「Xiaomi 15」と「Xiaomi 14」の違いを比較。6.36インチの貴重なコンパクトハイエンドモデル

XiaomiのAndroidスマホ「Xiaomi 15」と前機種である「Xiaomi 14」の違いを比較しました。

Xiaomi 15とXiaomi 14の性能を比較

Xiaomi 15は2025年2月にXiaomiから発売されたAndroidスマホです。

Xiaomiが誇る主力フラッグシップシリーズですが日本では発売されていないためやや影は薄いものの、その実力はハイエンド級、更に本体サイズも若干コンパクトめで持ちやすさがあるのも特色。

Xiaomi 15と旧モデルのXiaomi 14の性能を比較した表がこちら。

製品情報 Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
端末名 Xiaomi 15 Xiaomi 14
発売年 ▼グローバル版↓
2025年2月

▼中国版↓
2024年11月
▼グローバル版↓
2024年2月

▼中国版↓
2023年10月
発売地域 海外 海外
メーカー・ブランド Xiaomi Xiaomi
備考 Xiaomi 15シリーズ
・Xiaomi 15
・Xiaomi 15 Pro
・Xiaomi 15 Ultra
Xiaomi 14シリーズ
・Xiaomi 14
・Xiaomi 14 Pro
・Xiaomi 14 Ultra
対応バンド・周波数・ネットワーク Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
3G ▼グローバル版↓
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19

▼中国版↓
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
▼グローバル版↓
W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19

▼中国版↓
W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTE ▼グローバル版↓
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48

▼中国版↓
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48
▼グローバル版↓
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48

▼中国版↓
FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28a / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48
5G NR ▼グローバル版↓
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n75 / n77 / n78 /
n80 / n81 / n83 / n84 / n89

▼中国版↓
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 /
n80 / n81 / n83 / n84 / n89
▼グローバル版↓
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n75 / n77 / n78

▼中国版↓
Sub6:n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78
Wi-Fi Wi-Fi 7 Wi-Fi 7
Bluetooth バージョン:5.4
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / aptX Adaptive / LHDC 5.0 / LC3
バージョン:5.4
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / aptX Adaptive / LHDC 5.0
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2) デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様 Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
ディスプレイ サイズ:6.36インチ
材質:有機EL
画面占有率:94%
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO)
最大タッチサンプリングレート:300Hz
サイズ:6.36インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO)
最大タッチサンプリングレート:240Hz
解像度 2,670×1,200 2,670×1,200
画素密度 460ppi/高精細でドットの粗さは気にならない 460ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ ▼グローバル版↓
高さ:152.3mm
横幅:71.2mm
厚さ:8.08mm(ブラック、ホワイト、グリーン)/ 8.48mm(シルバー系グラデーション)

▼中国版↓
高さ:152.3mm
横幅:71.2mm
厚さ
8.08mm(パープル系、グリーン系、ブラック系、ホワイト系)
8.48mm(シルバー系グラデーション)
8.36mm(ホワイト系グラデーション、グレー系グラデーション、オレンジ系グラデーション)
高さ:152.8mm
横幅:71.5mm
厚さ:8.2mm(ガラス)/ 8.28mm(ナノレザー)
重さ ▼グローバル版↓
191g(ブラック、ホワイト、グリーン)/ 192g(シルバー系グラデーション)

▼中国版↓
193g(パープル系、グリーン系、ブラック系、ホワイト系)
192g(シルバー系グラデーション)
189g(ホワイト系グラデーション、グレー系グラデーション、オレンジ系グラデーション)
193g (ガラス)/ 188g(ナノレザー)
本体色 ▼グローバル版↓
ブラック、ホワイト、グリーン、シルバー系グラデーション

▼中国版↓
パープル系、グリーン系、ブラック系、ホワイト系
シルバー系グラデーション、ホワイト系グラデーション
グレー系グラデーション、オレンジ系グラデーション
▼グローバル版↓
ブラック系、ホワイト系、グリーン系

▼中国版↓
ブラック系、ホワイト系、グリーン系、ピンク系
システム仕様 Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
OS Xiaomi HyperOS 2 Xiaomi HyperOS
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 8 Elite Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
AnTuTuベンチマーク

総合スコア:約3,000,000
GPUスコア:約1,250,000
(AnTuTu v10参考値)

総合スコア:2,021,598
GPUスコア:847,927
(AnTuTu v10実測値)

メモリ/保存容量 Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
メモリ規格 LPDDR5X LPDDR5X
ストレージ規格 UFS4.0 UFS4.0
組み合わせ ▼グローバル版↓
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB

▼中国版↓
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB
メモリ16GB+容量512GB
メモリ16GB+容量1TB
▼グローバル版↓
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB

