ALLDOCUBE Smile Xのレビュー!使って分かったメリット・デメリットと評価まとめ!

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xの試用機会を頂いたので実機を使って分かったメリット・デメリットをレビューでお届けします!

メリット・良かった点

  • Amazonで購入できるUnisoc T610搭載タブレットでは手に取りやすい価格
  • ディスプレイに関する設定がある程度柔軟にできる

デメリット・注意点

  • 充電能力が10Wと2022年のミドルレンジタブレットにしては貧弱
  • カメラ性能は残念

ALLDOCUBE Smile Xの発売時期と価格!

発売日は2021年12月頃で価格は日本のAmazonで2万円ほどと、Amazon内でのミドルレンジタブレットとしては安価な価格設定。セール時では更に安くなるので、気になる方はセール中に買うのが吉ですよ!

購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!

ALLDOCUBE Smile Xの詳細スペック!

クリックしてスペック表を表示

ALLDOCUBE Smile Xのスペック・対応バンドまとめ

ALLDOCUBE Smile Xの付属品・同梱物のレビュー

ALLDOCUBE Smile X

  1. 本体
  2. 充電器
  3. 充電ケーブル
  4. マニュアル類

付属品は本体を除くと3点と結構シンプル。ACアダプターなども特に高出力ではない5V/2Aの10W出力タイプのものですので、この点も含め平凡さに拍車をかけていると言っても過言ではないでしょう。

ALLDOCUBE Smile Xのデザイン・外観のレビュー

▼背面は8、9割金属で残りは樹脂とこの価格帯のタブレットではかなりベーシックなものですが、樹脂と金属の色味はほぼ同じに見えるように調節されているので、スペースグレイ風味の色合いと相まってチープさは感じにくくなっています。↓

ALLDOCUBE Smile X

気になるサイズ感は、10インチタブレットとしては野暮ったさはあまりありませんが、特にスリムといった印象は少なく、至ってフツー。

▼フツーな感じではありますが、ベゼル幅は思った以上に狭め。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼実測値は524g。片手で持つと少しだけずっしり来ます。(ちなみに筆者は成人男性です。ご参考までに)↓

ALLDOCUBE Smile X

▼ボタン・ポート類の配置は以下の通り!正面から見て左側に集中するスタイルのようですね!↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xの性能・パフォーマンスのレビュー

ALLDOCUBE Smile XのSoCはUnisoc T610です。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

ALLDOCUBE Smile Xの実機ベンチマーク結果

▼ALLDOCUBE Smile Xの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは186,869点、GPUスコアは30806です!↓

ALLDOCUBE Smile X

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

ALLDOCUBE Smile X

▼ストレージ速度は読み込みが295.5MB/s、書き込みが206.7MB/s。恐らくはeMMCでしょうが、大容量ファイルを頻繁に読み書きする用事が無いなら速度面で困ることは無いはずです!↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xの普段使いの動作をチェック

ALLDOCUBE Smile Xが搭載するUnisoc T610はミドルレンジに位置するSoCですが、ネットブラウジングや動画再生は問題なく可能です。

マルチタスクの快適さを左右するメモリも4GBと2022年基準では必要最低限の容量は搭載されていますので、メモリを食いつぶしてしまう場面はエントリータブレットよりも少ないです。

ただし、スクロール時の動作などにちょっとした引っ掛かりを感じる時があったりと時々気になる部分があるので、ハイエンドモデルと比べると多少の動作の不満があるのは事実。まぁこの辺りは価格や性能帯を考えるとしょうがないよねって感じですけどね〜。

ALLDOCUBE Smile Xのゲーム動作をチェック

ALLDOCUBE Smile Xはミドルレンジタブレットですので、リッチなゲームの動作こそ望めませんが、どれくらいが動作のボーダーラインかが気になるところ。

▼PUBGモバイルでのグラフィックス設定はこんな感じ。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼上記の軽量設定で一戦やってみましたが、カジュアルに遊ぶくらいなら不満は感じにくいなぁといったところ。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼PUBG:NEW STATEでのグラフィックス設定はこんな感じ。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼フレームレート重視のグラフィック設定で遊んでみましたが、この設定ならカジュアルに遊ぶくらいなら問題ないかなという印象でした。↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xの機能・仕様のレビュー

以下はALLDOCUBE Smile Xの主な機能・仕様です。

通知ランプ
指紋認証
顔認証
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
PCモード
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは左
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
備考

指紋認証・顔認証

ALLDOCUBE Smile Xには生体認証に顔認証方式を採用。認証精度はソコソコですが、認証速度はワンテンポ必要ですので、さっと顔認証を済ませてから使い始めるテンポ感は少し劣りますね。

ディスプレイの色味が簡単に変更可能!

ALLDOCUBE Smile Xはディスプレイの色味設定ができるのが特徴的。色味などは後述のように自在に設定できるので結構便利ですよ!

