Redmi Note 14 Pro Plus 5G PC

性能やばすぎ。ゲーミングスマホ「REDMAGIC 10 Pro」の本音レビュー

ゲーミングスマートフォン最新モデル「REDMAGIC 10 Pro」が日本でも発売!ひと足お先に実機をお借りしたので本音でレビュー行ってみましょう!

なお、今回は日本版ではなく海外版をお借りしています。ちなみに日本版は背面のXロゴは光らないですが、変わりにFeliCaを搭載しています!

日本版のREDMAGIC 10 Proは海外版上位モデルのREDMAGIC 10 Pro+に近いので、日本版のREDMAGIC 10 Proと共通する部分をレビューでお伝えしていきます!

REDMAGIC 10 Pro 日本版のスペック公開!中国版の上位モデル10 Pro+とほぼ一緒!

この製品を使った所感

  • 周囲で水分を感じるとドキドキする
  • 長時間ハイパフォを維持できる
  • 有利すぎるゲーム機能満載でずるい
  • 欠けのない画面で没入感が最高レベル
  • 144Hz表示はゲーム以外だと限定的
  • スピーカー音質は上々だけど位置はイマイチ
  • メインカメラは日常使いでは十分な感じ
  • でもインカメラ画質は普通のスマホに劣る

REDMAGIC 10 Proのスペック・ベンチマーク、検証結果

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日本モデルはXが光らないけどFeliCaに対応!

今回お借りしたのは海外モデルのシルバーでスケルトン!

▼ちなみに日本では以下のカラーが用意されてます。左からホワイト、ブラック、シルバー、黒スケルトン。↓

背面上部のXロゴは海外版だと光るんですが、日本版は光らない変わりにFeliCaを搭載!

FeliCaを搭載するゲーミングスマホといえばASUSのROG Phoneがありますが、REDMAGIC 10 ProがFeliCaに対応したことでライバルの利点は一つ消えましたねぇ。

一方で水に弱いのは前モデルから引き続き注意すべきポイントです。まあその変わりに空冷ファンを内蔵してて放熱性能が高いんですけどね!

▼全体的なデザインは前モデルを踏襲していて、角張ったデザイン、出っ張りのないアウトカメラなどREDMAGICらしさ全開となっております!↓

最上級のゲーム体験ができる。有利なゲーム機能も満載

REDMAGIC 10 Proはゲームに特化したスマートフォン!なので、とにかくゲームを快適・有利にプレイできる仕様や機能が満載。

パフォーマンスはもちろんなんですが、「これ使って大丈夫なのかな?」と思わざるを得ないゲーミング機能も健在。

▼なお側面のスライドスイッチはデフォルト状態だとゲームモードが起動するようになってます!↓

とにかくゲームがサクサク。120FPSプレイもOK

まずはゲームの動作から。とにかく超快適。REDMAGIC 10 Proでパフォーマンスが足りず満足に動かないゲームがあるとするなら、世の中の全てのスマホで遊べないですねぇ。そのくらい最高峰のゲーム性能を有してます。

▼原神は画質最高設定で高負荷時のフレームレートは58FPS。(ちなみにデフォは画質「高」です。)↓

放熱性能も高いので最高の画質で高フレームレートを狙いたい人にも気に入ってもらえるはず!

▼また、フレーム補間機能を使えば通常60FPSが上限のゲームも120FPSでプレイOK。原神もバッチリ120FPSで遊べました。↓

ちなみにこの機能、nubia Z70 Ultraでも使えたのでそっちでもお伝えしているんですが、フレーム補間なので純粋な描画が120フレームと言うわけではありません。が、60FPSと比べて圧倒的に残像感が軽減されてました!原神では入力遅延も感じないし、滑らかな表示で遊びたい人はお試しあれ。

空冷ファンで長時間ハイパフォを維持できる

高負荷状態が続くと発熱でパーツが壊れないようにセーブする機能が働きます。そうなるとゲームはフレームレートがドッカンと落ち込んだりカクついたりするんですよね。

でもゲームって高負荷な使い方なので、出来るだけハイパフォを維持するために各社は試行錯誤してます。ゲーミングスマホだと外付けクーラーをアクセサリーとして用意している製品が多いんですけど、REDMAGICシリーズは随分と昔から空冷ファンを内蔵しているのがウリ!

