6インチ版ZenFone 2 Laserと5インチ版の違いを比較

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ASUSはSimフリースマートフォンZenFone 2 Laser(5インチ)の6インチ版を投入。ZenFone 2 Laserはミドルスペックスマートフォンですが、iPhone6sとiPhone6sPlusのように基本性能は同じと言うわけでもない。早速違いを比較してみよう。

なお、本記事は6インチモデルを中心に執筆していますので、5インチ版ZenFone 2 Laserの詳細はZenFone 2 Laserのスペック・価格・格安SIMセット購入をどうぞ。

6インチと5インチのZenFone 2 Laserの性能比較。

項目6インチ5インチ
OSAndroid 5.0
SoCSnapdragon616
1.7GHz+1.0GHz
(4+4の8コア)

Snapdragon410
4コア1.2GHz
液晶6型
1920x1080(FHD)
5型
1,280×720ドット (HD)
メモリ3GB2GB
保存容量32GB16GB
カメラ前面:500万画素
背面:1,300万画素
レーザーオートフォーカス
対応バンドLTE(FDD-LTE)
1/2/3/5/6/8/9/19/28

LTE(TD-LTE)
38/39/40/41


3G
1/2/5/6/8/19

GSM
850 /900/1800/1900
LTE
1/3/5/6/8/9/18/19/28
38/39/40/41

3G
1/2/5/6/8/19

GSM
850 /900/1800/1900
バッテリー3,000mAh2,400mAh
サイズ164.5mm×84mm×3.9mm~10.55mm143.7mmx71.5mmx3.5mm~10.5mm
重量190g145g
SIMmicroSim x2
どちらもLTE/3G
(切替式)
カラーグレー
レッド
ゴールド
ブラック
ホワイト
レッド
価格45,144円30,024円

スペックを比較してみると、単純に画面サイズが大きくなっただけでなく、様々な部分で強化されている。特に基本動作に関わるパーツ構成に大きな違いあり。

ZenFone 2 Laser6インチ版のSoC・画面解像度・メモリ

6インチモデルの基本動作性能はミドルハイスペックとなっており、5インチモデルよりワンランク上の性能で、超重量級ゲーム以外では不足することはない性能。

画面解像度は1280×720(HD)から1920×1080(FHD)へと高解像度パネルに強化されており、画素密度は367.151ppiでドットが認識できない程の高解像度となっている。また画面解像度アップに伴いメモリも2GBから3GBへ強化。

この違いから単に画面が大きくなったというよりも別モデルと思えるくらいの性能アップ。最近はiPhone6sとiPhone6sPlusのような大小モデルの展開が多いがASUS製品は大小というよりも上下という印象。

ZenFone 2 Laser6インチ版の対応バンドはTD-LTEが追加。

5インチ版はLTE(FDD-LTE)、3G、GSMですが、6インチ版ではLTE(FDD-LTE)に加えLTE(TD-LTE)にも対応。TD-LTEの代表的なものでauのWiMAX 2+が挙げられる。

バンドの対応状況から5インチ、6インチ共にドコモ系の回線網を利用する格安Simが適している。

全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信周波数のバンド3、2015年12月よりサービス開始予定のバンド28、そして繋がりやすさを左右するバンド19に対応。郊外、地下、山間部でもしっかり繋がるので安心。

レーザーAF搭載のカメラ機能は同等スペック。

ZenFone 2 Laserシリーズでは、Laserという名だけあり、AFにレーザーオートフォーカスを採用している。AFで苦手な薄暗い場所でもレーザーを用いる事により素早くピントを合わせることが可能。

フロントカメラに1,300万画素、F2.0の明るいレンズを採用、デュアルカラーLEDフラッシュも搭載。インカメラも自撮りトレンドの500万画素のカメラを採用しており高画質で美しい撮影が可能。

デュアルSimスロットはどちらもLTE/3Gに対応。

Simスロットも5インチ版と同スペック。特徴は2つのスロットがLTE/3Gに対応していること。シングルSim運用であれば特に気にすることはないが、例えば2枚の格安Simを挿してデータ通信端末にする場合は非常に利便性の高い仕様となっている。

デュアルSim運用に関してはモバイルWi-FiよりLTEデュアルSim搭載の格安スマホが良い理由をどうぞ。

もはや別モデルと思える6インチZenFone 2 Laser

5インチ版と比較して、グッと上がった性能。

しかし、ネックとなるのが6インチという大きさ。iPhone6sPlusやXperiaZ5Premiumよりも更に大きい本体は常用には向かない。発表会ではシニア向けにも文字が大きくて良いとアピールしていたが、さすがに本体が大きすぎる。

所感ではあるが、Simスロットが両方LTE/3Gに対応しているので、サブ端末として扱うほうが良い。例えば音声通話専用のガラケー+データ通信専用に6インチZenFone 2 Laserという組み合わせはあり。6インチZenFone 2 Laserからテザリングでパソコンやゲーム機などを簡単にネット接続出来るので安い格安Simを2枚挿してデータ専用+テザリング端末としても秀才

6インチ版のZenFone 2 LaserはASUS公式ストアからも販売されており、ASUS公式ストアでの購入者にはもれなくASUS製の大容量モバイルバッテリー「ASUS Zen Power(10,050mAh)」がもらえるキャンペーン中。

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