「AQUOS R6」と「AQUOS R5G」の違いを比較
SHARPのAndroidスマホ「AQUOS R6」と前機種である「AQUOS R5G」の違いを比較しました。
AQUOS R6とAQUOS R5Gの性能を比較
AQUOS R6はSHARP手掛ける2021年のフラッグシップモデル。先代のAQUOS R5Gと比べカメラ部分を大幅に刷新したインパクトあふれる機種です。
AQUOS R6とAQUOS R5Gの性能を比較した表がこちら。
製品情報 AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
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端末名 | AQUOS R6 | AQUOS R5G |
型番/別名 | ドコモ版:SH-51B | ドコモ版:SH-51A |
発売年 | 2021年6月 | 2020年3月 |
発売地域 | 日本:ドコモ、ソフトバンク | 日本:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル |
メーカー・ブランド | SHARP | SHARP |
備考 | 日本キャリア版 | |
対応バンド・周波数・ネットワーク AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
3G | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 8 | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 19 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 17 / 18 / 19 / 28 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 17 / 18 / 19 / 21 / 25 / 26 / 28 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
5G NR | Sub6:n3 / n28 / n77 / n78 | Sub6:n77/ n78 / n79 / n257 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth |
バージョン:5.2 コーデック:非公表 |
バージョン:5.1 コーデック:aptX-HD、SBC、aptX、aptX adaptive、LDAC、AAC |
SIMサイズ・スロット | シングルスロット(Nano SIM+MicroSD) | シングルスロット(Nano SIM+MicroSD) |
ネットワーク関連備考 | デュアルSIM非対応、SIMロックあり(解除可能) |
▼キャリア版↓ デュアルSIM非対応、SIMロックあり(解除可能) |
本体仕様 AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
ディスプレイ |
サイズ:6.6インチ 材質:有機EL(Pro IGZO OLED) 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央)・エッジあり 最大リフレッシュレート:120Hz(疑似240Hz/アイドリングストップ) 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
サイズ:6.5インチ 材質:液晶(Pro IGZO) 画面占有率:非公表 形状:ノッチ(水滴) 最大リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
解像度:2,730×1,260(WUXGA+) 画面比率:19.5:9 |
解像度:3,168×1,440(WQHD+) 画面比率:20:9 |
画素密度 | 456ppi/高精細でドットの粗さは気にならない | 535ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:162mm 横幅:74mm 厚さ:9.5mm |
高さ:162mm 横幅:75mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 207g | 189g |
本体色 | ブラック系、ホワイト系 | ブラック系、ホワイト系、ブルー系 |
システム仕様 AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
OS | Android 11 | Android 10 |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 888 | Qualcomm Snapdragon 865 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア約623,423点 |
総合スコア約657,392点 総合スコア約575,956点 |
メモリ/保存容量 AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
組み合わせ | メモリ12GB+容量128GB | メモリ12GB+容量256GB |
ストレージカード |
MicroSDカード対応(最大1TB) ※専用スロットあり |
MicroSDカード対応(最大1TB) ※専用スロットあり |
カメラ AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
背面カメラ |
シングルカメラ+ToF 画素数:2,020万画素(メイン+超広角、f/1.9) AI:非公表 ナイトモード:非公表 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:1インチ PXサイズ:非公表 |
トリプルカメラ+ToF ①48MP(メイン、f/1.7) ②12MP(超広角、f/2.9) ③12.2MP(望遠、f/2.7) AI:対応 ナイトモード:対応(自動検出) 手ぶれ補正:対応 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ 画素数:1,260万画素(f/2.3) ビューティーAI:非公表 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
水滴ノッチ式インカメラ 画素数:16.4MP(f/2.0) ビューティーAI:対応 手ぶれ補正:非対応 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
カメラ備考 | Leica監修 | |
