moto g24ってどんなスマホ?特徴・スペック・対応バンドまとめ

モトローラが4Gまで対応するエントリースマホ「moto g24」を発表した。お値段はなんと20,800円。新品でこれだからMVNOからとんでもない価格で出そう。発売は2024年3月22日。

moto g24のスペックを見ていたら似たようなのがあったなとガルマックスでスペック比較機能で調べてたらあったあった。moto g24はmoto g13の後継機っぽい。

moto g24の特徴

moto g24の特徴は以下の通り

moto g24のハイライト

  • Helio G85を搭載
  • メモリ8GBを搭載
  • 昔のOPPOっぽいデザイン
  • 6.6型のHD/90Hzディスプレイ
  • ステレオスピーカー搭載
  • 広角+マクロの2カメラ
  • 15W充電対応の5000mAhバッテリー

moto g24の詳細スペックと対応バンド早見表

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対応バンド早見表を表示

moto g24のサイズ・重量・カラー

  • 高さ:163.49mm
  • 横幅:74.53mm
  • 厚さ:7.99mm
  • 重量:181g

カラーはブラック系とグリーン系の2色展開。

デザインはカメラ部分は背面パネルからグワッと盛り上がったような感じ。これ既視感あるなと思ったらあれだ、昔のOPPOスマホ。デザインに関しては好みがあるので良い・悪いは無いけれど、みんなはどう?好み?

サイズはどんな感じか見てみたら画面サイズは6.6型で横幅は74.53mmあるのか。

俺はiPhone 15 Pro(横幅70.6mm)を使ってるんだがそれと比べるとmoto g24はデカイ。ケースを付けると片手操作はまず無理だなこれ。片手で操作することの多い人はサイズに注意ね。

moto g24のSoCはHelio G85

  • SoC:Helio G85
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:128GB

SoCは2022年に発表されたHelio G85でかなり古め。そう言えば前モデルにあたるmoto g13も全く同じSoCを搭載している。

古いSoCではあるけれど、2023年11月に出た「POCO C65の実機レビュー!約1.3万円!POCOブランドの低価格コスパスマホを試す!」のモデルにも採用されるなど結構息の長いSoC。2024年モデルで最後にしてほしいけれど。

▼Helio G85がどの程度動くSoCなのか記事にしてるからチェックしてみて。SoCが同じなら大体似たような動きになる。ゲーム以外ならまあまあ動くけどゲームは動けばラッキーレベルって感じ。↓

Helio G85のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

SoCは据え置きなんだけどメモリは2倍の8GBに増量してるのはGood。

エントリースマホって性能自体は高くなってきているけれどメモリが極端に少ないモデルが多い。

moto g24のライバルになりそうなOPPO A79 5G(※リンク先は実機レビュー)もメモリ4GBだったのが残念ポイントだったんよね。今どき4GBってキツイわ。

メモリが少ないとアプリを複数開いてたらメモリ足らずに強制終了したりすることが多くなるからね。アプリ切り替えるたびに起動画面からスタートとか面倒くさい。

今だとエントリーと言えど最低でも6GBは欲しいところだけれど、moto g24はそのあたりを強化してきた。よく分かってる。

moto g24(Helio G85)のAnTuTuスコア

まだmoto g24の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでHelio G85の参考ベンチマークを貼っておく。

  • 総合スコア(CPU):約264,000
  • ゲーム性能(GPU):約40,000
▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

moto g24のディスプレイ

  • サイズ:6.6インチ
  • 解像度:1,612×720
  • 材質:液晶
  • 画面形状:パンチホール
  • リフレッシュレート:最大90Hz
  • タッチサンプリングレート:非公表

ディスプレイは6.6型の液晶。解像度がFHDではなくHDクラスだから画素密度も300ppiは上回らないので人によっては使い始めに画面の粗さが気になったり撮影した写真の表示が若干ジャギって見えるかも。値段相応。

一方で高リフレッシュレートに対応しているのは俺としては有り難いポイント。

ヌルヌル感マシマシで。ミドル機は高リフレッシュレート対応で操作感が劇的に向上する」でも書いている通り、一般的な60Hz表示よりも滑らかな90Hz表示だと処理性能が低くても視覚的な滑らかさがカバーしてくれるので安価なスマホほど快適度で差が出る。

