ゲーミングモニターInnocn「WR40-PRO」レビュー!40型21:9はゲーム配信用にもおすすめ
- レビュー
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Innocnの40インチ/21:9ゲーミングモニター「Innocn WR40-PRO」を試す機会を頂きました!これ使っちゃうともう16:9に戻れないかも。実際に使って分かったメリットやデメリットをレビューでお届けします!
メリット・良かった点
- 40型ウルトラワイドの圧倒的迫力!
- 144Hzの滑らかな表示!
- ゲーム配信も快適!
- USB-Cで映像しながら充電できる!
- コスパの良い価格設定!
デメリット・注意点
- スタンドが大きいのでデスクの奥行きに注意!
- 144Hzを活かすには相応のマシンパワーが必要!
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もう戻れない。迫力と臨場感が凄い圧倒的な大画面
Innocn WR40-PROの基本的なスペックは、ディスプレイサイズが驚愕の40インチ(フラットタイプ)。少し前までは27インチでも結構大きいなーっとか思ってましたが、もうその比じゃないです。
▼写真だと伝わりづらいのが惜しい。これまで使ってきたディスプレイのどれよりも没入感が高く迫力も圧倒的。↓
サイズは横幅94.5cm、縦42cm。大きすぎるかな?と思ったんですが、実際に置いてみるとなかなか良い感じ。大きくて画面が見づらいとは感じてません。
▼デスクに置くなら幅120cmがちょうど良い感じ。↓
デスクサイズは奥行きに注意
付属のスタンドを使う予定ならデスクの奥行きに注意。付属のV字スタンドは奥行き30cmと大きいのでデスク上を圧迫します。
▼僕のデスクは奥行き55cm。スタンドがマウスの移動範囲を制限するから窮屈に感じます。↓
僕のマウスパッドは縦40cm。マウスの可動域も40×40cmほど使ってるんで、付属のV字スタンドを使うとカツンとマウスがスタンドに当たってしまいます。
ディスプレイに合わせてデスクを購入するってパターンは多くないと思うんで仕方ないんですが、付属のスタンドがかなり大きいので購入前には計算しておきたいポイントだなと感じました。
モニターアームがおすすめです
Innocn WR40-PROはモニターアームを取り付けられるVESA規格に対応。僕のデスクは奥行きが厳しかったんでモニターアーム使ってます。
▼モニターアームはディスプレイを浮かせるのでデスクを広く使えます。FPSするならホントおすすめ!↓
モニターアームを購入する場合は注意点が2つ。
- 75 × 75mmのVESA規格に対応していること
- 耐荷重11Kg以上に対応していること
購入する際はこれらの要件を満たすモニターアームを買って下さい!
▼ちなみに僕はこれ使ってます。耐荷重11.3Kgでギリギリですが垂れ下がることなく使えてます。↓
▼こっちなら絶対大丈夫な耐荷重19.1Kgのタイプ。ちょっと不安だからこっちに買い換えようか検討中です。↓
見えない部分が見える21:9の高解像度パネル
僕はPCでAPEXというFPSを遊んでるんですが、目に入ってくる情報ってとても大切。先に見つけるか否かで勝敗が決まると言っても過言では有りません。
そんな情報戦でもあるFPSですが、16:9と21:9では表示できる情報量が圧倒的に違うんです!21:9は16:9では「見えない部分が見える」ので普通に有利。
▼21:9と16:9ではこれだけ表示される領域が違う!↓
また、これまで使っていたディスプレイは16:9のFHD(1,920×1,080)だったので、3,440×1,440のInnocn WR40-PROはより高精細に!遠くの敵もよりディテールを保ったまま表示されるので格段に認識率も上がってます。
そんな感じのInnocn WR40-PROをしばらく使ってたんですが、これまで使っていた27インチでプレイしたら、もうだめですね。16:9/FHDには戻れないです。
144Hz表示はマシンパワーも必要
リフレッシュレートはディスプレの滑らかさを表すもので、一般的なディスプレイは60Hz。この数値が高くなるほど滑らかに表示できるスペックを持ってます。
ちなみにInnocn WR40-PROのリフレッシュレートは144Hz!表示が滑らかになると残像が低減されるのでグリグリと視点を動かすFPSでは非常に有利。
ってことで144Hzで表示したいところですが、最大リフレッシュレートを維持するには相応のマシンパワーが必要です。
RTX 3080TiではどれくらいFPSでる?
