Xiaomi 14シリーズで最もコンパクトでスタンダードなモデル「Xiaomi 14」がグローバルにやってきた。これは欲しい、欲しいぞ!と思い。中国を向いてくれくれくれと念じていたらメーカーからあげるよとメールがきた。念じてみるものである。
ということでメーカーから貰ったXiaomi 14が届いたので良いところはもちろん、俺が使って「ここは知っとけ!」と思った注意ポイントもしっかり伝えていきたい。
▼まずはパパッと開封。Xiaomi 14の付属品はこんな感じ。↓
- 保護ケース
- 保護フィルム
- 充電器(90W/海外プラグ)
- 充電ケーブル(A to C)
- クイックガイド
- SIMピン
▼充電器は90Wの良いやつが同梱されているが海外プラグなのでプラグ変換アタッチメントを用意しておこう。俺のオススメはカシムラのやつ↓
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スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧
スペック表を表示
製品情報 |
端末名 |
Xiaomi 14 |
発売年 |
2024年2月 |
発売地域 |
海外:SIMフリー
|
メーカー・ブランド |
Xiaomi |
備考 |
Xiaomi 14シリーズ
・Xiaomi 14
・Xiaomi 14 Pro(中国向けのみ)
・Xiaomi 14 Ultra |
対応バンド・周波数・ネットワーク |
3G |
W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 |
5G NR |
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n75 / n77 / n78
ミリ波:非対応 |
Wi-Fi |
Wi-Fi 7 |
Bluetooth |
バージョン:5.4
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / aptX Adaptive / LHDC 5.0 |
SIMサイズ・スロット |
デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 |
ディスプレイ |
サイズ:6.36インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO)
最大タッチサンプリングレート:240Hz |
解像度 |
解像度:2,670×1,200
画面比率:20.5:9 |
画素密度 |
460ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:152.8mm
横幅:71.5mm
厚さ:8.2mm |
重さ |
193g (ガラス) |
本体色 |
ブラック系、ホワイト系、グリーン系 |
システム仕様 |
OS |
Xiaomi HyperOS |
CPU(SoC) |
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約2,021,598
GPUスコア:約847,927
(AnTuTu実機スコア)
|
メモリ/保存容量 |
組み合わせ |
メモリ12GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB |
ストレージカード |
非対応 |
カメラ |
背面カメラ |
トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.6)
②5,000万画素(超広角、115°)
③5,000万画素(望遠、75mm、f/2.0)
手ぶれ補正:光学式(メイン)
センサーサイズ:1/1.31(メイン)
PXサイズ:2.4μm(メイン) |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
カメラ備考 |
Leica監修
Summiluxレンズ搭載 |
機能仕様 |
GPS |
GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC、AGNSS |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応
顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP68
耐衝撃:非対応 |
イヤホンジャック |
なし |
NFC |
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 |
デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー |
バッテリー容量 |
4,610mAh |
充電 |
有線充電:90W
ワイヤレス充電:50W
逆充電:対応 |
ポート |
USB Type-C |
スペック表のソース |
参照元 |
【公式サイト】Xiaomi 14 グローバル版 – mi.com
|
対応バンド早見表を表示