機能仕様 AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
GPS | GPS対応(詳細規格は非公表) | GPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:非公表 近接センサー:非公表 ジャイロセンサー:非公表 電子コンパス:非公表 光センサー:非公表 |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:非公表 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:非対応 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:非対応 |
イヤホンジャック | あり | あり |
NFC |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
その他機能 |
ステレオスピーカー搭載 独自キー搭載 |
通知LED搭載 ステレオスピーカー搭載 フルセグ、ワンセグ対応 |
バッテリー AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
バッテリー容量 | 5,000mAh | 3,730mAh |
充電 |
有線充電:対応(規格非公表) ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非公表 |
有線充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非対応 |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
スペック表のソース AQUOS R6 キャリア版(Snapdragon 888) : AQUOS R5G(Snapdragon 865) | ||
参照元 |
【公式サイト】AQUOS R6 – jp.sharp 【ドコモ】AQUOS R6 SH-51B – nttdocomo.co.jp 【ソフトバンク】AQUOS R6 – softbank.jp |
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スペック詳細記事 | AQUOS R6 キャリア版のスペック・対応バンドまとめ | AQUOS R5Gのスペック、対応バンド、価格、特徴まとめ! |
AQUOS R6とAQUOS R5Gの違い
ざっくり言うとこんな感じです。
AQUOS R6は、
- SoCはSnapdragon 888を搭載(AQUOS R5GはSnapdragon 865)
- 画面はエッジのあるパンチホールタイプ(AQUOS R5Gは水滴ノッチでエッジなし)
- Pro IGZO OLEDの有機ELディスプレイを搭載(AQUOS R5GはPro IGZOだが液晶)
- 120Hz表示に加え、疑似240Hz表示対応(AQUOS R5Gは120Hzだが疑似表示非対応)
- 解像度はダウン、画面比率も少し短くなった
- 本体保存容量が128GBに減少(AQUOS R5Gは256GB)
- 厚みが9.5mmに増した(AQUOS R5Gは8.9mm)
- 本体重量が18g重くなった
- カメラの数はシングルに減ったが超広角、望遠の撮影にも対応するタイプ
- メインカメラのセンサーサイズが1インチに大型化
- バッテリー容量が5,000mAhにアップ(AQUOS R5Gは3,730mAh)
AQUOS RシリーズはSHARP AQUOSブランドのハイエンドに位置づけられるモデル。AQUOS R6もその1つで、SoCは執筆時点で最高の性能を持つSnapdragon 888を搭載!ゲーミングモデルなみの性能の高さを持ち、3Dゲームもサクサク動かせます。
ディスプレイ形状は先代から大きく異なります。まず形状はAQUOS R5Gの水滴ノッチから中央パンチホール式に変化。さらに両端はカーブを描いたエッジ型になっているのが特徴です。エッジ化になったことで使い勝手も好みも変わってくる部分といえるでしょう!
ディスプレイの材質も変化しており、AQUOS R5GはPro IGZOとはいえ液晶でしたが、AQUOS R6は初のPro IGZO OLEDの有機ELディスプレイを搭載!ハイエンドに恥じない発色と輝度の良さで視認性はかなり期待できるレベルです。
またAQUOS R6、先代で非対応だった「疑似240Hz表示」に対応しています。ディスプレイ自体はAQUOS R5G同様に120Hz表示までですが、画面更新時に黒画面をはさむことで擬似的な240Hzを体感できるとのこと。
一方で解像度、画素密度が少し下がっています。AQUOS R5Gでは3,168×1,440のWQHD+でしたがAQUOS R6は2,730×1,260のWUXGA+になっています。また画面比率も20:9から19.5:9とタテの長さが短くなっています。
本体保存容量は先代の256GBから128GBまで減っています。ただ、どちらも外部ストレージのMicroSDに対応しているため、SDカードさえあれば容量自体に困ることはないでしょう。
スペックが上がっている分本体の厚みも増しており、厚みは9.5mmと先代よりもわずかに厚くなっています。また重量も18g重くなっています。持ち心地の変化は感じそうですね。
AQUOS R6のキモであるカメラは先代から大幅に変わっております。シングルカメラ+ToFという構成になり数自体は減りましたが、メインカメラは超広角と望遠カメラを兼ねており、センサーサイズは1インチとスマホでも最大の大きさになっています!
バッテリー容量は先代AQUOS R5Gでは3,730mAhと心もとない数値でしたが、AQUOS R6は5,000mAhに大幅増。また黒い表示で電力を使わない有機EL画面なので、表示をダークモードにするなど工夫することで、さらに電池持ちの良さを見込めます!
まとめ
先代と比較すれば、断然AQUOS R6がオススメといえます。いくつかスペックダウンしている部分はあるものの気にならない程度の変化ですし、そもそもがハイエンドの出来栄えですからね。
特にディスプレイが有機ELになり、カメラもセンサーサイズが1インチとスマホ史上最高の大きさとなったのが見どころ!ハイエンドスマホはもちろん、写真にこだわるユーザーさんにとっては非常に魅力的な1台といえますね。
個人的には重くなってエッジが付いたのがかなりネックですが、これほどの性能差ならエッジがあってもAQUOS R6を選びたくなるぐらい魅力的す。
そしてどちらもイヤホンジャック、おサイフケータイ、MicroSDカードに対応しており、高性能ながら使い勝手の良さが魅力となっています。ましてハイエンドモデルで全部持っているってのは貴重!
価格はまだ出ていませんが、5~6万高くなった!ってわけでもなければ、自分はAQUOS R6を選ぶべきと思います(っ´∀`)っ。っつーかチョー欲しい。