僕のパソコンはCPUがRyzen 9 5900X、グラボがRTX 3080 Tiです。見る人が見れば結構ガチ系のゲーミングパソコンだって分かるはず。
この構成で複数のゲームをプレイしてみたんですが結果はこんな感じ。
- APEX:144FPS張り付き
- サイバーパンク2077:55〜70FPS
- バトルフィールド2042:50〜70FPS
重要なのはFPSの下限。ドンパチと派手にやってる時は描画負荷が高くなるのでFPSが下がるんですが、144Hzを余すこと無く堪能するには下限144FPSを維持できるマシンパワーが必要。
僕のゲーミングパソコンでも上記の通りAPEX以外で高リフレッシュレートの恩恵が得られていないものも多いので、リフレッシュレートにこだわるなら注意したいポイント。
例えば3,440×1,440以下のディスプレイで60FPSくらいしか出ないわーって人は、Innocn WR40-PROだともっとFPSが下がります。
複数のゲーミング機能を搭載
Innocn WR40-PROはゲーミングモニターなので複数のゲーミング機能を搭載!
表示モードは「RTS/RPGモード」、「FPSアリーナモード」、「MOBAアリーナモード」を搭載。例えばFPSモードでは暗部が見やすくなるよう画質が調整されていて応答速度も高速から超高速に。
▼まあプリセットみたいなものなので自身に合えば使うくらいの感じで良いかも。気に入らなければ調整もできますよ!↓
その他にも以下の機能が使えます。
- クロスヘア表示
- FPS表示
- ゲームタイマーの表示
クロスヘア表示はサイズが大きい
クロスヘア表示は、ディスプレイ中央に「消えないクロスヘア」を表示する機能。
ゲームではフラッシュなどの演出でクロスヘアが表示が消えたり、ハードコアなゲームモードではそもそも非表示ってのもありますが、この機能使えば常に表示され有利に。
まあフェアでは無いけれど使うことはできます。ただクロスヘアは大きめなので扱いづらいかも。遠くの敵をエイムする時に邪魔に感じたのでオフってます。
▼シンプルな丸点1個のドットタイプがあればよかったなぁ。↓
リフレッシュレート表示はPC出力のチェック用
これはゲーミング機能って訳ではないんですが、リフレッシュレートを表示できる機能を搭載してます。ゲームのFPSを表示するわけではなくて、PCで設定しているリフレッシュレート表示するものです。
▼アフターバーナーのようなゲームプレイ中のFPS表示機能ではないので注意。↓
使いどころとしては、ちゃんと144HzでPCから出力できているかの確認ですね。
Windows PCではケーブルを接続しただけでは60Hzになってしまうんで、設定からリフレッシュレートを144Hzにしてやる必要があります。もし「60」って表示されていたら、Innocn WR40-PROの本領を発揮できてないんで設定を見直しましょう!
マルチウィンドウでゲーム配信も快適
Innocn WR40-PROは「ゲーム配信」もめちゃくちゃ快適なディスプレイでした。
例えばFHDのゲームをOBSでYouTubeへ配信、コメントビューアを立ち上げてユーザーのコメントを確認する場合、「ゲーム」「OBS」「コメントビューア」の3つは常にチェックできる状態にしておきたいわけです。
▼そんな要件もInnocn WR40-PROならOK!↓
ゲーム画面もFHD解像度だからプレイには十分だし、空いた部分にOBSやコメントビューアを配置できるんで配信の状況であったり、コメントの読み返しもスムーズで快適。ゲーム配信にチャレンジしたい方にもオススメしたいですね。
ノートパソコンの映像を出力しながら充電できて便利
これは個人的に良かったポイントでゲームとはあまり関係ないんですが、USB-Cポートを備えていてケーブル1本をノートパソコンに接続することで「映像出力」と「充電」が同時にできるんです!
注意点としては映像出力や充電ができるUSB-Cを搭載してるノートパソコンであることですね。
▼毎日使ってますが、USB-C搭載はホント便利!しかも90W出力なのでほとんどのノートパソコンはフルスペック充電できるはず。↓
Innocn WR40-PROはコスパよし!
Innocn WR40-PROは21:9と高解像度を活かしたゲームの有利プレイが可能なので、「勝ちにこだわる人」にオススメ。見えない範囲が見えてしまうのはやっぱり強いです。
また、ゲーム配信用のディスプレイとしても21:9/3440×1440ディスプレイは相性良し。1画面で配信に必要なウィンドウが並べられるのは、とっても快適です。
そんなInnocn WR40-PROの気になるお値段は、記事執筆時点で約8.3万円!割とコスパが良いなと思ってたんですが、販売価格を調べてみたら・・・めちゃくちゃ安い時期がある。
▼変動を見る限り、7万円を切るならコスパの旨味がかなり増すので覚えておきましょう。とっても良いモデルだったので是非チェックしてみて下さい!↓
Innocn WR40-PROの割引情報・購入先まとめ
■INNOCN WR40-PRO■
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