Xiaomi 14グローバル版は技適がありません。技適のない製品を日本で実験的に利用する場合、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請する必要があります。また技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請を行ってもモバイル通信は許可されていません。ガルマックスはレビューにあたり技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に申請を行っています。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。
▼docomo回線の電波バンド対応状況↓
Xiaomi 14はドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。
またXiaomi 14はドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n1・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ドコモの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
◯ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
◯ |
n1(5G NR Sub6/2.0GHz) |
○ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
○ |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 |
◯ |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 |
✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) |
✕ |
▼Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況↓
Xiaomi 14はソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
またXiaomi 14はソフトバンクで提供されている5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n3・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 |
○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
◯ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) |
✕ |
▼au回線の電波バンド対応状況↓
Xiaomi 14はau回線の4Gで重要なバンド1・3・18・26に対応しています。
またXiaomi 14はauで提供されている5G NRのうちSub6のn77・n78に対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
auの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
◯ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
◯ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 |
◯ |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) |
✕ |
▼楽天モバイル回線の電波バンド対応状況↓
Xiaomi 14は楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18・26・28Aに対応しています。
またXiaomi 14は楽天モバイルが提供する5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 |
◯ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
◯ |
Band28A(4G FDD LTE/700MHzz)重要 |
◯ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz)Band28Aを内包 重要 |
✕ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) |
✕ |
ベンチマーク結果を表示
Xiaomi 14のSoCはSnapdragon 8 Gen 3でレビュー機はメモリ12GB、ストレージ256GB。
▼Xiaomi 14の実機AnTuTu(Ver10)スコアは総合が2,021,598点、GPUが847,927点。↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼Xiaomi 14のGeekbench 6はシングルコアが2,151点、マルチコアが6,742点でした。↓
▼PCMark for Androidは17,503点でした。↓
