Xiaomi 14(グロ版)のスペック・対応バンドまとめ!Proより小型な筐体にSnapdragon 8 Gen 3搭載
Xiaomiが新型フラッグシップモデルが登場。本記事では標準モデルの「Xiaomi 14」をピックアップ。上位モデルのProより小型なボディーでありながら最新のSnapdragon 8 Gen 3、ライカカメラを搭載するモデルです。お値段は999ドル〜(約10.5万円)から。特徴やスペック、対応バンドをまとめたのでチェックしてみて下さい!
※グローバル版が出たので記事内容をグローバル版の仕様に変更しました。
※初投稿:2023年10月29日
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Xiaomi 14の特徴
Xiaomi 14の特徴は以下の通り!
Xiaomi 14のハイライト
- ハイエンドクラスのスペック
- カラーは3色
- 6.36型の120Hz有機ELディスプレイ
- ステレオスピーカー搭載
- 標準+超広角+望遠のライカトリプルカメラ
- 90W充電対応の4,610mAhバッテリー
- IP68の防水防塵に対応
Xiaomi 14の詳細スペックと対応バンド早見表
Xiaomi 14のサイズ・重量・カラー
- 高さ:152.8mm
- 横幅:71.5mm
- 厚さ:8.2mm(ガラス版)/8.28mm(ナノレザー版)
- 重量:193g(ガラス版)/188g(ナノレザー版)
カラーはブラック系、ホワイト系、グリーン系、ピンク系(ピンクは中国版のみ)の4色展開です。追記:グローバル版はピンクを除くガラス版のみ展開です。
上位モデルのXiaomi 14 Proは6.73型の比較的大きめなディスプレイを搭載していますが、Xiaomi 14は6.36型ディスプレイを採用することでProよりも小型な筐体となってます。XiaomiはXiaomi 14の6.36型を黄金サイズとアピってます。
▼確かに横幅71.5mmなら片手で持った時も扱いやすいサイズ感ですね。このくらいが普段使うのにちょうど良いんですよ。↓
▼ベゼルも極薄。↓
▼筐体のデザインはiPhone 14 Proシリーズみたいな感じ。フレームはピカピカしたメタル製。ピカピカ系は汚れが目立つんであまり好きじゃないんだよな…。↓
▼防水防塵も上位モデルと同じIP68に対応しています。完全に水没しても耐えられる等級ですが、IP69Kではないのでお湯への耐性はなし。お風呂の湯船に沈めないように気をつけよう。↓
Xiaomi 14のSoCはSnapdragon 8 Gen 3
- SoC:Snapdragon 8 Gen 3
- メモリ:8GB/12GB/16GB
- ストレージ:256GB/512GB/1TB
SoCは上位モデルのXiaomi 14 Proと同じSnapdragon 8 Gen 3を搭載!なので上位モデルと処理性能は変わりません。
Snapdragon 8 Gen 3は2023年10月に発表されたばかりの次世代SoCで、CPU性能が30%アップ、GPU性能が25%アップ、AI性能が98%アップしています。特にAI時代への本格的な突入を感じさせるAI性能の向上が著しいですね。
発表会では原神を30分プレイした時に平均フレームレートが59.54FPSをマークしたとのこと。発熱も43.2度とかなり抑えられている印象でした。
▼追記:Snapdragon 8 Gen 3搭載機を手に入れたので、どの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してます!↓
▼ちなみに冷却システムは同じ面積で従来のベイチャンバーより最大3倍の冷却性能を実現した気液分離経路設計を採用しているとのことです。このポチポチしている突起が冷却液を効率よく拡散するみたいですね。↓
Xiaomi 14(Snapdragon 8 Gen 3)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだXiaomi 14の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 8 Gen 3の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
- 総合スコア(CPU):約1,950,000
- ゲーム性能(GPU):約810,000
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Xiaomi 14のディスプレイ
- サイズ:6.36インチ
- 解像度:2,670×1,200
- ディスプレイ:有機EL
- 画面形状:パンチホール
- リフレッシュレート:最大120Hz(LTPO)
- タッチサンプリングレート:最大240Hz(瞬時最大2,160Hz)
上位モデルのXiaomi 14 Proではコップに注いだ水が表面張力で盛り上がったような端っこがエッジタイプを採用していましたが、Xiaomi 14は見た感じフラットです。
