LeTV Leeco Le Max 2レビュー。スナドラ820、メモリ4GB、デュアルスタンバイの性能で3万以下
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中華スマホの魅力の1つは「超高性能で超低価格」で手に入ることですが、「LeTV Leeco Le Max 2」はまさしく中華スマホの代名詞といえる程のスマートフォン。
出し惜しみせずに言っちゃいます。今年の冬モデルで登場するXperiaXZがスナドラ820、メモリ3GBで価格はいつも通り約10万ほどになるかと思いますが、LeTV Leeco Le Max 2は執筆時レートで27,000円。
やっぱりね、中華スマホはこうでなくっちゃ。「超高性能で低価格」か「超ド変態仕様」か「超超低価格だけどぶっ壊れる寸前のコスパ重視モデル」か「パチもん」のいずれかが中華スマホの醍醐味ですよ。
この中でも最も魅力的な「超高性能で低価格」が当てはまるLeTV Leeco Le Max 2は安いのでアレコレ弄って楽しむのも良いですね。
それでは超高性能で超低価格なLeTV Leeco Le Max 2レビューをどうぞ。
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これが中華スマホの実力だ!LeTV Leeco Le Max 2実機レビュー!
本製品は技適を通過していないので日本での利用は難しいかも知れませんが、海外に頻繁に行く方はかなり魅力的。
それにしても安すぎるわ。27,000円なんて日本じゃミドルスペックの格安スマホが関の山なので、いくらなんでも安すぎる。
LeTV Leeco Le Max 2のスペック。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android6.0 |
SoC | Snapdragon 820 |
GPU | Adreno 530 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 32GB SDスロット非搭載 |
液晶 | 5.7型 2560 x 1440 画素密度 515.3ppi |
カメラ | 背面:2100万画素 前面:800万画素 F値:2.0(インは2.2) 動画撮影は4kに対応 |
対応バンド | LTE B1/2/3/4/5/7/8/12 17/20/25/26 3G 850/900/1900MHz GSM 850 /900/1800/1900 |
Simサイズ | NanoSIM×2 デュアルスタンバイ仕様 |
バッテリー | 3100mAh |
サイズ | 15.68 x 7.76 x 0.80 cm 重量185g |
備考 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 端子 USB Type-C 指紋認証ユニット搭載 |
価格 | 269.63ドル 執筆時レート 27,216円 |
基本動作性能はガチなハイエンド。SoCにはQualcommの最先端モデルであるSnapdragon 820を搭載。メモリは大容量の4GB。保存容量は32GBでSDスロットを搭載していないのでこの点は注意。
画面サイズは5.7型と大型ですが、サイドフレームを極限まで細くしているので持った感じは5.5型サイズとほぼ変わらず。画面が大型ですが画面解像度は2560 x 1440という完全にオーバースペックな超高密度液晶を搭載しているので画素密度は515.3ppiに達し、もはや肉眼でドットを認識できない程に高精細。
カメラ性能は実際にLeTV Leeco Le Max 2を用いて撮影した画像などを後で紹介しますが、メインカメラは2,100万画素(F値2.0)、インカメラは800万画素(F値2.2)。27,000円のスマホでは有り得ないスペックのカメラを搭載してます。
ベンチマークソフトで色々測定。
一通りベンチマークが終わっての感想。
これ、ガチのハイエンド端末です。
▼AnTuTu、Geekbench4、3DMarkでベンチマークを測定した結果。↓
AnTuTuでは124972点、Geekbench4ではシングルスコアが1489点、マルチスコアが3624点、3DMarkのIce Storm Unlimitedで25676点で紛れもなくハイエンド端末。
ちなみにですが、先述した通り2016年冬モデルで登場予定のXperiaZXと同等のSoCをLeTV Leeco Le Max 2は搭載しています。
同梱物は必要十分な内容。
それではLeTV Leeco Le Max 2の同梱物をチェックしてみましょう。
▼本体横の蓋をあけるとアクセサリー類が入ってました。↓
▼中には本体、保証書やSIMピンが入ったパッケージ、充電器とケーブル一式が入ってました。↓
外観は超高品質。横いっぱいに広がった液晶がド迫力
▼本体にはソフトタイプのカバーが取り付けられていました。最近の中華スマホは保護系アクセサリーも同梱してる場合が多いんです。ありがたや~。↓
▼本体はサイドフレームを極力目立たなくしたデザインで画面が非常に大きく感じます。↓
▼本体の背面には2,100万画素のメインカメラとその下にはタッチタイプの指紋認証ユニット。指紋認証ユニットはかなり高速で搭載位置も背面カメラ下なのでポケットから取り出しながらのロック解除も余裕。↓
▼本体のサイドフレームにはダイヤモンドカットが施されており非常に美しい外観です。↓
▼少しカメラが出っ張っているので、本体を机に置いた時に少し浮きます。まぁ、少し浮いてたほうが取りやすいので良しとしよう。↓
▼本体右側面には電源ボタンと音量ボタン。↓
▼本体左側側面にはSIMスロット。↓
▼本体下部にはステレオスピーカーとUSB Type-C端子。↓
▼本体上部には赤外線センサーが付いてます。↓
▼ナビゲーションバーは画面下部ではなく、本体下部ベゼルに淡い光で浮かび上がるセンサータイプ。これにより液晶の一部をナビゲーションバーで利用する事が無いので、コンテンツを5.7型で存分に楽しめます。↓
▼右からLeTV Leeco Le Max 2(5.7型)、SAMURAI REI(5.2型)、iPhone7(4.7型)、iPhoneSE(4型)を並べてみました。↓
あれ?!イヤホン端子無いじゃん!でも無問題!