▼Xiaomi 14の3DMarkはWild LifeとSling Shot Extreme OpenGL ES 3.1はMaxed Out!!となった。↓
▼Xiaomi 14のストレージ速度は読み込みが3895.7MB/s、書き込みが3188MB/s。ランダムアクセスは読み込みが1692MB/s、書き込みが1232MB/s。↓
▼バッテリー持ちは14時間19分でした。↓
各種検証結果を表示
機能関連 |
通知ランプ |
◯:画面の左右が光る |
指紋認証 |
○:精度・速度共に良好 |
顔認証 |
○:精度・速度共に良好 |
アプリクローン |
○
名称は「デュアルアプリ」 |
独自システムクローン |
○
名称は「セカンド・スペース」 |
クイックランチャー |
○
名称は「サイドバー」 |
戻るボタン入れ替え |
○:デフォルトは右 |
ジェスチャー操作 |
○ |
MicroSD |
MicroSD非対応 |
便利機能 |
赤外線リモコン、心拍数測定など |
ディスプレイ関連 |
Widevine |
L1(高画質)
NetflixもL1 |
高リフレッシュレート |
最大120Hz:120Hzと60Hzに固定可能 |
サウンド・スピーカー関連 |
スピーカー |
デュアルスピーカー |
Bluetoothコーデック |
SBC:○
AAC:○
apt-X:○
apt-X HD:○
LDAC:○
apt-X Adaptive:○
※実際にBT機器を接続して接続を確認 |
カメラ関連 |
構成・画素数 |
5,000万画素(メイン)、5,000万画素(超広角)、5,000万画素(望遠)。3,200万画素(インカメラ) |
撮影モード |
プロ、映画、ビデオ、写真、ポートレート、ドキュメント、夜景、50MP、パノラマ、ショートフィルム、スローモーション、タイムラプス、長時間露光、スーパームーン、監督モード |
ズーム |
2倍と3.2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大60倍まで対応 |
シャッター消音 |
○ |
マニュアル設定 |
ISO:50〜12800、WB:2000〜8000、SS:30〜1/8000、露出:-4〜+4 |
動画解像度 |
8K/24FPS、4K/60FPS・30FPS・24FPS、1080P/60FPS・30FPS、720P/30FPS |
手ぶれ補正 |
対応 |
バッテリー関連 |
電池持ち |
14時間19分 |
ゲーム関連 |
原神 |
デフォルトは「中」設定 |
PUBGモバイル |
スムーズ+90fpsでプレイ可能
※検証では90fps設定でも上限60fpsで動いてた。謎 |
ゲームモード |
○ |
LRボタン |
非対応 |
感圧ボタン |
非対応 |
モーションコントロール |
非対応 |
レティクル表示 |
非対応 |
純正アクセサリ |
非対応 |
フローティングブラウザ |
対応 |
誤タッチ防止 |
非対応 |
巻き戻し録画機能 |
非対応 |
内蔵空冷ファン |
非対応 |
バイパス充電 |
非対応 |
マクロ |
非対応 |
リアルタイム表示 |
FPS:✕
CPU使用率:✕
GPU使用率:✕
電池残量:✕
温度:✕
予測電池残量:✕
時刻:✕ |
▼Xiaomi 14が対応するセンサーは以下の通りである。↓
スタンダードなサイズで扱いやすい
▼サイズ感は普段使ってるiPhone 15 Proと似た感じ。Xiaomi 14はちょっと縦が長い。↓
サイズについては好みもあるので良い・悪いはないけれど、日本はiPhone大国だからiPhoneで言えばiPhone 12、13、14、15あたりのサイズが使いやすい!って人はXiaomi 14は結構良い線いってるんじゃなかろうか。
▼筐体のデザインは側面がフラットだけど背面パネルの際は丸みを帯びている独特な形状をしている。↓
▼手に当たる部分は角も含めて丸いので見た目よりも持ち心地はずいぶん良い。↓
ただ、めっちゃ滑る。危うく落とすところだった。
まあ背面パネルはサラサラしているおかげで黒色でも油脂の付着は目立たないけれど。でもちょっとスベスベしすぎて怖いからケース付けておこう。
▼ってことでケースを付けてみた。付属品としては質感も良い感じだしこれで十分だわ。↓
ケースなんかつけねーよ!男は黙って裸族だ裸族!って人にアドバイスするなら、まあ滑って落とさないように気をつけるんだ。まじ滑りやすいから。
▼その他で俺が気になったのは指紋センサーの位置が低いこと。いっつも思うんだがもっと高くできんのか?スマホで一番使う機能だから結構気になってしまう。↓
性能は超高いけどアッチッチ
Xiaomi 14は同シリーズで最もスタンダードなモデルなんだけど普通にハイエンドなんで搭載するSoCも執筆時点で最強のSnapdragon 8 Gen 3を搭載している。なので重量級ゲームもどんと来いである。
▼Snapdragon 8 Gen 3の動作については以下を参考にしてみて。同じSoCだから大体似たような動作だった。↓
Snapdragon 8 Gen 3のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ
まあここまでは良いんだけど検証していたらアッチッチなのだ。気になってAnTuTuを回している時に側面のフレームの温度を測ってみたら40度近い。