▼中国版↓
メモリ8GB+容量256GB
メモリ12GB+容量256GB
メモリ16GB+容量512GB
メモリ16GB+容量1TB
ストレージカード 非対応 非対応
カメラ Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
背面カメラ トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.62)
②5,000万画素(超広角、115°、f/2.2)
③5,000万画素(望遠、60mm、f/2.0)
手ぶれ補正:光学式(メイン)、電子式(望遠)
センサーサイズ:1/1.31(メイン)
PXサイズ:2.4μm(メイン)
トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.6)
②5,000万画素(超広角、115°)
③5,000万画素(望遠、75mm、f/2.0)
手ぶれ補正:光学式(メイン)
センサーサイズ:1/1.31(メイン)
PXサイズ:2.4μm(メイン)
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
カメラ備考 フリッカーセンサー搭載
Leicaコラボ
Summiluxレンズ搭載
フリッカーセンサー搭載
Leicaコラボ
Summiluxレンズ搭載
機能仕様 Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
X軸リニアセンサー搭載
赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP68
耐衝撃:非対応
防水/防塵:IP68
耐衝撃:非対応
イヤホンジャック なし なし
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 デュアルスピーカー搭載 デュアルスピーカー搭載
バッテリー Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
バッテリー容量 ▼グローバル版↓
5,240mAh

▼中国版↓
5,400mAh
4,610mAh
充電 有線充電:90W
ワイヤレス充電:50W
逆充電:対応
有線充電:90W
ワイヤレス充電:50W
逆充電:対応
ポート USB Type-C USB Type-C
スペック表のソース Xiaomi 15(Snapdragon 8 Elite) : Xiaomi 14(Snapdragon 8 gen 3)
参照元

【グローバル版】Xiaomi 15 – mi.com

【中国版】Xiaomi 15 – mi.com

【グローバル版】Xiaomi 14 – mi.com
【中国版】Xiaomi 14 – mi.com

スペック詳細記事 Xiaomi 15のスペック・対応バンド・価格まとめ Xiaomi 14(グロ版)のスペック・対応バンドまとめ!Proより小型な筐体にSnapdragon 8 Gen 3搭載

Xiaomi 14(グローバル版)の実機レビュー!購入前に伝えたい注意点まとめ

Xiaomi 15とXiaomi 14の違い

ざっくり言うとこんな感じです。

Xiaomi 15は、

  • SoCはSnapdragon 8 Elite(Xiaomi 14はSnapdragon 8 Gen 3)
  • 最大タッチレートが300Hzにアップ(Xiaomi 14は240Hz)
  • 望遠カメラが60mmに変化(Xiaomi 14は75mm)
  • バッテリー容量は5,240mAhにアップ(Xiaomi 14は4,600mAh)
  • カラバリが4色に増えた(Xiaomi 14は3色)
  • 本体重量は192g(Xiaomi 14は193g)
  • 対応バンドが増加
  • Xiaomi HyperOS 2を内蔵

Xiaomi 15のSoCはSnapdragon 8 Eliteを採用。現行チップセット、その最上級に位置する立ち位置のものであり、AnTuTu参考値は脅威の300万点レベルを記録するもの。ゲーム性能は8 Gen 3の時点でもかなりのものでしたが、今回の8 Eliteはさらなる余裕を持つスペック。

タッチの反応速度ことタッチサンプリングレートも先代から60Hzアップしており300Hzとなりました。なおあくまで最大値なので、ゲームモードの特殊機能といった用途に限定される可能性はあります。

カメラは望遠カメラに変化があり、先代では75mmだったのが今回から60mmに。これにより被写体がより近距離でもピントを合わせて撮影しやすくなっています。光学ズームは5倍に対応。

バッテリー容量は5,240mAhに大幅アップ。先代は4,600mAhだったので、そこから約640mAhの容量増加は電池持ちの大幅な改善に期待できます。

カラーは3色から4色に増えております。なお重量は1g軽くなっていますが、体感的にはほぼ変わらないものとみていいでしょう。

対応バンドは5Gが大幅に増加していますが、日本では主要となるバンドにおいては変化はありません。

ソフトウェアは独自OSのXiaomi HyperOS 2を内蔵しています。バージョンは新しくなっていますが、こちらはXiaomi 14でも後のアップデートに対応する可能性があります。

まとめ

コンパクトさがウリとなっていた先代Xiaomi 14ですが、今回はデザイン含めその系譜を受け継いだモデル。貴重な小さめハイエンドスマホをお探しの方であれば有力な選択肢に違いないでしょう。

ただしSoCやリフレッシュレート、カメラ部分こそ違えど大きな変化は見られず、SoCの性能にこだわらなければ先代モデルでも十分な実力があるため、無理して買う意義は見いだしにくいともいえるところも否めません。

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