ディスプレイが上位モデルより小型化していることで解像度も下がってますが、画素密度は460ppiと300ppiを大きく上回っているので高精細ですね。
上位モデルは冗談のような678億色に対応していますが、Xiaomi 14ではその記述はありませんでした。リフレッシュレートは最大120HzでLTPOに対応。滑らかさを必要としないシーンでは1Hzまで落として消費電力を下げてくれるお利口さんなパネルです。ピーク輝度も3000nitの大台にのってきました。
Xiaomi 14のカメラ
- メインカメラ:5,000万画素
- 超広角カメラ:5,000万画素
- 望遠カメラ:5,000万画素(写真モードは3,500万画素)
Xiaomi 14のカメラは上位モデルと同じく全てライカ監修カメラとなってますが、細かい点でオミットされている機能や仕様があるので全く一緒というわけではないですね。
▼メインカメラのセンサーも上位モデルと同じく1/1.31インチの大型センサー「光影猎人900」を搭載。ダイナミックレンジはIMX989の約8倍というモンスターっぷり。↓
上位モデルのメインカメラは6枚羽根による1024段階の可変絞りに対応していますが、Xiaomi 14では省かれてます。
▼望遠カメラは75mm。フローティング・フォーカシング・レンズ群を採用することで内部でレンズが移動できるようになってます。↓
▼これにより望遠カメラを使って最短10cmの撮影も可能に。以下は同じ75mmの望遠で撮影したサンプル写真とのこと。このあたりは上位モデルと一緒ですね。↓
望遠カメラで少し異なっているのは、撮影シーンでの画素数です。上位モデルは写真モードだと4,000万画素、ポートレートは5,000万画素と記載されていますが、Xiaomi 14は写真モードが3,500万画素、ポートレートが5,000万画素とのことです。
超広角カメラは上位モデルのXiaomi 14Proと同じく5,000万画素で115度となっていますが、上位モデルは超広角カメラで最短5cmのマクロ撮影に対応していることに対し、Xiaomi 14では機能が省かれてます。
Xiaomiのカメラをトコトン楽しみたい、カメラを重視する人は上位モデルのXiaomi 14 Pro、普段使いの扱いやすさとのバランスを考えるならXiaomi 14が良いかもですね。Xiaomi 14のカメラも仕様的には恐ろしく高スペックですもん。
Xiaomi 14のバッテリー・充電仕様
- 容量:4,610mAh
- 有線充電:90W
- ワイヤレス充電:50W
これは上位モデルもなんですが、最近のスマホとしてはちょっと容量が物足りない感じです。上位モデルでは有線充電で120Wに対応していますが、Xiaomi 14では90Wに抑えられています。それでもビックリするくらいの超急速充電ですけれど!
で、気になったのがワイヤレス充電。
上位モデルはバッテリー容量がXiaomi 14より容量の多い4,880mAhで40分、一方、Xiaomi 14は4,610mAhで46分と記載されてます。容量が少ないのに充電時間が長いって事は電力効率も違ってきそうですね。
あとワイヤレスで50Wに対応する汎用品って限られてきそうなので、フルスペックで充電したい場合はやっぱり純正品が必要っぽいです。
Xiaomi 14のOS
XiaomiのMIUIがXiaomi 14シリーズからXiaomi HyperOSに切り替わります。まだグローバル版での搭載ではなく中国版での搭載になりますが、OS自体も楽しめる要素の一つになってるのは嬉しいポイント。そのうち日本市場向けモデルでも落ちてきそうですね!
Xiaomi 14の発売日・価格
Xiaomi 14 グローバル版の発売は2024年2月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ12GB+容量256GB:999ドル(約10.5万円)
- メモリ12GB+容量512GB:?ドル(約?万円)
上位モデルのXiaomi 14とは細かな部分で違いがあるんですが、このサイズでSnapdragon 8 Gen 3、フラッグシップ級のライカカメラを備え約10.5万円という価格は非常に魅力的。
カメラの項目でも伝えましたが、カメラが好きでXiaomiの最先端カメラ技術を体験したいならXiaomi 14 ProやXiaomi 14 Ultra、普段使いでの扱いやすさとコスパを重視するならXiaomi 14って感じで選ぶのが良さそうです。個人的にはXiaomi 14に惹かれてますね。
■Xiaomi 14 グローバル版■
初出時価格→999ドル(12+256GB)
初出時価格→1,099ドル(12+512GB)
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■保護フィルム■
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▼1型センサー搭載の最上位モデル「Xiaomi 14 Ultra」のグローバル版も発表されたので詳しくは以下から。↓