INNOCN 27C1Uのレビュー！USB-C搭載で充電しながら映像出力もできる4Kディスプレイ！
- レビュー
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4Kディスプレイが欲しいなと思っていたら、INNOCNさんからメールが。なんと、4Kディスプレイ「INNOCN 27C1U」を試してみないかとお声がけ頂いたのでレビューをお届けします！
メリット・良かった点
- 組み立てが超簡単
- 角度・高さを柔軟に調整できる
- 映像がめちゃくちゃ綺麗
- USB-Cで充電しながら映像出力できる
デメリット・注意点
- 思ってたほど狭額ではない
- スピーカーの音質
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INNOCN 27C1Uってどんなディスプレイ？
INNOCNって聞いたこと無いって人も多いと思うんですが、実は人気が高くなっているモバイルモニターで結構人気のメーカーさんなんです。
長いレビューは読んでられねぇって方に簡単に本製品の特徴を説明しておくと、INNOCN 27C1Uは高解像度での作業もどんと来いの27インチ/4Kディスプレイ。
どちらかと言えばクリエイター向けのディスプレイで、sRGB 100％、DCI-P3カバー率98％と入門機としては申し分なし。普通に仕事で使えるレベル！
HDMIやDisplayPortなどお馴染みのポート以外にUSB-Cも搭載しているので、ケーブル一本でノーパソの充電と映像出力ができちゃいます！あと、PIPやPBPにも対応してますよ！
価格は46,800円！購入先や割引情報（あれば）は記事下部に掲載しているのでチェックしてみて下さい！
INNOCN 27C1Uの詳細スペック！
【同梱物】何故かHDMIケーブルが入ってない
同梱品は本体以外にACアダプターと電源ケーブル、DisplayPortケーブルに両端がUSB-Cのケーブル、あとはディスプレイのUSBポートを利用するためのUSB-Bケーブルに取扱説明書と色補正レポート。
あれ、HDMIケーブルなくね？
確かに最近はDisplayPortとUSB-Cしか使ってないし、HDMIケーブルなんてダンボール一箱くらいもってるから全然困ってないんだけど、HDMIケーブルが端折られるなんて時代の流れなんですかね？
まあ僕としてはUSB-C to Cケーブルの方がありがたいから良いんですけど！
▼あと、ACアダプターがめちゃんこデカい。ケーブルも硬いんで配線は結構大変だった。↓
▼ちなみ取扱説明書はちゃんと日本語に対応しているのでご安心を！↓
【組み立て】一人でOK！超簡単！
ディスプレイって組み立てるの面倒ですよねー。27インチともなれば「一人で大丈夫か？」と不安になるもんですが、INNOCN 27C1Uの組み立ては超簡単。レディーでもいける。
▼これがスタンドとベース。↓
▼ベースの裏にネジが一本付いてるのでスタンドにはめてクルクル回せばOK。もちろん工具不要。↓
▼ディスプレイは寝かせた状態でスタンドの爪をはめ込みロックをスライドするとカチャッとはまります。↓
▼あとはよっこらしょと起こせば完成。たぶん1分くらいで組み立てられました。↓
付属のスタンドじゃなくてモニターアームを使いたい！って方もご安心を。INNOCN 27C1UはVESA規格にも対応してるんでお好みのモニターアームを使えますよ！
▼僕の愛用しているモニターアームはこれ！マジおすすめ！↓
【角度・高さ調整】めちゃくちゃ柔軟。縦設置もできる
ディスプレイによっては高さや角度の調整が出来ない場合もあるんですけど、INNOCN 27C1Uはめちゃくちゃ柔軟。超優秀。
▼ベース部分は左右にこれだけ回せます。↓
▼首振りもこんなに動かせる。↓
▼あと、高さ調整できるのも超グッド。↓
▼画面はクルッと回転することもできるんで縦置きもOK。↓
ディスプレイの左右回転と高さ調整はメモリが付いているんで移動時も定位置を再現しやすくて良いですね〜！実際に動かしまくってるんですけど軽い力で角度や高さが調整できますよ！
