OPPO Reno14 5G 本音レビュー。ヌルサク動作で電池持ちも良い!扱いやすいカメラも◎なスマホ
OPPOが日本に投入した最新スマートフォン「OPPO Reno14 5G」。ひと足お先に実機(本体のみ)をお借りしたので実際に使ってみてどうなのか本音でレビューしていきます!
結論としては、ハイエンド級のサクサク動作、幅広いレンジで綺麗に撮れるカメラ、長時間使えるバッテリー、このあたりを予算10万円以下で求めている人にピッタリ。但しFeliCa非対応なので不要な人限定で。
なお、定価5万円以下のお手頃価格ミドルスマホ「OPPO Reno13 A」もレビューを出しているのでチェックしてみてね!
■OPPO Reno 14 5G■
初出時価格→79,800円
■MVNO■
▼IIJmio:7月17日10時より販売開始!MNPで79,800円→49,800円!↓
■ECサイト■
▼公式ストア↓
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スペック、ベンチマーク、検証結果
OPPO Reno14 5Gの筐体をチェック
▼OPPO Reno14 5Gはオパールホワイトとルミナスグリーンから選べます。今回届いたのはオパールホワイト!↓
▼厚さは約7.4mmと薄型で重量も軽量な187g。オパールホワイトのみ角度によって表情が変わる背面パネルになってます。↓
▼サイドフレームは高強度アルミ素材を採用しているとのこと。↓
▼という訳で実機でチェック。写真よりも柄がもっと色濃くてビックリするくらい綺麗。派手だけどデザイン性が高くてお上品な印象です。↓
▼公式でアピールされていたように筐体は薄いですね。サイドフレームの質感も良くてミドルレンジモデルでは感じにくい高級感も味わえます。↓
▼筐体はIP68だけでなくIP69にも対応してます。日常シーンで安心して使えるだけでなく水中撮影も楽しめます。↓
▼サイズはやや大きめといった印象でiPhone 16(右)と比較するとこんな感じ。それほど小さい訳ではないのでコンパクトなスマホが好きな人には向かないかな。↓
OPPO Reno14 5Gの性能・パフォーマンスをチェック
▼OPPO Reno14 5GのSoCは執筆時点でミドルハイ水準のDimensity 8350を搭載。メモリは12GBでストレージは256GBとミドルハイとしては標準的。↓
▼microSDは残念ながら非対応なので256GBで足りるか購入前に確認を。↓
Dimensity 8350の実機AnTuTuスコアは約134万点
▼Dimensity 8350は中国で発売しているOPPO Reno 13にも搭載されていて、メーカー公称値は148.7万点でした。↓
基本的に同じSoCを搭載いていると同じ位のスコアが出るのでOPPO Reno14 5Gの記事でもAnTuTuは約150万点くらいと紹介していたんですけど、実機ではそこまで伸びず。
▼OPPO Reno14 5Gの実機AnTuTuスコアは以下の通り。メーカー公称値より10万点ほど低い数値でした。まあ中身は8300と変わらないし実情はこんなものかも。↓
AnTuTuのスコアは思ったよりも伸びませんでしたが、現行ミドルハイ水準の性能なので日常的な動作はサックサク。なので動作で不満は全く感じてません。
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼ちなみにOPPO Reno14 5GはAIナノ・デュアルドライブ冷却システムという大型冷却システムを搭載しています。↓
▼その甲斐あってかAnTuTuを3回走らせてもド安定でした。↓
そうそう、上手く放熱できている証拠ではありますが高負荷時はサイドフレームがそこそこ熱くなるので、ゲームなど負荷の高い使い方をする時はケースを外したほうが良いかも。
原神は画質「中」設定で下限49FPS
ゲーム性能は重量級の原神を使って検証してみました。
▼画質「中(デフォルト)」で高負荷時の下限フレームレートは49をマーク。思っていたよりも良い結果でした。↓
実際にプレイした感想としては、画質はデフォルトの「中」、フレームレートは落ち込み時のギャップを減らすために60FPSではなく45FPS設定がオススメ。
OPPO Reno14 5Gは重量級ゲームを画質「最高」設定で60FPSを目指すようなベンチ的な遊び方には向いてないませんが、平均以上のゲーム性能なので普通にゲームをプレイする分には特に問題なさそうですね。
OPPO Reno14 5Gのディスプレイをチェック
