MUSONのBluetoothオーディオトランスミッター&レシーバー「MK1」を試す

MUSON「MK1」はオーディオをワイヤレス化出来るデバイス!

ガルマックスでもお馴染みのBluetoothスピーカーやイヤホンを数多くリリースするSoundPEATSが手掛けるMUSONのBluetoothオーディオトランスミッター&レシーバー「MK1」が届いたので早速使ってみました。

実はこの類の製品は2つめで、何が出来るのかは以前レビューした「有線ヘッドホンを「DA88」でワイヤレス化してみた!」でも書いていますが、要は有線系イヤホンやヘッドホンのワイヤレス化(ワイヤレスで音を受信するレシーバー機能)とテレビなどBluetooth機能が無い製品を簡単にワイヤレス化(ワイヤレスで音を飛ばすトランスミッター機能)が利用できる製品です。

MUSON「MK1」のレビュー。

同じ類の製品を手に入れたのは、先日レビューを書いた「Hi-Fi音質で低音増幅型。LASMEX「L85」セミオープンヘッドホンを試す」のヘッドホンをワイヤレス化するため。

幾つかの記事で私のリビングの音響環境を紹介していますが、テレビの音は既に先述したDA88を使ってBluetooth経由で音が飛ぶ様になってます。

今までBluetooth系ヘッドホンやイヤホンを使って接続してましたが、今回は有線ヘッドホンをテレビとワイヤレス接続するためにMUSONの「MK1」を使用する感じです。

MUSONのMK1を選んだ理由。

ワイヤレスってとっても便利なんですけど、音質に関しては有線接続より劣ります。どうしてもノイズが発生しやすいんですよ。

今回、有線ヘッドホンをワイヤレス化して、テレビ側のDA88と有線ヘッドホン側のMK1をBluetooth接続すると、どうしてもホワイトノイズが大きくなっちゃいます。

Bluetoothイヤホンやヘッドホンでは元々ノイズキャンセリングが付いている事が多い(そもそもBluetooth接続前提の製品なのでワイヤレスのデメリットであるホワイトノイズを軽減するように作られている)のですが、有線イヤホンやヘッドホンではノイズキャンセリング機能が搭載されていない製品が多いんです。

MUSONのオーディオトランスミッター&レシーバーはBluetoothイヤホン等で定評のあるSoundPEATSのブランド製品で、「MK1」はなんとノイズキャンセリング機能が搭載されているのです!

というわけで、ノイズキャンセリング機能が搭載されている事が選んだ決めてです。

MUSON「MK1」の同梱品と外観。

▼MUSONさんは日本市場向けにしっかりパッケージを作成しているので、外箱も日本語表記です。↓

日本語表記の外箱で安心。

▼箱の中には本体、両端が3.5mm(イヤホンの挿し込み端子と同じ)ケーブル、充電用ケーブル、説明書(全て日本語ですが、海外の方が作成したような怪しい日本語。意味は分かるので良しとします。)が同梱されてます。↓

付属品は最低限ですが、不満はありません。

▼本体にはイヤホン端子、真ん中の穴がペアリングや電源の状態を表すインジケータ、充電用MicroUSB端子が付いてます。↓

本体上部に端子関係が並んでいます。

▼正面に電源ボタン。このボタンを押すと電源ON・OFF、長押しでペアリングモードに移行します。↓

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▼本体側面には受信(RX)、送信(TX)の切り替えスイッチが付いてます。↓

側面にはレシーバーとトランスミッターの切り替えスイッチが付いてます。

MUSON「MK1」を使って有線ヘッドホンをワイヤレス化してみた。

使い方は至って簡単。

有線ヘッドホンで音をワイヤレスで”受信”したいので、MK1のモードをレシーバーのRX側に合わせるだけ。これでMK1の電源を長押するとペアリングモードとなって、スマートフォン等のBluetooth画面でMK1が表示されます。

今回は同じ類の製品であるDA88と接続するのですが、DA88をトランスミッター(TX)、MK1をレシーバー(RX)に設定して接続モードに入ると勝手にペアリングして接続してくれます。

▼MK1を受信モード(RX)に設定して、MK1のイヤホンジャックに有線ヘッドホンを挿し込んで準備完了。これでBluetooth接続可能な聞きから飛んでくる音をワイヤレスで拾えます。↓

有線のヘッドホンやイヤホンをケーブルでMK1に接続、MK1のモードをレシーバーモードにすることで、スマホなどのBluetooth画面でMK1と接続が可能となります。

トランスミッターモードも使えます。

今回は受信のレシーバー機能で紹介していますが、MK1もDA88同様にトランスミッター機能を搭載しています。

例えば、Bluetoothが搭載されていないパソコンやテレビでBluetoothイヤホンやヘッドホンを使いたい場合、MK1を送信(TX)モードにして付属のイヤホンケーブルでMK1とPCやテレビに接続するだけで簡単に音が飛ばせます。

後は、BluetoothイヤホンやヘッドホンとMK1をペアリングするとオッケー。簡単に”Bluetooth未搭載機器”のオーディオをワイヤレス化出来ます。

ノイズはBluetoothイヤホンやヘッドホンレベル。

ノイズですが、有線ヘッドホンをMK1に接続してスマートフォンとBluetooth接続して音楽を聴いてみましたがノイズはしっかり軽減されている印象。ノイズに関してはSoundPEATSのBluetoothイヤホンと遜色ないレベルなので僕の場合は全く不満なし。

MK1のデメリット。

Bluetoothイヤホンやヘッドホンなどと同じなのですが、”充電”が必要であることが、初めてこの類の製品を使う方にとってはデメリットかも。

ちなみにMK1は充電しながらでも使える設計となっているので、このデメリットも薄れます。

やっぱりお気に入りのヘッドホンやイヤホン使いたいよねってお話。

僕は音質にオーディオに関しては”自分が気持ちよく音を楽しめたら良い”という考えなので、Bluetooth系であれ、有線系であれ、気に入ったものを使います。

今回は先日手に入れたヘッドホンの出来が良かったのでリビングで使いたかったのですが、3mの付属コードをザランザランとリビングに転がしておくのが嫌だったのでMK1を利用しました。

今回は元々持っていたDA88というデバイスとMK1を組み合わせてワイヤレス化しましたが、MK1を2つ買って同じようにワイヤレス化が可能なので、お気に入りの有線ヘッドホンやイヤホンを使いたい方は是非どうぞ。

あと、有線接続のスピーカーも同じ感じで使えるので、スピーカーだけ部屋の角の天井付近に設置したいわー。という方も簡単に実現できますよ。

特にMK1はワイヤレス化で避けて通れない”ノイズ”対策でノイズキャンセリングが搭載されている事と、バッテリー充電中でも使える仕様なのでおすすめです。

価格も思っているより安いのでオーディオをワイヤレス化したいという方はご検討をどうぞ。

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