あれ、ベゼル太くね？
▼販売ページを見ていたら狭額ベゼルであることをアピってたんですが・・・↓
▼あれ、ベゼル太くね？確かにベゼル自体は2ｍｍで超細いんだけど左右と上部にはベゼル内側に表示できない黒い領域があるんですよねー。↓
測ってみたら約8mm。まあスマホでも「実物のベゼルが太い！」ってことは多々あるわけですが、INNOCN 27C1Uも同じような感じ。
メーカーさん、これスマホでも印象良くないからやめたほうが良いと思うよ！僕みたいなやつが突きまくるから！
【使い勝手】USB-Ｃで充電しながら映像出力できる！
使い勝手で言えばPD対応のUSB-Ｃを搭載しているんで、ケーブル一本でノートパソコンを充電しながら映像出力出来ちゃうのが超絶Good！
▼これ1本でMacBook Proを充電しながら映像出力して2画面で使えちゃう！スマートで素晴らしい！↓
調べてみたらMacBook Pro 16、MacBook Pro 15、 MacBook Pro 13、MacBook、MacBook Airだけでなく、MacMini 2021/2020/2019/2018なんかもケーブル1本でOKみたいですよ！
その他で便利だったのはPIP機能！例えばPS5でゲームしている画面の端っこにPC画面を表示して攻略法を見たり出来ちゃうんで捗る！
▼こんな感じで表示できる。ウィンドウの位置やサイズも何パターンか選べるんで結構使い勝手良いですね〜！↓
PIPはメインの映像に小さな小窓でサブ映像を重ねる感じなんだけど、画面を左右に完全に分けて2系統を表示するPBPって機能も搭載してます。
▼が、これアスペクト比がどうしてもおかしくなっちゃう。↓
一応、設定なんかをチェックして左右のアスペクト比を調整できるのか確認してみたけどグレーアウトしていて調整不可。PC側での設定でもやっぱダメ。
うーん、なんとかならんもんかなー。上下に黒帯出てもいいから16:9にしたいんだけど。メーカーさんなんとかならんもんなの？
あと1点気になったのはスピーカーの音質。
5Wのステレオスピーカーを搭載してるんだけど音質は結構こもっていて低音はスッカスカ。MacBook Proとか使ってるんならそっちのスピーカー使ったほうが良いくらいの音質。オマケ程度って感じなので期待は禁物です！
【画質】めちゃくちゃ綺麗！
肝心の画質なんですが・・・もう、めっちゃ高精細！めっちゃ綺麗！
▼大好きなVIRTUAL JAPANの動画を4Kで再生してみたら・・・うん、すんごく綺麗！これ画面を直接撮影したやつなんだぜ。ビックリするくらい超高精細でしょ。↓
またINNOCN 27C1UはsRGB 100％、DCI-P3カバー率98％の色域なんで僕の仕事道具としても大活躍。
▼モード設定からしてクリエイター向けってのがプンプンするよね。普段使ってるデザイナー向けディスプレイと何ら変わらず仕事できてます。↓
もちろんゲーム機に繋いで4KでのプレイもOK。但し、あまり応答速度が早くないみたいなので、ゲーミングディスプレイと比較すると残像感はちょっと気になるかなー。
▼ガチゲーマーじゃなければあんまり気にならんと思うけど、残像はある。↓
INNOCN 27C1Uの評価とまとめ
普段はBenQのデザイナー向けディスプレイPD2700Uを愛用している僕ですが、INNOCN 27C1Uも負けてませんねー！
4Kディスプレイで3万円台後半のモデルもあるっちゃあるんですけど、sRGB 100％でなかったりするモデルも多いですからね。INNOCN 27C1Uはリーズナブルでありながらツボを押さえた仕様で4万円台で手に入るのは魅力ポイントかと。
また、柔軟な角度・高さ調整ができるのもクリエイターさんには嬉しいポイントでしょう。USB-Cを搭載するなど流行りのポートを備えているのでMacBookなんかとサクッと繋げられるのも最高にスマートで良い！
最初は27型4Kディスプレイとしてはやや価格が高い印象を受けたんですが、使ってみたらガラッと印象の変わったディスプレイでした。これはクリエイターさんの入門機としてもおすすめできるディスプレイなので是非検討してみて下さい！