▼今回もバッチリ搭載してます。ちなみに前モデルと比較した場合、回転数は22,000から23,000にパワーアップを果たしてます。↓

もちろん高負荷状態が続くと徐々にパフォーマンスは落ちますが、冷却性能が高いので緩やか。つまり高いパフォーマンスをより長い時間維持することができるようになってます。

▼AnTuTuを3回連続で走らせた結果は以下の通り!3回目でも非常に高いスコアを維持できています。↓

何が凄いって、Snapdragon 8 Gen 3が調子よくて総合スコアが220万点クラスなんです。Snapdragon 8 Eliteは高負荷でパフォーマンスが落ち込んだ状態でもSnapdragon 8 Gen 3レベルなんですよ。ヤバすぎ。

ちなみに先日レビューを公開したnubia Z70 Ultraは同じSoCを搭載していますが、発熱性能がREDMAGIC 10 Proほどではないのか、あまりスコアが伸びなかったんですよね〜。このあたりは冷却性能の差かも。

凄まじく進化した35mmカメラフォン「nubia Z70 Ultra 日本版」の本音レビュー!

これは勝てないわ…と思うようなゲーミング機能

REDMAGIC 10 Proはゲーミングモデルなのでゲーミング機能も満載。

▼まずはゲーミングモデルならではのギミック。本体の上部左右にLRタッチセンサーを備えています…!↓

コントローラーのLRボタンのように使えるのでFPSゲームはもちろん、様々なゲームで即時発動できるボタンとして使えたり、マクロ発動ボタンとしても使えちゃいます。

LRタッチセンサーだけでもかなり有利なんですが・・・他にも色々とヤバいゲーミング機能が搭載されてます。

  • 画面の中心に消えないレティクル表示
  • 敵の足音を大きくする
  • 画面全体の色味を変えて敵を見やすく表示する

などなど。僕はFPSプレイヤーなんですが、これらの機能ってかなりヤバめかと思います。有利すぎる…笑

▼ゲーム機能は画面の端を2回スワイプするとシュッと出てきます。ゲーム中でも簡単にアクセスできるので、各種設定も楽ちん。↓

ゲーミングモデルで欠けのない画面は至高

REDMAGIC 10 Proのディスプレイはインカメラを画面下に埋め込んだタイプ。なので、インカメラを備えるための分厚いベゼルも無いし、画面にパンチホールのような欠けも無し!

▼REDMAGICのディスプレイってゲーム用としては最高峰の没入感ですよねぇ。↓

▼ディスプレイの輝度も高めなので屋外でも案外見やすかったですよ!↓

144Hz表示は限定的だった

ディスプレイが従来の120Hzから144Hzにパワーアップしたんですが、144Hzを活かせるシーンは結構限定的ですねぇ。

というのも、設定で144Hzに固定しようとしたところ、「最大144Hz」となっていて、だいたいのシーンでは120Hzで動いてます。まあ開発者オプションで144Hz固定にもできますが、デフォルトだとゲーム以外では144Hzを活かせるシーンがほぼない感じ。

また画面の上部に「144Hz」と表示されていますが、これも「現在のモードの最大リフレッシュレート」と設定項目に注釈があったので実際に144Hzで動いているわけではありません。緑の120という数値は開発者オプションからオンにできる現在のリフレッシュレート表示機能で、スクショ撮影時は120Hzで動いていることを示してます。

という訳で、144Hzは結構限定的な範囲でしか有効にならないので、どうしても144Hzで動かしたい場合は開発者オプションから固定化しましょう!

スピーカーの音質は良好!でもフロント配置が好ましい

スピーカーの音質は上々です。

▼ただ横持ちした時に手のひらで塞いでしまう配置なので・・・ゲーミングモデルならフロントスピーカー配置がやっぱり至高ですねぇ。↓

ライバルのROG Phoneが以前はフロントスピーカーを採用してましたが、Zenfoneとの設計共通化によりREDMAGICと同じような位置に変わってしまった点を残念がっていた人が多かったので、REDMAGICの次回作は・・・ぜひフロントスピーカーを採用しましょう!これでライバルをさらに引き離せる!!!

