5:9 |
画素密度 | 388ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ:170.2mm 横幅:77.8mm 厚さ:7.8mm |
重さ | 189g |
本体色 | ブラック系、ブルー系 |
システム仕様 | |
OS | MyOS 12 Android 12ベース |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 870 |
AnTuTuベンチマーク | 総合スコア:約710,000 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ8GB+容量128GB メモリ12GB+容量256GB |
ストレージカード | MicroSDカード対応(最大2TB) |
カメラ | |
背面カメラ | クアッドカメラ ①6,400万画素(メイン) ②800万画素(超広角、120°) ③500万画素(マクロ) ④200万画素(深度測定カメラ) 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
インカメラ | 画面内蔵式インカメラ 画素数:1,600万画素(メイン) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
機能仕様 | |
GPS | GPS対応(詳細規格は非公表) |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 赤外線センサー:非公表 加速度センサー:非公表 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:非公表 電子コンパス:非公表 光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし |
NFC | NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 | 冷却機構搭載(ベイパーチャンバー) |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 4,200mAh |
充電 | 有線充電:55W ワイヤレス充電:非公表 逆充電:非公表 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 | 【公式サイト】ZTE Axon 30S – ztemall.com |
SoCはSnapdragon 870。メモリは8GB/12GB
ZTE Axon 30SのSoCはSnapdragon 870。
SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。
メモリ(RAM)は8GB/12GB、保存容量(ROM)は128GB/256GBとなっています。
メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2022年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。
保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2022年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。
MicroSDカード等のTFカードによる保存容量の拡張に対応しています。最大対応容量は2TBです。
ZTE Axon 30S(Snapdragon 870)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだZTE Axon 30Sの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 870の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Snapdragon 870の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。
- 総合スコア(CPU):710,374
- ゲーム性能(GPU):236,968
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ZTE Axon 30Sのカメラ
ZTE Axon 30Sの背面カメラは広角のメインカメラ(6,400万画素)、ワイド画角の超広角カメラ(800万画素)、接写用のマクロカメラ(500万画素)、深度測定カメラ(200万画素)の4眼構成です。
- メインカメラ(6,400万画素)
- 超広角カメラ(800万画素)
- マクロカメラ(500万画素)
- 深度測定カメラ(200万画素)
インカメラの構成・画素数はメインカメラ(1,600万画素)のみの1眼構成です。
ZTE Axon 30Sのディスプレイ
ZTE Axon 30Sの画面はサイズが6.92インチ、解像度は2,460×1,080、ディスプレイは有機ELを採用しています。画面形状はノッチなしとなります。
また高速表示とタッチ操作に対応しており、リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大360Hzまで対応しております。
- サイズ:6.92インチ
- 解像度:2,460×1,080
- ディスプレイ:有機EL
- 画面形状:ノッチなし
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリングレート:最大360Hz
ZTE Axon 30Sのサイズ・重量・カラー
ZTE Axon 30Sのサイズは高さが170.2mm、横幅が77.8mm、厚さが7.8mm、重量が189gとなっています。
- 高さ:170.2mm
- 横幅:77.8mm
- 厚さ:7.8mm
- 重量:189g
カラーはブラック系、ブルー系の2色展開です。
- ブラック系
- ブルー系
ZTE Axon 30Sの対応バンド
ZTE Axon 30Sは海外モデルなので技適に関してはご留意下さい。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。
docomo回線の電波バンド対応状況
ZTE Axon 30Sはドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。
またZTE Axon 30Sはドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
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ドコモの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 | ○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 | ✕ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) | ✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) | ✕ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) | ✕ |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 | ○ |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 | ✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) | ✕ |
Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況
ZTE Axon 30Sはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
またZTE Axon 30Sはソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
n3・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
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ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 | ○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 | ○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) | ✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) | ✕ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) | ○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) | ✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 | ○ |
n28(転用5G NR/700MHz) | ○ |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 | ✕ |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) | ✕ |
au回線の電波バンド対応状況
ZTE Axon 30Sはau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
またZTE Axon 30Sはauで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
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auの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 | ○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 | ✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 | ✕ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) | ✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) | ✕ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) | ○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) | ✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) | ○ |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 | ✕ |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 | ○ |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) | ✕ |
楽天モバイル回線の電波バンド対応状況
ZTE Axon 30Sは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
またZTE Axon 30Sは楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
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楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 | ✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 | ✕ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 | ✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) | ✕ |
ZTE Axon 30Sの価格・購入先
ZTE Axon 30Sのメーカー希望小売価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量128GB:1,698元(約3.4万円)
- メモリ12GB+容量256GB:なぜか確認できず