いやいや、筐体が熱くなってるってことは言い換えるとしっかり放熱出来ているんじゃ?と思ったが・・・
▼AnTuTuを3回連続で回してみた結果はこんな感じ。高負荷状態が続くとスコアがガタ落ちしていた。↓
ほとんどのスマホは3回連続でAnTuTuをぶん回すとスコアは低下するんだが、Xiaomi 14は落ち幅が大きい。
ベンチマーク中はCPU・GPUをぶん回すからSoCはアッチッチになるんだけど、2回目と3回目はベンチ中に温度が低下しているのがグラフで分かるはず。たぶんこれサーマルスロットリング(熱で壊れないように性能を制限するやつ)が発生してる。
ちな室内温度が18度で測定してこれだからな。
夏場の屋外だとカメラとか発熱で機能制限される気がプンプンする。あと原神みたいな高負荷ゲームも発熱対策をしっかりしておかないとフレームレートが極端に落ち込む恐れがある。こりゃ発熱対策はガッツリやったほうが良いんじゃなかろうか。
でも冷えピタ貼るのはだめよ。あれ結露しちゃうから。
LTPOに対応したディスプレイで常時表示もOK
OLED(有機EL)を採用したモデルはかなり多くなってきたけど、LTPO対応パネルを搭載しているモデルって結構少なかったりする。
Xiaomi 13はLTPO非対応だったけれど、Xiaomi 14ではやっと対応したのだ。
▼なので常時表示もOK。視線を向けるだけである程度の情報を確認できるので地味だけどめっちゃ便利。↓
▼ちな常時オンディスプレイの機能は対応していても機種によっては「タップ後10秒」しか選べない場合もあるが、Xiaomi 14はちゃんと「常時」を設定できた。↓
LTPO対応モデルは1Hzまで落とせるモデルもあるけれど、調べてみたらXiaomi 14は10Hzまでらしい。
なので1Hzまで落とせるモデルよりも消費電力が高くなると思うが、今のところ日常使いで支障がでるような電池の減り方では無いのでまあ良いかと常時オンで使ってる。
驚きは少ないけれど堅実なカメラ
Xiaomi 14のカメラはXiaomi 13から結構パワーアップしているのだ。
超広角、広角、望遠の構成は変わらないけれど全て5,000万画素(望遠の写真モードは3,200万画素記録となる)となり、メインの広角カメラはセンサーにLight Fusion 900を採用するだけでなく、超明るいレンズを搭載したことでSummiluxの名を関するモデルとなった。
一方、上位モデルのXiaomi 14 Pro(これは中国版のみ)やXiaomi 14 Ultraが搭載する可変絞りには対応していない。なのでギミック的な驚きは少なかった。
とは言え実に堅実なカメラで、ハイエンドらしく昼夜問わずどのカメラでテキトーに撮っても、それはそれは綺麗に撮れる。
▼ちなみに写真はLEICA印のVIBRANDかAUTHENTICを選べるようになっていた。↓
俺はパッと見が爽やかに感じたVIBRANDに設定した。この設定はカメラUIから簡単に変更できるので切り替えながら撮影を楽しむことも出来る。
▼まずは広角から。左がXiaomi 14で右がiPhone 15 Pro。Xiaomi 14はとっても爽やかに撮影できた。↓
▼続いては超広角。左がXiaomi 14で右がiPhone 15 Pro。超広角も色鮮やか。↓
▼気になったので超広角と広角を比較。ほぼほぼ色味は変わらず。このあたりもハイエンドだなって感じである。↓
▼これはマクロモードで撮影した写真。マクロって安いスマホだとピント合わせが難しいんだけどめちゃくちゃ簡単に撮影できた。実にイージー。↓
▼広角で撮影。f値の低い(明るい)レンズなだけあり、ボケ味も凄くてスマホで撮影した写真かよって思った。↓
▼望遠カメラは10cmまで近づけるのでこんな写真も簡単に撮影できてしまう。望遠カメラを使っているのでボケ味も一段と凄い。ちな人物でもこんな感じで背景がボケる。↓
▼超広角、広角、2倍、3.2倍で並べてみた。2倍もすごく綺麗だし、光学望遠での画質も凄く良い。↓
▼逆光でもしっかりHDRが効くので撮影シーンを選ばない。↓
▼料理撮影でちょっとボケすぎるなと感じたら2倍(46mm)での撮影がおすすめ。左が広角(標準の23mm)、右が広角(2倍の46mm)。↓
そうそう、設定から上記のような撮影情報を含む透かしをいれられるんだけど、これはあとから編集で消したりも出来るようになってる。
続いては夜に撮影した写真をチェックしてみよう。
▼まずは広角から。左がXiaomi 14で右がiPhone 15 Pro。Xiaomi 14は昼間と同じく色が鮮やか。↓
▼続いては超広角。左がXiaomi 14で右がiPhone 15 Pro。同じように撮影しているけれどXiaomi 14はずいぶんシャッキリしていて綺麗。↓
▼次は望遠。左がXiaomi 14で右がiPhone 15 Pro。これはあまり差はないかな。↓
次は動画時の手ぶれ補正をチェックしてみる。
▼いつも通り1080P/60FPSで撮影。これはデフォルト状態だけど歩き撮影でも十分なブレを軽減してくれた。↓
手ぶれ補正はデフォルト状態でもめっちゃ強力なんだけど、さらにスーパー手ぶれ補正/Proも選択できる。が、画角が狭くなったりと制限も出てくるのでシーンに応じて選ぶのが良さそう。俺はデフォルトで十分だわ。
