体を直接冷やしたり温めたりできるウェアラブルデバイスREON POCKET 3発売!

REON POCKET 3

ソニーが設置面への温度調節機能が搭載されたウェラブルデバイスのREON POCKET 3を発売したので紹介していきます。

前モデルから更に改善された「着るクーラー」!

REON POCKET 3はソニーがリリースしていた「本体接触部分の表面を直接冷やしたり温めたりすることのできるウェアラブルデバイス」であるREON POCKETの第3世代モデル。

▼前モデルとの違いとしては、新開発のサーモモジュールを搭載し、放熱機構を改善したことにより、小型・軽量なのはそのままで、高効率での冷却が可能に。これにより、前モデルから最大約2倍の駆動時間を実現していると謳っています。↓

REON POCKET 3

駆動時間の延長以外に充電性能も改善。USB給電時に前モデルから最大約1.5倍の吸熱性能を実現するレベル4+(プラス)を搭載。また、前モデルから約1.7倍となる最短60分で90%まで充電可能な急速充電にも対応しているとのことです。

とはいえ、駆動時間は最弱で約4.5時間、最強で2時間ですので、少し短め。サイズを考えたらしょうがない面はありますけどね。ただ、モバイルバッテリーから給電しながらの使用も出来るので、長時間使用したい場合はモバイルバッテリーを併用するのが吉ですね。

先ほど紹介したのはハードウェア面での改善事項ですが、REON POCKET 3はソフトウェア面でもかなり進化しています。

▼装着者の行動や周囲の環境に合わせて冷却温度を自動調整する「SMART COOL MODE」機能を新たに搭載したことにより、冷却レベルを自動で調整してくれるようになっているので、各ユーザーの好みの温度を持続したまま利用できるとのこと。↓

REON POCKET 3

▼もう一つ新規に搭載された「AUTO START/STOP」機能は、SMART COOL MODE機能のように冷温部の状態やユーザーの装着・脱着動作を感知することで、冷却・温熱を自動で開始・停止してくれる超便利な機能のようです!↓

REON POCKET 3

また、REON POCKET 3専用のネックバンドである「NECKBAND 2」も用意されているのもポイント。

NECKBAND 2は首にかけるバンド部分の角度調整が可能なので、各ユーザーごとに安定した装着性を実現したとのこと。

▼REON POCKET 3本体の吸気・排気機構に配慮した設計なので、襟が高い衣類に装着した場合でも空気の循環を維持し、冷却性能を損なわないデザインを採用していると謳っています。↓

REON POCKET 3

現場向けのタフネスなバリエーションも用意してほしい!

ここ数年前の夏から言われている酷暑。筆者自身も酷暑っぷりを毎年ヒシヒシと感じており、空調服なんかも使ったりしているのですが、REON POCKET 3は酷暑対策への救世主たり得る存在になりそうだなと感じました。外回りメインの営業の方にピッタリなアイテムかも。

希望小売価格は14,850円(税込)とソコソコ高めのお値段設定ですが、酷暑や冬を無事に乗り切りたい方にとってはかなり魅力的なアイテムかも。

暑さを直に感じやすい現場仕事の方にとっても嬉しい存在ではありそうなんですが、大体の工事現場って水や粉塵に晒されやすい環境の場合が多いように思うので、REON POCKET 3の防滴性能ではちょっと頼りないなとも感じてしまいます。

値段がある程度上がるのは仕方がないので、現場の方向けのタフネスなモデルを用意したらもっと良いのにと思わなくもないですね。

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