▼OPPO Reno14 5Gのディスプレイは6.6型で解像度は2,760×1,256のFHD+を搭載しています。↓
▼パネルはもちろん有機ELで120Hzの高リフレッシュレートを採用するなどハイエンド帯でもよく見るような仕様ですね。ベゼルも超極細を採用したとのこと。↓
▼実機でもアピール通りベゼルが細くてスタイリッシュな印象でした。↓
▼ディスプレイには指紋認証が埋め込まれてます。反応は良好でしたが位置は少し低いかな。慣れれば問題なし。↓
少し残念だったのは常時表示(AoD表示)に非対応なこと。あれスリープ状態でも時刻や通知が見れて便利なんですよ。この価格帯だと対応しているモデルも結構あるので次期モデルでは対応して欲しいですね。
日光下でも見やすい
▼OPPO Reno14 5GのディスプレイはOPPO Reno13 Aと同じく日光下でも最大1200nitまで輝度が上がるとのこと。↓
▼実際に屋外で使ってみました。写真では上手く撮れてませんが肉眼ではもっと明るくみえてます。夏場の屋外でこれだけ見えたら十分。↓
滑らかディスプレイでハイエンド級の操作感
▼ディスプレイの滑らか表示は、シーンに応じて自動選択されるものがデフォルトで設定されています。他に60FPS固定や最大120Hz設定も可能。↓
自動選択はコンテンツによって適切にリフレッシュレートが切り替わっていたので、特に拘りなければ自動選択でOK。電池持ちを優先するなら滑らかさは捨てて60Hz設定がオススメ。
操作した感じはミドルクラスの120Hz対応スマホよりもスクロール時の引っ掛かりが少なくスルスル・ヌルヌル動いてます。操作感はハイエンド級ですね。
▼実際に動かしている映像も撮ってみました。全く不満なし。↓
OPPO Reno14 5Gのサウンド関連をチェック
▼スピーカーはデュアルステレオスピーカーを搭載しています。あまり公式サイトではアピールされていませんが、音質も悪くないですよ。↓
ミドルクラスのOPPO Reno13 Aと聴き比べると、OPPO Reno14 5Gは低音が増してます。サウンドクオリティーがワンランクアップしている印象ですね。
流石にスマホスピーカー最強格のiPhoneと比べると分が悪いですが、日常シーンでは不満のない十分なサウンドクオリティーでした。
OPPO Reno14 5Gのカメラ・写真・動画をチェック!
OPPO Reno14 5Gのカメラは、SONY LYT-600センサーを採用した5,000万画素のメイン広角カメラ、オートフォーカス対応で800万画素の広い範囲を撮影できる超広角カメラ、3.5倍の光学ズームに対応する5,000万画素の望遠カメラを搭載。
カメラの構成としては広角+超広角+望遠とハイエンドでよく見かける構成です。シャッター音もiPhoneのような大きな音ではなく非常に控えめで、静かなシーンでも扱いやすいです。
▼カメラアプリはこんな感じ。複数の倍率にワンタップで切り替えられて便利。↓
超広角〜望遠まで無意識に変えても綺麗
ワンタップで切り替えられる7倍くらいまで凄く綺麗に撮れます。
結論から言えば、「写真を撮ることを目的に出かけることはないけど、写真は沢山撮るし綺麗に残したい」という人にピッタリはまるカメラ。
▼以下が実機で撮影した写真です。15mmが超広角カメラ、26mmがメインカメラ、85mmが望遠カメラ。35mmは1.3倍、170mmは7倍です。色は見た目に近いナチュラルな感じ。↓
▼ポートレートはやや境界線の甘さはありますが、スマホで見るくらいなら合格ライン。↓
▼ズーム撮影はワンタップで切り替えられる最大の7倍でも綺麗と言える水準で実用的。凄い。↓
▼望遠カメラは被写体に近づけない場合も多いですが、本機の望遠カメラは被写体に近づけるので、以下のようなアップ写真も撮影しやすいですね。↓
▼暗い場所の撮影もノイズが少なくクリアです。。大体このシーンの撮影ではメモリ中央の文字が完全に見えなくなりますが、明るい部分の調整も優秀でちゃんと見えてますね。夜景もバンバン撮れる水準です。↓
ミドルレンジのスマホだと夜景がノイジーだったり、望遠がデジタルズームで綺麗に撮れる範囲が狭かったりしますが、このクラスになると何も考えずに撮っても綺麗に写真を残してくれるのが良いですね。
▼そうそう、Livephotoというシャッターを切る数秒前の映像から保存してくれる機能も搭載しています。iPhoneでは随分前から実装されていた機能ですね。↓