日常使いで十分なカメラ!出っ張りがないのがGood

▼カメラは前モデルから引き続き出っ張りのないカメラを採用!↓

フラットなので横持ちでゲームをプレイしている時もカメラバンプに指が引っかからず、重量バランスも良いのでゲーミングスマホとしては非常に適している形状かと!

そうそうカメラアプリの設定でオンにする必要がありますが、L側のタッチセンサーは横持ち撮影時のシャッターを切るボタンとして使えます。でもカメラアプリってスマホを触っていると頻繁に縦持ち・横持ちが切り替わるので誤爆めっちゃします。最初は良いじゃん!って思ってましたが・・・そっとオフにしました。

じゃあ実際に撮影してきた写真を見てもらいましょう!

▼まずは屋外にてメインカメラで撮影!映える色味になるのでSNSにこのまま投げても全然OKレベル。↓

▼超広角はメインカメラと色味も違うし扱いづらさを感じるかも。結構地面の色が違いますもんね。↓

▼メインカメラのボケ方はこんな感じ。↓

▼室内撮影は光量が少なくノイジーになりがちですが、とっても綺麗!このくらいの画質で撮影できたら十分すぎます。↓

▼料理はかなり色濃く撮れる感じ。左は通常の24mmで撮影しましたが奥の方がボケるので全体的にシャッキリ移したいなら右側のような2倍の48mmで撮るのがおすすめ!↓

▼マクロカメラはも200画素の割にはそこそこ綺麗に撮れますが、メインカメラでズームしたほうがもっと綺麗なので出番は少なそう。↓

▼暗い場所での写真は左のメインカメラはなんだか緑っぽくなってしまいました。確かnubia Z70 Ultraも緑っぽくなったんですよねぇ。このシーンに関しては見た目に近い色味は超広角です。↓

▼動画の手ぶれ補正はかなり強力!手持ち撮影でも十分対応できそうです。↓

カメラアプリは14mmと24mmのボタンしかなく、2倍ボタンくらい付けてくれ(一応ピンチ操作するとボタンは出てくるがワンアクション多い)とは思いましたが、そもそもあまりカメラにこだわりがない人はピンチ操作でグワッと拡大することも多いですし気にならない人も多いかも。

画質はカメラフォンほどではありませんが、スマホで撮ってスマホで見るような人ならこのくらいの画質で十分だよって人も多そうな印象です。ちなみにインカメラは画面下に内蔵されているタイプでやや白っぽく写ります。まあこれは仕様的に仕方がない部分なのでインカメラ画質を求める人には向きません。

ちょっと扱いづらさはありますが、メインカメラの画質については日常生活では十分な感じでした。カメラよりゲームを重視するなら「REDMAGIC 10 Pro」、ゲームよりカメラを重視するなら同系列のカメラフォン「nubia Z70 Ultra」みたいな感じで選ぶのが良さそう。

REDMAGIC 10 Proのレビューまとめ

今回お借り出来たのは海外向けのREDMAGIC 10 Proということで日本版と共通している部分のみレビューをしてきましたが、Snapdragon 8 Eliteのパワーを引き出しつつ強力な冷却機構で長時間ハイパフォを維持できてるのが凄かったです。

ゲーム機能も「使っちゃって良いのかなぁ」とか思いつつ、使ってしまうと後戻りできないくらい有利プレイができるのでヤバいです…笑

ディスプレイはゲーミング用途のスマホとしては最高ランク。ただもう少し144Hzを活かしたかったですねぇ。まあその点は開発者オプションで固定化できるんで良しとはしてますが。

カメラの画質は日常使いならこれで満足できそうな感じでした。カメラがフラットになったことでゲーム中に指に引っかかったりすることもないし、これはこれで割り切りと画質のバランスが保たれてると思います。

個人的にはやっぱりパフォーマンスの高さに惹かれますね〜。Snapdragon 8 Gen 3も相当パワフルでしたが、もう霞んでしまうくらいSnapdragon 8 Eliteはパワフル。その性能を余すこと無く発揮できている点を高く評価したいです!

日本版はFeliCaに対応したことでゲーム用途だけでなく日常使いのスマホとしても完成度が高くなっているので、ゲーム好きの方はレビューを振り返りながら、ぜひ検討してみて下さい!

REDMAGIC 10 Proの購入先まとめ

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