H501ヘッドホンレビュー。アクティブノイズキャンセリングの実力を試す

アクティブノイズキャンセリング搭載のH501

どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。

気になっていたアクティブノイズキャンセリング搭載のヘッドホン「H501」

定価は14,999円ですが、セール価格で1万円を切っていたので、早速手に入れて試してみました。一通り使ってみましたが、セール価格なら非常にコスパの高い製品。

ヘッドホンは沢山使ってきましたが、1万円を境に音質がガラリと変わるので、1万以下のヘッドホンを探しているのであればH501はオススメ。

H501は50時間の長時間駆動が可能なアクティブノイズキャンセリングヘッドホン。

アクティブノイズキャンセリングとは、周囲の雑音をヘッドホンが搭載するマイクでキャッチすると、リアルタイムで逆位置にあたる波を瞬時に作り雑音を打ち消し、非常に雑音の少ない音響空間を作る超ハイテクな機能です。

この逆位置にあたる波を瞬時にパパパっと計算する為にプロセッサを使用するので、「電源」が必要。H501は単4電池一本で約50時間の駆動が可能(ノイズキャンセル機能がオフの場合は通常のヘッドホンとして電源不要で使えます。)で、他製品と比べると長時間駆動が可能となってます。

▼もう、箱からして高級感が半端ないです。これだけ立派な外箱はハイエンドグラフィックカードを購入した時以来です。↓

外箱はかなり高級感が高いです。スライド式の引き出しタイプ

▼箱を開けるとポーチが入っていました。ハードタイプとなっているので、持ち運びの際も安心です。↓

持ち運び用のケースが付いてました

▼ポーチの中には本体とケーブル類が入ってました。説明書は英語マニュアルですが、注文時にPDFで日本語説明書が送られてきます。

説明書は日本語のPDFファイルが送られてくるので安心

▼ケーブルはマイク内蔵コントローラー付きとシンプルなストレートケーブルの2本(絡まりにくい平型タイプ)が付属。あとは単4電池と航空機用のアダプターと6.3mmステレオプラグアダプターが付いてます。↓

一式揃っているのでH501を購入すると他に用意するものはありません

▼ヘッドホンのL側にノイズキャンセリング機能をオン・オフするスイッチとケーブル差込口が付いています。ケーブルは取り外しが出来るタイプですので断線時も市販のケーブルが利用できるので安心。↓

左側にアクティブノイズキャンセリングのオンオフスイッチ

ケーブルは脱着可能ですので断線時も市販のケーブルが利用できます

▼ヘッドホンのR側は電池ボックスが搭載されてます。天板はスライド式で「カチッ」と止まるので、勝手に蓋が開くようなことはありません。↓

右側には電池ボックス

▼調整バンド部分はステンレスがベースとなっているので耐久力も高い仕様となってます。↓

ステンレスで耐久力高め

H501は密閉感が良い。

耳をカポッと包み込むタイプで、非常に密閉感の良い装着感。締めつけ感も強すぎるわけでは無く、程よい圧力ですのでメガネをかけての利用でも耳が痛くありません。

また、耳の形状に合ったイヤーパッドとなっているので、案外コンパクトです。

▼形状はたまご型でしっかりと耳にかぶります。装着した時点である程度の雑音はカット紙てくれます。↓

たまご型のイヤーパッド

耳の形にあってるイヤーパッドなのでコンパクト

AndroidよりもiPhoneでの利用が使いやすい。

本製品はMFi認証を取得しているので、Appleのお墨付き製品です。

また、マイクを内蔵しているコントローラーはApple製品に特化しているので、Android端末では音量の調整のみ出来ません。(マイク、着信応答等は出来ます)

ちなみに音量調整はスマホでできるから問題ないよ。という方はAndroid端末でも大丈夫。ちなみに私は音量調整を本体側でいじるのでAndroid端末でガシガシ使ってます。

H501の音質は非常にフラット。

非常にフラットで音源に忠実なチューニング。どこかが出っ張っている訳ではなく、満遍なくピュアな味付けとなっているので、癖のない上質な「音」を楽しめます。

但し、音源に忠実なチューニングは、普段聴いてる音源次第では「物足りない」と感じる場合もあるので、その点は注意しましょう。

例えば、私の場合は重低音が好きなので、ヘッドホンやイヤホンもどちらかと言うと低音強調型をチョイスする場合が多いのですが、H501ではデフォルト状態でもうひと押し欲しいところ。

飛び抜けた部分の無い素直でフラットなチューニングで万人向け。癖がなくクリアで上質な音は非常に心地が良く、アクティブノイズキャンセリングでボーカルの息遣いも伝わる程の高解像度で密度の高い音質を気軽に楽しめます。

弦楽合奏とかH501で聴くと堪らんですなぁ。

H501のアクティブノイズキャンセリングはかなり強力で秀才。

より良い「音」を楽しむヘッドホンですから、アクティブノイズキャンセリングの出来栄えは非常に重要なポイント。3,000円~5,000円のノイズキャンセリングヘッドホンと比較するとその効果は雲泥の差。

特に一定の音が鳴るようなシチュエーションではかなり強力にノイズをカットします。エアコンの音、扇風機の風切音、電車のガタゴト音がスーッと消えますよ。

アクティブノイズキャンセリングの効果をより体感したいのであれば、音源を再生しない無音状態でノイズキャンセリングをオン・オフしてみてください。周囲の雑音のカット具合に驚くはず。

音をより一層楽しむ為のノイズキャンセル機能ですが、音楽を聴かなくても周囲の雑音をカットして静かな空間を造れる「耳栓」としても利用できるので様々な用途で役立ちます。

いやー、H501のアクティブノイズキャンセリングは非常に強力で出来が良いと言うことは知っていたのですが、ここまでガッツリと雑音がカット出来るとは思ってませんでした。凄いわこれ。

ワンランク上の音を楽しみたいなら「H501」は安くてオススメ。

冒頭でもお伝えしましたが、セール価格となっている今は非常にコストパフォーマンスに優れる製品。

特にウリのアクティブノイズキャンセリングの出来が良いので、この類のヘッドホンを利用したことがない場合はきっと驚くはず。

BOSEのアクティブノイズキャンセリングのヘッドホンと比べても「H501」は良い線いってます。BOSEは3万以上するヘッドホンですから、比較対象としては酷ではありますが、なによりこの性能のヘッドホンが1万以下で手に入るとなると話は別。

今までアクティブノイズキャンセリングを搭載したヘッドホンを利用した事の無い方は、是非お試し下さい。H501は価格以上の音質と所有満足度の得られるヘッドホンです。

あ、もし購入する場合は、単4エネループも一緒に買っておきましょう。2本持っていれば充電切れでアクティブノイズキャンセリングが使えない。と言うこともなくなるのでオススメ。

▼本製品以外にもガルマックスでは沢山のドローンをレビューしているので是非チェックしてみて下さいね!↓   ▼本記事のジャンル以外の製品も数多く実機レビューを書いています。宜しければどうぞ!↓
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