まあ90Hz対応は前モデルのmoto g13も対応していたから進化ポイントでは無いけれどダウングレードしなくて良かったところ。

moto g24のサウンド関連

  • スピーカー:ステレオ
  • イヤホン接続:3.5mmジャック

サウンド関連はこの価格帯だと頭一つ飛び抜けている感じ。スピーカーはステレオだし3.5mmイヤホンジャックも搭載。

特にステレオスピーカーはミドルハイのOPPO Reno10 Pro 5G(※リンク先はレビュー)ですらシングルってパターンもあるから、エントリーモデルでステレオスピーカー搭載はGoodポイント。

動画視聴機として考えた場合、HDディスプレイなので映像の精細さは微妙だけれどサウンド仕様まで含めて考えると安価なモデルとしては良い線かと思う。

ちなmoto g13もステレオスピーカーを搭載しているから据え置きポイントだけどね。ここもダウングレードしていなくて良かったところ。

moto g24のカメラ

▼アウトカメラ↓

  • メインカメラ:5,000万画素
  • マクロカメラ:200万画素

▼インカメラ↓

  • メインカメラ:800万画素

あれ、moto g13からカメラの数が減ってる。moto g24は深度カメラ(ポートレートで背景をぼかすのをサポートするカメラ)が端折られてる。

大体のスマホは深度カメラの有無に関わらずポートレートモードは搭載しているから、モード自体は残ってる可能性がありそうだけど、このあたりはレビューじゃ無いと分からないから気になる人は待ち。

構成としては広角の5,000万画素カメラとドアップで撮影できるマクロカメラの2カメラ構成。いつも思うんだけどマクロカメラ搭載するなら超広角兼マクロカメラ搭載したほうが良いと思うんだけれどな。まあ安価なスマホだしそこまでコストは割けんか。仕方ない。

メインカメラは4in1ピクセルビニング対応で暗所でも綺麗に撮れるとしているけれど、画質については実機で撮影してみないとなんとも言えん。分からん。安価なモデルってことはカメラにもコストをかけれないので俺は期待はしていないけど気になる人はこれもレビュー待ち。

moto g24のバッテリー・充電仕様

  • 容量:5,000mAh
  • 有線充電:15W
  • ワイヤレス充電:非対応
  • 逆充電:非対応

バッテリー容量はmoto g13から引き続き5,000mAhを搭載。この容量ならひとまず問題なさそう。

スペック表を並べて気がついたんだけど、moto g13の20W充電からmoto g24は15Wにダウングレードしていた。

まあ15Wでも20Wでも今となっては遅い部類ではあるけれど、容量が5,000mAhと比較的大容量だから充電にもより時間がかかる。なので寝る前にちゃんと充電しないとね。

そうそう、付属品をチェックしていたらカバーは入ってるみたいだけど充電器と充電ケーブルは付属していないんだって。必要な人はモトローラ ターボパワーチャージャー 30Wを買っといたほうが良いかもね。

moto g24のOS・機能

  • OS:Android 14

OSは最新のAndroid 14を搭載。アップデート期間は不明。

その他、防水防塵は水没は駄目だけど軽い雨くらいは耐えれるIP52に対応。指紋認証や顔認証にも対応。

残念なのがFeliCa非搭載なこと。なのでおサイフケータイは使えん。

moto g24の発売日・価格

moto g24の発売日は2024年3月22月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ8GB+容量128GB:20,800円

安価なスマホって手を出しやすいしスマホ入門機みたいな雰囲気あるけれど割と玄人向け。安価なスマホって基本的に性能が低いから「どんな使い方であれば事足りるか」ってのを判断する必要がある。

moto g24はWEBサイト閲覧、動画視聴、SNSなどゲーム以外の使い方が中心、若干の表示待ちや低性能SoC特有の一瞬のレスポンスの悪さに目を瞑れるってんなら手を出してもOK。

メモリ8GBを搭載しているから上記のようなライトな使い方であれば長期的な利用でもそこまで動作に影響はしないはず。

一方でゲームを快適にプレイしたいだとか、シーンを問わずキレイな写真を撮りたいだとか、色々考えてるなら選んじゃだめ。写真も関係あるの?と思うかもだけど、SoCのランクでGPUグレードが変わるように画像処理性能も変わるから、低性能SoCで高性能SoCの画質を喰うってのがそもそも無理。値段相応ってやつ。

というわけで、moto g24はとにかくスマホ本体の購入コストを下げたい、スマホではゲーム以外の使い方が中心、ちょっとくらい動作が鈍くても良いよって人向け。

おそらくこの価格だとMVNOとかではとんでも無い価格で出るだろうから撒き餌的なスマホになりそう。

って書こうと思ったらIIJmioで110円で出すんだって。

■moto g24■

初出時価格→20,800円

▼単体購入↓

▼IIJmioは3月22日10時よりMNPにて110円で販売予定↓

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