▼コントラストはプリセットで3種類用意されていますが、1つは場面に応じてコントラストを変更するものなので、実質2種類みたいなもの。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼色味は「スタンダード」、「暖色寄り」、「寒色寄り」の3種類が用意されていますが、カラーパレットから好きな色味が設定できますので、好みに合わせて柔軟に設定が可能です。↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xのディスプレイ・画面のレビュー

ALLDOCUBE Smile X

画面 1,920×1,200/液晶
DRMコンテンツ Widevine:L3
Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認
Netflix:SD画質で再生を確認
高リフレッシュレート
外部映像出力 HDMIポートへの出力:✕

ALLDOCUBE Smile XにはFHD解像度のディスプレイを搭載。ただし、著作権保護されたコンテンツの再生に必要となるWidevineはL3と最低ランクですので、AmazonプライムビデオやNetflixでは高解像度再生はできません。

まあ、本機は中小メーカーで低価格帯のタブレットですので、それも致し方無しかなとは思いますけどね。

もちろんYouTubeでは高画質再生は支障なくできますので、ALLDOCUBE Smile Xで高画質コンテンツを再生するにはそちらをメインにしましょう!

ALLDOCUBE Smile Xのサウンド・スピーカーのレビュー

ALLDOCUBE Smile X

スピーカー ステレオ
イコライザー
Bluetoothコーデック SBC、AAC、LDAC、apt-X、apt-X HD
※開発者オプションで確認

ALLDOCUBE Smile Xは本体側面下部にステレオスピーカーを搭載。音質に関してはチープなドンシャリ感があるのは価格相応な部分ですかね。ネットラジオ程度ならいいですが、音楽鑑賞には向かないような音なのは確かです。

イヤホンジャックも搭載されていないので、本機で映像視聴するならワイヤレスイヤホンやスピーカー、有線の変換アダプターの使用をオススメします!

ALLDOCUBE Smile Xのカメラ・写真・動画のレビュー

ALLDOCUBE Smile X

構成・画素数 500万画素(メイン)
撮影モード ビデオ、写真、バースト、プロ(マニュアル)、パノラマ
ズーム デジタル。ピンチ操作で最大4倍まで対応
シャッター音の消音
マニュアルの設定幅 ISO:100〜1600、WB:プリセットから選択、SS:1/5〜1/1000、露出:-3〜+3
動画解像度 480P、720P、1080P
手ブレ補正

ALLDOCUBE Smile Xで撮影した写真

▼まずは屋外で撮影。思った以上に解像感が足りず、色味も実際とかなり異なってしまっています。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼屋内で撮影。前述の解像感や色味の問題に加え、光量によるピントの合わなさが拍車をかけ、お世辞にも綺麗とは言えない作例になってしまいました。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼インカメラで撮影しましたが、暗さこそソフトウェア制御でマシにしているものの、その代わりノイズが乗ってしまい、残念な作例になっている感は否めませんでした。↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xの電池・バッテリー持ちのレビュー

バッテリー容量 6,000mAh
ワイヤレス充電

ALLDOCUBE Smile Xには10インチタブレットでは平均的ともいえる6,000mAhのバッテリーを搭載。Unisoc T610とのシナジーによるバッテリー持ちはいかに?

▼PCMarkでのバッテリーテストの結果は8時間7分とまあまあの結果となりました。↓

ALLDOCUBE Smile X

肝心の充電時間は10Wまでの対応だけあり、超急速充電に対応した端末と比べるとかなり遅め。しかも90%を超えると保護機能が働くからか、目に見えて遅くなってしまいました。

▼上記の理由より、18%から98%まで充電するのに約2時間30分と不満の残る結果となりました。充電は就寝前に行っておくのが良さそうですね。↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile Xのメリット・デメリットと評価まとめ

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE Smile XはエントリークラスのSmileシリーズだけあり、スピーカーやカメラなど細かな仕様は価格なりになってしまっています。

しかし、SoCにはミドルレンジに相応しいUnisoc T610やFHD解像度のディスプレイを搭載したりとユーザーが求めそうなものを上手く取捨選択している印象を受けました。

また、日本のAmazonで2万円弱で購入可能と入手難易度が容易なのも利点の一つ。

確かに中国直販では1万円台前半で購入できますが、送料や関税、何かあった時の返品手段などを考えると日本のAmazonで購入するのも一つの手ではないかと思います。

以上の点より、ALLDOCUBE Smile Xは「エントリータブレットは性能面で頼りないから避けたいけど、そこまでタブレットにお金はかけたくない」方にとって良い選択肢になるのではないでしょうか。今回のレビューが少しでも参考になれば幸いです!

ALLDOCUBE Smile Xの割引情報・購入先まとめ

■メモリ4GB+容量64GB■
初出時価格→699元
過去最安値→699元

▼Amazonは19,900円!↓

▼端末価格699元!↓

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