外観チェック中に気が付きました。LeTV Leeco Le Max 2にはイヤホン端子が搭載されてません。iPhone7シリーズではイヤホン端子を廃止してLightning形状となりましたが、まさか…。
▼同梱物を確認した所、USB Type-Cと3.5mmイヤホン端子の変換ケーブルが付いていた!いや~、USB Type-Cのイヤホン端子変換ケーブルなんて初めて見た!↓
▼こんな感じで変換ケーブルを使ってヘッドホンやイヤホンを接続出来ます。↓
写真のヘッドホンはこれ↓
デュアルスタンバイが可能。
本端末はNanoSIMスロットが2つ搭載されており、2つのSIMで同時待ち受けが可能なデュアルスタンバイ仕様。電話はこっちのSIM、データ通信はこっちのSIM。といった具合に電話する時はSIMスロット1、データ通信はSIMスロット2を利用するというスタイルで使用できます。
海外に行った時に現地の安いSIMをデータSIMに設定しても、通話は別のSIMで受け取れるのでかなり便利な機能。日本でも通話は大手キャリアのかけ放題プラン、データは安い格安SIMが使えるということで非常に注目度の高い仕様のデュアルスタンバイがLeTV Leeco Le Max 2で可能なのでビックリ。ガチで高性能じゃん。
あ、隠しコマンド教えときます。
電話画面で「*#*#4636#*#* 」と押すとAndroidの隠しメニューに入れます。ここから「︙」をタップして無線バンドの選択をするとバンド6のプラスエリア化出来ます。
この辺は沢山情報がでてるので、ググってみてください。
ちなみに隠しコマンドは上記のコマンドを電話画面で打ち込むと勝手に携帯電話情報に推移するのでAndroid端末を利用している方は電波強度とか色々確認できて最高に楽しいですよ。
カメラは4K動画撮影にも対応!マニュアル設定も可能で楽しめる!
▼写真撮影では、露出、ホワイトバランス、ISO(100~3200)、コントラスト、シャープネス等がマニュアル設定可能。画面下にはHDRや夜景モード、ビューティーにシーンセレクトなど、初心者でも簡単に操作出来るモードを搭載しており、カメラアプリに関しても高品質。↓
▼動画に関しては4K動画撮影まで対応している。その他、スローモーション撮影やパノラマ撮影等の撮影モードも搭載。↓
LeTV Leeco Le Max 2で写真撮ってきたよ。
個人的にはスマホのカメラってパッと取り出してキレイに撮影出来なければアウト。例えば、画面に映像が映っている時はキレイなのに、撮影後に画像を確認するとがっかり画質だった。という製品もあるので、その点を確認する為にフルオートでパシャパシャ撮影してきました。
画像をクリック又はタップすると大きな画像で確認できます。(PCでの閲覧推奨)
▼ガルマックスのマスコットキャラ的存在のジョコ(チンチラゴールデン)。↓
▼お気に入りのカフェでパシャパシャ撮影。↓
▼台風直撃でも耐えた力強い花。↓
▼地下通路。↓
▼鬼瓦。↓
明るい室内、なんかいい感じの店舗、地下の薄暗い場所、野外の明るい場所、様々な状況で適当に撮影してこれだけの写真が撮影出来る事に驚き。正直、コストのしわ寄せはカメラ辺りかな~。と考えていたのですが、ごめんなさい。LeTV Leeco Le Max 2のカメラはかなり高品質でした。
また、LeTV Leeco Le Max 2の液晶は大画面で高精細なので、スマホでも2k画質で撮影した写真を楽しめます。めっちゃキレイです。
近々名古屋に行く予定があるので、そのときにで夜景モードで撮影してきます。
LeTV Leeco Le Max 2を使って感じたこと。
一言で、安すぎる。と言うことですね。
これだけの性能と高品質な本体で27,000円という価格は、他の素晴らしい端末が霞む程のインパクトです。なんせ、今年の大手キャリアが冬モデルのハイエンド端末として打ち出してくる大多数がLeTV Leeco Le Max 2と同等性能のSoCを搭載する予定ですから。
多分、いつも通り本体価格は10万前後なので、それと較べてしまうとなんだかかんだで中華スマホは魅力的だな~と感じます。
もちろん、中華スマホという事でしっかりと電波や仕様に熟知したガジェッター向きですが、世界ではこれだけの性能を詰め込んだ端末が驚くほどの価格で提供されているので、弄り倒して遊ぶ為の端末としても良い選択ですね。
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【GEARBEST】LeTV Leeco Le Max 2
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