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「通話の多い人」が「地方」で楽天モバイルを活用する方法

CMをバンバン打っている楽天モバイルが気になっている人も多いと思うが、地方だと繋がらないエリアが多いく見送っている人も多い。今回は「地方」で「通話の多い人」にフォーカスして活用法を紹介する。

通話かけ放題のオプション料金が結構高い

俺はLINEMOのミニプランを愛用している。月額990円で3GBまで使えるやつだ。ソフトバンクの生回線だから格安SIMみたいに通信速度が利用不可レベルまで落ち込むことも無く気にいっている。

通話が多いから無制限で通話かけ放題のオプションに加入してるが、月額1,650円とメインプランよりもオプション料金が高い。合わせて2,640円。

皆がどのモバイル回線を使っているか分からないけど、通話かけ放題をキャリアとかで契約している人は結構高いなと思ってるはず。

オプション料金の高い「通話かけ放題」部分を楽天モバイルにまかせることで、かなり固定費が安くなるから有用な使い方だと思う。

楽天モバイルは通信品質が不安定。だからデータ通信はしない

俺も楽天モバイルを使っている。都内だから割と普通に使えてるが、地方の友人に話を聞くと繋がらないエリアが多いとのことでメイン回線としては不安だそうだ。

確かに楽天モバイルだけで地方で戦うにはまだまだエリア的に厳しい。だから、楽天モバイルを活用するといっても、データ通信は基本的に使わない。このデータ通信は他の部分で補う。

通話はRakuten Link、データは別のSIMを使う

楽天モバイルでデータ通信をしない。それだけ聞くと「楽天モバイルを契約する必要ある?」と疑問に思いそうだが、そのカラクリを解説しておく。

まず、楽天モバイルはRakuten Linkという通話アプリを提供している。このアプリからの発信であれば国内通話が無料という特典がある。これを活用するわけだ。

Rakuten Linkは仕組みが面白くてモバイル通信以外にWi-Fiなどでも通話ができる。この特性を活かし、通話時に使うデータ通信は他のSIMで補う。こうすることで地方でも安心して使える通話回線を作るのである。

楽天モバイルは、1回線目であれば1GBまで月額が0円。つまり、データ通信を使わないでRakuten Linkのみ利用すると通話かけ放題を使いまくっても月額が0円となる。

必要なもの

まず、この活用法を実行するには3つ用意するものがある。

  1. 楽天モバイルの回線
  2. データ通信用の回線
  3. デュアルSIM対応のスマホ

まず楽天モバイルの回線だが、これは普段通話している携帯電話番号をMNPする。

続いてデータ通信用の回線だがこれはお好みで。格安SIMでも良いし、俺みたいにLINEMOでも良い。

一応、俺のオススメは楽天モバイル+LINEMOとの組み合わせだ。

LINEMOはデータ通信にソフトバンクの生回線を使うから安定した通信品質で使える。データは3GBで990円、20GBだと2,728円。通話もセットだが、楽天モバイルが通信障害を起こし通話できなくなった場合、LINEMOの電話番号で通話ができる。保険的な役割も任せられるってわけだ。

最後はデュアルSIM対応のスマホが必要。iPhoneなら「eSIM」に対応しているモデル、AndroidならSIMが2枚挿入できるかSIMが1枚+eSIMに対応している2回線同時待ち受けのモデルならOK。

設定方法の概要

みんなが使っているスマホがなにか分からないから細かい設定は各自に任せるが、以下のように設定する。

  1. 楽天モバイルは「通話」に設定
  2. データ用SIMを「データ通信」に設定

あとはRakuten Linkから通話しまくればOK。Rakuten Linkは先述通りモバイル回線以外にWi-Fiなどでも通話ができる。つまり、楽天回線と関係ないWi-Fiでも通話出来るわけだから、スマホ側でデータ用SIMが楽天モバイルで無くても通話が出来るし着信もできる。

通話オプションが不要なら、固定費も安い

俺のパターンで当てはめると、今はLINEMOのミニプランで990円、無制限の通話かけ放題が1,650円で合算2,640円。

これが楽天モバイルを利用すると、Rakuten Linkで通話かけ放題で0円、LINEMOで990円。年間節約額は19,800円もお得になる。

なお、楽天モバイルは1回線目だとデータ1GBまで0円だから、1GB容量も増える。さらに楽天モバイルに加入すると楽天市場でポイントがアップするなど特典も満載だからお得感はかなり高い。

この方法は地方でも活用できる

楽天モバイルは先述したとおり、エリアが狭い。だから通話もデータ通信も楽天回線だと繋がらないリスクがある。

そのリスキーな部分をもう1つのデータ用SIMで補うのが今回の活用法。格安SIMでも大手キャリアのオンライン専用ブランドでも、「楽天モバイル以外」ならエリアは皆さんも御存知の通りきめ細やかに張り巡らされている。

だから、地方でも活用できる。

楽天モバイルだけで全てを補えるエリアは限られているし、スマホでの通信で肝心なエリアがしょぼいと不安になるから敬遠している方も居るが、上手く活用すると先述通り安くお得に使える。

「地方」で「通話の多い人」は参考にして欲しい。楽天モバイルは色々とキャンペーンもやってるから以下からチェック。

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