Livephotoは専用のモードではなく、通常のカメラ撮影時にオン・オフの切り替えができるようになっていて、オンにしておくと常にLivephotoで撮影してくれます。
撮影時の数秒が映像で残っているので見返した時にその場の空気感まで伝わってくるのが面白いですね。が、動き回る動物などの撮影でも結構便利に使えますよ。
▼Livephotoは動き回る動物などの撮影でも結構便利に使えますよ。撮影した写真は編集から映像部分の切り出しが出来るのでベストショットを簡単に残せます。お子さんの撮影にもピッタリ。↓
▼続いては動画撮影。手ぶれ補正も強めで歩きながらの撮影でもステップノイズを軽減した綺麗な映像を撮影できました。↓
さらにワンランク上の手ぶれ補正も用意されています。かなり激しい動きも補正してくれるのでアクションカメラっぽい使い方も出来そう。
その他、AI編集機能も充実していました。
写真アプリでは不要なものを消すAI消しゴム、構図を自動調整してくれるAI再構成、ベストな表情に入れ替えるAIパーフェクトショット、ズームしすぎた写真を鮮明にしてくれる鮮明度強化、軽いピンボケを修正するボケ除去、ガラスの映り込みを消す反射除去などが実装されています。
▼これは「AI再構成」で作った写真(右)です。簡単操作で印象的な美しい写真に仕上がってビックリ。↓
マニュアル編集だと割と時間がかかりますがAI再構成なら画角は自動で調整、色味も複数の選択肢から選ぶだけの数タップで完成します。SNSなどに投稿する時も簡単に映える写真に仕上げてくれるのが良いですね。
OPPO Reno14 5Gのバッテリー関連をチェック
▼OPPO Reno14 5Gはスタンダードスマホとしては超が付くほど大容量の6,000mAhバッテリーを搭載しています。↓
ちなみに充電は80Wに対応していますが、残念ながら充電器は送られてこず。
もう買ってしまおうかと公式ストアを探しましたが何故か見つからず。以前は販売していたので取り扱いが終了しているみたい。
OPPO Reno14 5Gの発売に合わせて取り扱いが復活するかも?上の通り公式サイトでは80W SUPER VOOCフラッシュチャージ対応とアピールしてるので絶対復活するはず。
そうでないと市販品では33WのPD/PPS対応チャージャーしか対応していので非常に残念な結果になります。という訳で充電に関しては80W充電器を再度公式が扱うのか否かで評価が大きく変わってきそう。
電池持ちがめちゃくちゃ良い
バッテリー持ちに関しては文句なしに良い!
レビューをする時は一連の検証が終わると大体20%位までバッテリーが減るけど、同じような使い方でバッテリー残量が50%以上も残ってる。凄い。
ゲーマーも歓喜なバイパス充電に対応
▼なんとバイパス充電に対応!ゲーミングスマホかよ!↓
バイパス充電は本体に直接給電できる機能で、バッテリーの劣化を抑えつつ発熱も軽減してくれる神機能。
案外ゲームだけではなく動画視聴でも電池が減ったら充電して使うことも多く、バッテリーにとって劣化を加速させるような使い方をしている人も多いハズ
ゲームだけでなく動画視聴でもバッテリーが減った時に充電しながら使うことも多いので万人に使って欲しい!
OPPO Reno14 5Gのレビューまとめ
カメラの出来栄えが思っていたよりも良かったですね〜。筆者は犬・猫を撮影することが多いんですが、遠くの猫も望遠カメラで綺麗に撮れるし動き回る犬もLivephotoでベストショットを簡単に撮れて大満足でした。
操作感もハイエンド級のヌルサクですし電池持ちも申し分なし。筐体の質感もフラッグシップ級で高クオリティー。
これでお値段8万円切り。IIJmioなどの格安SIMとのセットでは5万円以下で販売という実績もあるので、手を出しやすいミドルハイスマホかと思います。
OPPO Reno14 5GはFeliCaは要らないけど、ハイエンド級のサクサク動作、綺麗に撮れるカメラ、長時間使えるバッテリー、このあたりを予算10万円以下で求めている人にピッタリなモデルなので、ぜひ検討してみて下さい!
それではOPPO Reno14 5Gのレビューでした。参考になれば幸い!
▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓
■OPPO Reno 14 5G■
初出時価格→79,800円
■MVNO■
▼IIJmio:7月17日10時より販売開始!MNPで79,800円→49,800円!↓
■ECサイト■
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