というわけでXiaomi 14のカメラはあらゆるシーンで簡単に高クオリティーの写真が撮影できる堅実なカメラだった。
俺はパッと取り出して撮りたいものをサクサクと綺麗に撮れるカメラが好みだが、Xiaomi 14なら全く問題ない。普通にiPhone 15 Proから乗り換えたい。
動画視聴やWEB閲覧が中心なら電池持ちは凄く良い
Xiaomi 14はバッテリー容量が4,610mAh。最近のAndroidスマホは5,000mAhを搭載するモデルも少なくないので・・・ちょっと心配である。
俺はスマホでゲームはほとんどしなくて、動画視聴とWEB閲覧が中心なんだけど、いつも通り使ってみたら・・・電池持ちが良くてびっくりした。容量少ないからもっと減り方が早いと思ってたんだけどな。普通に丸1日余裕。
ちなみにPCMarkでのバッテリーテスト結果はベンチマークの項目に掲載しているが、14時間19分と良好な結果。ディスプレイサイズが小さく解像度もHDクラスなのでXiaomi 14 Ultraよりもバッテリー持ちが良い結果となった。
▼あと90W充電にパワーアップしているのもGood。120Wの神ジューデンには敵わないけど90Wも普通にすんごく早い。短時間でガッと充電できるのは良い。↓
ワイヤレス充電にIP68の防水防塵対応がありがたい
先に言っておく。これ海外のスマホだからFeliCa非対応なのでおサイフケータイは使えない。潔く諦めるんだ。
で、その他に対応の有無でスマホの使い方がガラッと変わるのが「ワイヤレス充電」と「防水防塵」である。
ワイヤレス充電なんて使い始めるとなんでもワイヤレスにしたがる。デスク横のスタンドもカーホルダーもモバイルバッテリーもワイヤレス万歳!防水防塵も最高等級のIP68対応なら豪雨でもまったく意識しないで使い続ける。
これらワイヤレス充電と防水防塵に対応しているスマホを使っている身からすると、いまさら無い生活になんて戻れん。無理。ってのが正直なところ。
まあこうやってランクを下げられない罠にハマっている訳だけど、Xiaomi 14なら大丈夫。ワイヤレス充電も防水防塵も対応している。スマホの扱い方を変えずに済むってのは結構デカイ。
Xiaomi 14の注意点まとめ
俺が使って良かったと思ったのは以下。
ここは良かった
- 扱いやすいサイズ感
- 何をするにも快適な超絶性能
- テキトーに撮っても綺麗に撮れるカメラ
- ちゃんと常時表示できるディスプレイ
- 動画視聴とWEB閲覧時の電池持ち
- ワイヤレス充電と防水防塵に対応
ここは知っておけと思った注意点は以下。
ここは知っとけ注意点
- 海外モデルだから技適無い
- 指紋センサーの位置が低くて使いにくい
- めちゃ発熱するから冷却対策は必要
普通にフラッグシップハイエンドなので注意すべき点は少ないが、Xでも騒いでいた通り発熱だけはちょっと無視できない。このレベルだったら夏の屋外での撮影やゲーム時に何かしらの冷却対策が必須かと思った。
全体的な印象としては、すべて5,000万画素のカメラになっていたり、LTPO対応のディスプレイになっていたりとXiaomi 13 Proの仕様が結構落ちてきた感じが強かった。Xiaomi 13からだとカメラなんて大刷新されていて相当パワーアップしている。
何かに特化しているスマホと違ってXiaomi 14は尖った部分があまりないけれど、超絶優等生なスマホって感じなので、「日常的に使うスマホ」としては最高ランクの製品とも言える。サイズもスタンダードで扱いやすいし、あらゆるシーンでサクサク&滑らか、カメラは意識せずともキレイに撮れる。最高じゃないか。
ライバルとなりそうなのがGalaxy S24やiPhone 15 Proあたりかと思うけど、これらと殴り合いできるくらい完成度は高い。さすが世界シェア第3位のXiaomiフラッグシップモデルといったところである。
ちなみに俺もいろんなスマホを持っているけれど、手元で日常的に使うスマホって「扱いやすいサイズ感」「サクサク動くパワー」「テキトーでもキレイに撮れるカメラ」を備えるXiaomi 14みたいな立ち位置のモデルを好んで使っている。
なので、Xiaomi 14って俺にとってはメインスマホの座を狙えるもので、実はグサグサと刺さりまくっていた。同じような考えの人ならぶっ刺さるはず。
残念でならないのは執筆時点で日本でのリリースがアナウンスされていないこと。なんでやXiaomi!出してくれよ!!!!というわけで是非ともFeliCaに対応して(LEICAロゴもそのままで)日本に投入して欲しい。マジで。
■Xiaomi 14 グローバル版■
初出時価格→999ドル(12+256GB)
初出時価格→1,099ドル(12+512GB)
▼[AliExpress(リーベイツ対応!忘れずに)]↓
■保護フィルム■
▼Xiaomi 14の保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがあるのでおすすめ!↓
【今月のクーポン】GA240901JSN1WXHkgzQx
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
▼2024/04/16追記:Xiaomi 14 Ultraのグローバル版レビューも公開しました!↓
【レビュー】Xiaomi 14 Ultraを触ってカメラフォンとしての格の違いを見せつけられた